ドボク鎮守府　夏下半期まとめ

まも（C102お疲れさまでした） @Kojimamo

艦娘を絶望の水底からサルベ―ジせよ 艦船に限らずありとあらゆる港湾・飛行場・離島を 深海の渦より復興させよ 押し寄せる深海棲艦の津波を土木戦で海岸防護せよ それが 　　Ｄ　計画 「ドボク計画」 #ドボク鎮守府

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水着姿の駆逐艦が立つ執務室の窓からは昼間障害標識の紅白に彩られたジブクレーンの腕が見え、奥には夏の太陽の熱をその肌に貯めている鼠色のハンマーヘッドクレーン…。 凄いぞ！これが21世紀の艦船擬人化と起重機文化の融合だ！ #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/DYmDQvfp2J

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浚渫船五祥 「大丈夫？」 「おっぱい揉む？」 ドドドドド pic.twitter.com/iwvbEReqdw

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#ドボク鎮守府　のガッコンドッコンを見守るフォロワーさんの方々のイメージ 「なにこれ　こんなの見たことない」 pic.twitter.com/uhR8LXnSRv

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千歳「提督、何かお呑みになりますか？」 提督「静岡の相良油田の世界的にも希な軽質油を400ガロン」 千歳「…あのお酒は…」 提督「わたし呑めないの」 千歳「え？」 提督「呑めん。だから国産油田のアブラ頂戴」 #ドボク鎮守府

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千歳は土木屋の親方ならぬ提督なら、お酒を貯油タンク１基ごと飲み干そうだという先入観があった。残念、提督は五度のオーバホールを経て体内も精神も改装されてしまい、リプレイス手術の影響で酒を受け付けない船体にされてしまったのだ。 #ドボク鎮守府

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「千歳のその外套。激しく既視感があると思ったらアレ。★界の断層とかなんとやらのスペースオペラに出てくる「快速アーバンによる人類帝国」に出てくる軍人の軍衣によぉく似とるの」 提督が黒のポンチョをまじまじと見つめて言った #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/2WrkxDUsZs

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千代田も呼んでみた。 「雨の日…。電磁投射砲が降り注いだあの雨の日…」 なにそれ怖い 「ちょっと退屈…ラフィール…じゃなくてラファール載せたんだけど、何してるのかな？」 勝手にジェット機載せるんじゃないよ！ #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/Y7qcvbNwIK

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「ラファールを載せるが良い！ラファールを載せるが良いわ！！」 マルチロール戦闘機を載せよと暴れる千代田を、姉の千歳とともに執務室の外の平面宇宙へと追い出す。 「なんなんだ…いったい」 「アブリアルの導きかもしれません」 「また時空干渉か…」 #ドボク鎮守府

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千歳・千代田の季節限定グラフィックの黒い雨衣は 星界の紋章シリーズのコラボを示唆する可能性が微レ存…？ pic.twitter.com/OTJ3bYChtn

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日光を目指した武州鉄道の廃線跡が、東北縦貫道の敷地に再利用されているというので鉄ヲタをこじらせた朝潮と自転車を転がしながら見にゆく。 #ドボク鎮守府

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トラックやトレ―ラー、高速バスたちが行き交う側道を北埼玉からひたすら南下。 梨畑や水田、物流団地を脇目に。 かつての終点駅だった武州大門駅に辿り着く。 そこは高速道路の車線が横に膨れ上がりゲートを何百台もの自動車が川の堰に留められた水流のように流れを緩めていた。 #ドボク鎮守府

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「…」朝潮は持参した古地図のコピ―と現代地図を見比べながら険しい顔で呟く。 「確かにここのようですが、大変貌を遂げております司令官」 「武州鉄道はここで命運が尽きた…。埼玉の片田舎から帝都を目指してレールが途切れちまった」 提督はMAXコーヒーを飲み干す。 #ドボク鎮守府

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「武州鉄道は悲運だったかね？朝潮」 「…町民鉄道ゆえの資金繰りの悲劇と計画が悪かったのですか…」 朝潮は悲しそうな顔をする。 #ドボク鎮守府

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「あたしゃァ、武州鉄道は死んで骸を残したけど、ドボクの糧になってくれたと思う。彼女の意思は今この足元にあるよ」 「埼玉高速鉄道線でしょうか？」 「それもあるね、帝都の方からこちらに来てくれた地下鉄も武州鉄道の生まれ変わりかもしれん」 #ドボク鎮守府

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地下鉄はドボクだ。 海の上の兵なのに、穴掘り狂が集まる海軍設営隊の連中には堪らん。 しかし、それもちょいと違うと提督は二人が立つ高速道路を跨ぐ陸橋の下を指差す。 「東北縦貫道も武州鉄道の意思を継いでいると言ったら変かね？」 朝潮はポカンとした顔を此方に向けた。 #ドボク鎮守府

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「武州鉄道は帝都だけでなく北、日光への延伸計画をも企てていた。今、東北縦貫道と日光宇都宮道路で彼の地へつながり、いろは坂も通りゃァ東京と中禅寺湖がクルマで2時間だ。鉄道でダイレクトシュゥウウウウウト！出来んのが残念だがね」 提督は入間茶の缶を飲み干して口を拭う。 #ドボク鎮守府

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「鉄道も高速道路もそして艦娘もドボクだよ。武州鉄道の最期はどうだったか知っているかね？」 「さよなら列車が走ってお別れ式で…」 「違うよ、もっと哀しいさ…」 そういうと提督は朝潮の耳に自分の操縦室（脳）からの有線をそっと繋げた。 #ドボク鎮守府

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「お前の艦橋OSへ武州鉄道の最期を見せてやる」 ZAZAAA… #ドボク鎮守府

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＜＜海どころか荒川までたどり着けずに、蓮田から南へ南へと帝都を目指して伸ばしてきまたが、川口市の農村地帯で線路が途切れてしまった。 が、それでも諦めない武州鉄道…。＞＞ 田口トカレフ氏のナレで流れる白黒の資料映像が朝潮の艦橋に流れ込む。 #ドボク鎮守府

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＜＜武州鉄道の夢の一つが北関東と東京湾との水陸連絡。線路延伸が進まない中、むしゃくしゃした会社幹部は帝都の港から平底船を貸しきって荷を運んだ。周囲から冷やかされる中、荒川を北上する舟に寝そべっていた幹部の心中やいかに…＞＞ 艀娘の背負子に背負われる背広の社長の姿… #ドボク鎮守府