クズネズミが廃病院に行くそうです。

ざぶんと和泉@エイプリルフールから復活 @betu0104

#ロウレス生誕祭2016 ハイド｢今日はオレの誕生日っス！皆にも沢山お祝いしてもらって嬉しいッス！でもどうせサーヴァンプ家やみそのとで弄られんだろうなぁ｣ リヒト｢おいクズネズミ｣ ハイド｢リヒたん！もしかしてプレゼントを｣ リヒト｢今日は誕生日ネタはなしだ｣ ハイド｢え｣

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ハイド｢それって痛い思いしなくていいって事っスか！？｣ リヒト｢そうだな｣ ハイド｢わぁい！二倍嬉しいッス！｣ リヒト｢その代わり、お前に行ってもらいたい場所がある｣ ハイド｢行ってもらいたい場所？｣ リヒト｢冗談みたいな前髪の奴に頼まれてな｣ ハイド｢あ、嫌な予感する｣

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ハイド｢ハッ！まさか天神小じゃ！？｣ リヒト｢残念だな、違う場所だ｣ ハイド｢残念じゃないっスよ！｣ リヒト｢資料とハンディカムを渡しておく｣ ハイド｢この感じだと調査とかスか？｣ リヒト｢時間がない、車も用意してあるから行ってこい｣ ハイド｢(変な儀式とかじゃなくてよかった)｣

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ハイド｢でも運転めんどい｣ リヒト｢大丈夫だ、運転手がいるからお前は運転しなくていいぞ｣ ハイド｢行くのは強制なんスね｣ ▼ハイドは車のドアを開けた！ ハイド｢こんにちはッス｣ ▼運転席には上着の前を開け、クソイッタイタンクトップを着たイタイ人がいた！ ▼ハイドはドアを閉めた！

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ハイド｢り、リヒたん｣ リヒト｢大丈夫だ、とりあえず行ってこい｣ ハイド｢そんなわけわかんないとこ行くくらいなら渋谷行きた｣ ？？？｢渋谷怖い！｣ ハイド｢！？｣ ？？？｢ハッスルハッスル！マッスルマッスル！！｣ ハイド｢｣ リヒト｢いいから行ってこい｣ ハイド｢ア、ハイ｣

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サーヴァンプ家 クロ｢・・・？おいハイドはどうした｣ ヒュー｢何でも違うネタの方に放り出されたらしくてのぅ、暫くは帰ってこないとの事じゃ｣ クロ｢そうか｣ 椿｢寂しくなるね｣ クロ｢ハイドの誕生日で行こうと思ってたけど仕方ねえ、ハイド抜きで行くぞ｣ 椿｢何処に？｣ クロ｢ユニバ｣

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みそのとっ 御園｢む、ハイドは休みなのか？｣ 真昼｢何でも違うネタの方に駆り出されてるらしいぞ｣ 御園｢残念だ。アイツの誕生日の為に用意したというのに｣ 桜哉｢何用意したんだ？｣ 御園｢某テーマパークを金にモノを言わせて貸切にしたんだが、仕方ないハイド抜きで皆で行こう｣

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その頃ハイドは、クソプを着たグラサンの運転手と共に、目的の場所へと向かっていた。 今回調査として行く場所は、山岳地帯にある隔離施設｢マウントマッシブ精神病院｣との事。元ネタがわかる人は、国が違うじゃねぇかよ、とか言っちゃダメ。 ハイド｢ダメッス。ヤバイ位怖い臭いがプンプンする｣

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ハイド「(オレいっつもこうッスよ！もう信じられないッス！誰も信じないッス！)」 ？？？「こんにちは！」 ハイド「おひゃぁ！！誰、ってあれ？さっき見たような」 運転手「何だ十四松、ついてきたのか」 十四松「うん！」 ハイド「え、知り合い？ってレベルじゃない！顔が同じだ！怖い！」

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▼全てに怯えながら、ハイドの願いも虚しくマウントマッシブ精神病院に着いてしまった！ ハイド「うぅ、凄く気持ち悪い」 運転手「悪いな、どうも視界が悪くてな」 ハイド「グラサンかけてるからじゃないスか？」 十四松「はい！これ！」 ハイド「これ・・・天使バッグ？何で？イミワカンナイ」

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十四松「困った時はこの鞄の中の物を使えって天使さんが言ってた！」 ハイド「リヒたん！」 運転手「おっと、これを渡し忘れる所だったぜ」 ハイド「イヤホンタイプの通信機ッスね！テレビとかでも見た事あるッス！」 十四松「つけてあげるね！」 ドブシッ！ ハイド「耳がああぁぁぁ！！！」

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運転手「それじゃあ俺達は帰るからな」 ハイド「えぇ！？待っててくれないんスか！？」 十四松「明日新台が入るから一番に行かなきゃいけないんだ！」 ハイド「パチンコ！？オレの命パチンコよりやっすいの！？」 運転手「共にいることは出来ないがサポートなら出来るぞ」 ハイド「(白目)」

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▼ハイド1人を置いて、運転手と十四松は帰ってしまった！ ハイド「薄情ッス！酷いッス！」 リヒト【どうしたハイド】 ハイド「リヒたん！？」 リヒト【どうやら着いたみたいだな。それじゃ早速中に入ってくれ】 ハイド「え、そんな、もうちょっと待って」 リヒト【いいから行け！】 ハイド「」

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▼ハイドは涙目になりながら、ハンディカムを構える！ ハイド「パッと見は普通ッスね、門は・・・小さいのが開いてるッスね、入るッス」 リヒト【どうだ、何かあるか？】 ハイド「何でかわかんないスけど装甲車がある」 リヒト【病院に装甲車だと？】 ハイド「もう帰り」 リヒト【駄目だ撮れ】

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ハイド「いやだぁあぁ！！もうお家帰る！！！」 リヒト【まだ入ったばっかだろうが！弱音を吐くな！】 ハイド「だってここただの病院でしょ！？何でこんなのが何台もあるんスか！？絶対おかしい！オレ帰りたい！！」 リヒト【この調査に成功したら何でも叶えてくれるらしいぞ！】 ハイド「頑張る」

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ハイド「よーし、頑張っちゃうッスよ！」 リヒト【その意気だぞ】 ▼ハイドは息を呑み、病院のドアを押した！ ハイド「あれ？」 ▼押して開かないので引いてみた！しかし開かない！ ハイド「開かないッスね」 リヒト【そうか、中はどんな感じだわかる限りでいい】 ハイド「よく見えないッス！」

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リヒト【使えねぇなお前は】 ハイド「そんなぁ！」 リヒト【だが開かないなら仕方ない、他に入れる場所を探すしかないな】 ハイド「えぇ～」 リヒト【頑張るんだろ？なら探して来い】 ハイド「言ったけどさぁ・・・うぅ」 ▼泣きごとを言いながらもハイドは他に入れる場所を探しに行く事にした！

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ハイド「んー・・・あ！裏口っぽいの見つけたッス！」 ▼入ろうとノブを回すが、やはり開かない！ ハイド「ここも駄目ッスね」 リヒト【窓はどうだ？どこか開いてる所があれば、悪魔のお前であれば一っ飛びでおちゃのこさいさいだろ】 ハイド「リヒたん何処でそんな言葉覚えてきたの！？」

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▼暫く探していると工事現場などでよく見る足場が設置されている場所を見つけた！ ハイド「ここから入れそうッスね！」 リヒト【よく見つけたな、気をつけて行けよ】 ハイド「了解ッス」 ▼ハイドは梯子を登り、足場を渡ったり、ない所は飛んで行ったりなどして、窓が開いている場所まで着いた！

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ハイド「着いたッス・・・って暗っ！何これ怖っ！」 リヒト【暗い場所では積極的に暗視機能を使って行けよ】 ハイド「了解、って電池の消費早っ！」 リヒト【使えば減る、当たり前だろ】 ハイド「そうだけど！」 リヒト【まぁ電池はその辺に落ちてたりするだろ】 ハイド「ンなわけねぇだろ！」

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ハイド「んー、暗視機能使ってもやっぱ暗くて見えずら・・・あぶっ！」 ▼近くにあった木材にぶつかりこけるハイド！ リヒト【おい何してんだ、カメラは無事なのか】 ハイド「オレの心配よりカメラなの！？ンもう、信じられないッス・・・あ、資料も落としちゃったッス」 リヒト【馬鹿野郎！】

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ハイド「そんな怒んなくたっていいじゃないスか！」 リヒト【大事な資料なんだぞ、それがなくなったらお前の首がなくなると思えよ】 ハイド「ひぃっ！」 リヒト【む、そうだ、その資料にはちゃんと目を通したのか？】 ハイド「見たっスよ、たしか警備員の人が内部告発したっていう・・・ん？」

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▼ふと、ハイドが窓を見ると風に乗って何かが部屋に入ってきた！ ハイド「んん？なんスかねこれ」 リヒト【何だ、何を見つけたんだ？】 ハイド「緑色の・・・何か、レタスを彷彿とさせる何かッス」 リヒト【緑色？レタス？よくわからんが、一応持っていっとけ】 ハイド「了解ッス！」

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▼レタスを彷彿とさせる何かを天使リュックに入れた！ リヒト【じゃ、調査再開だ。部屋はどんな感じだ？】 ハイド「所々がボロボロ。大分荒れてるッス」 リヒト【何かあったっていうのは間違いじゃなさそうだな・・・よし部屋を出て他に何かないか調べてくれ】 ハイド「気合入れて、行くッス！」

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▼周囲を警戒しながら、廊下を覗き込む。やはり廊下も荒らされており、物が散乱していた。 ハイド「向かいの部屋も見てみるッス・・・うわ、やっぱボロボロッス」 リヒト【にしても誰もいないんだな】 ハイド「確かに、誰か１人くらいいても」 ▼すると劈くような音がハイドの耳を刺激する！