実話怪談で体験者の名前を匿名/仮名にするかしないかは著者の判断だけど、僕が関わってるものは原則として全て匿名/仮名にしていて(当人の要望や要請がある場合を例外として除く)、これは「体験段の提供者の、実生活を破壊しないため」。
2016-07-26 16:21:19「いい大人が幽霊見たとか、頭おかしいんじゃないの?」って事情を知らない顔見知りに言われたらその人の人生終わっちゃいかねないから。 また、ネットの拡大と普及で、事情を知らないアカの他人が体験者を追い詰めかねないから。
2016-07-26 16:22:51だから、書かれた内容について著者がその責を負う、批判も疑念も著者が引きうける、そのために体験者の名前は伏せる、っていうスタイル。体験者やその家族に「疑念を持った批判的な他人」の悪意や善意に基づく指弾が影響が及ばないようにするためには必要なことで、事件報道での匿名報道もこれに近い
2016-07-26 16:24:35出るよ。以前はそれでも「著者に直接聞き出さないと、体験者の所在は分からない」からなんとかなってたけど、今は体験者自身が情報発信したりしてることが多いので、懐疑論者がイナゴのように押し寄せたりとかしかねない。 QT @tentousho: @azukiglg ああ、やっぱりとげった
2016-07-26 16:25:43@azukiglg 「頭がおかしい」とか、「後ろめたい」とか、「悪趣味」とか、どんだけ背負い込めば赦されるんでしょうか?!
2016-07-26 16:25:34一番いいのは、「そんなものいるわけないし、自分は何も見てないし、幽霊は信じてないし、信じてる奴は頭がおかしい」と、他人と一緒になって批判する側に回ることで、いじめっ子にならないためにいじめ加害グループに加わるのに似てるよ QT @PhilManzanera_:
2016-07-26 16:26:46体験談聞いて実話怪談を書くというのは、恐らくなんの救済にもなってないとは思うけど、「否定されずに聞いては貰える」という告白、吐露の機会に役立ってはいるかもしんない。それが「書かれるかどうか」は二の次。
2016-07-26 16:28:07