ざっくり近代～現代経済史のまとめ

ミテク @miteku62

非常にざっくりとした近代の経済史の流れです。 内容は政経で大学受験した高校生レベル～経済の大学1年生レベル位の知識でかなり乱暴にまとめてる。 マクロ経済学的に考えれば本来やるべき政策は決まってるが、それに変なバイアスをかけて報道されて混迷してるのが現代社会なのよね。

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経済学が経済学として確立されたのはせいぜいここ100年~150年ぐらい前なわけ。 そして学問になるには観察と分析が必要なのだが、その統計データを効率的にかつ莫大に精査できるようになったのが、ここ70年ぐらいのお話。 大体その70年ぐらい前から、経済学を使った国家運営が始まった。

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1940年代の経済学は、資産家（貴族）ＶＳ国王（国家）が根底にある。国王の一言で資産家は財産を吐き出される恐れ（増税）があったし、国王は資産家のケツに敷かれつつあった。 この争いに対して経済学は「市場のままに従えば勝手に調整されるから規制撤廃しろ！」といい、利権（商人株）を潰した

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@miteku62 ミス1840年代

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この時の経済は、「市場の神の見えざる手が調整してくれるから収まるところに収まる」路線を突き進めまくった。 そうすると、自然任せ（放置）だと作物が全滅するのと同じく、市場が大いに荒れまくり世界大恐慌が起きた。それを解決するために世界で殴り合いも発生した。

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そんな「市場任せ、天の神様任せな市場運営は拙かろう」と市場を操作すべきだという考え方が、ケインズ理論。規制や国家の金の支出で市場を落ち着かせればみんな幸せになれるやろと言う事だ。 実際、ケインズ理論は非常に上手くいった。農業やる時に肥料を入れたらよく作物が育つのと似たような感じ。

ミテク @miteku62

ケインズ理論でガンガン推し進めてたら、国家の借金がガンガン増えていった。作物がたくさん採れるからと後先を考えずに肥料をぶち込みまくったような物。 「国の借金を減らすため肥料のぶち込みを止めよう！」ってやり始めたのが1980年代から

ミテク @miteku62

そうなるとどうなるかというと、急転直下景気が一気に悪くなった。 今まで肥料をまいていた畑に肥料まかずに作物育てたらそりゃ例年より取れないのは当たり前。 でも、みんな同じぐらい取れるor数年たてば元通りになる…。と信じていたが、そうはならなかった。

ミテク @miteku62

慌てて肥料をまいて（財政出動）大体の世界は事なきを得た。 だが、肥料をまいても今まで通りとは全然いかなかった。 というか、肥料の量が膨大に膨れ上がることになったんだ。 なので必死に肥料の量を減らしつつ最大の効果を得るためにはどうしたらいいのかと苦心してるのが、2000年代。

ミテク @miteku62

ここ最近の国際情勢はこの肥料の巻き方がうまくいっている国と上手くいっていない国の差が出てきてる感じ。 そして肥料の巻き方がうまいから国民は幸せなのかと言われると、それは全く別の話なので議論はしない。 寄生植物のように他国の栄養を吸い取って大きく花を開かせてる国もあるし。

ミテク @miteku62

そして、この肥料の巻き過ぎ問題なのだが、むろん無駄な捲き方は作物を弱めるので以ての外だが、「もっと捲いても大丈夫なんじゃね？」という考え方がぽつぽつと現れ始めている。 アダムスミス（夜警国家）⇒ケインズ（規制国家）⇒反ケインズ（新自由市場）⇒イマココ！　って感じ。

ミテク @miteku62

さっきつぶやいたのはホントに乱暴にまとめてる。肥料の撒きすぎで起きた不況もあればそれ以外の要因もある。 年代もザクッとやったのでぶれてる部分や間違いもある。大まかな世界の考え方と認識して欲しい。 そして、前の時代の考え方の人もまだまだいるし新しい考え方が必ずしも正しい訳ではない

ミテク @miteku62

ちなみにマスメディアとか官僚は反ケインズ派の人はまだまだ多いのよ。彼らが学んだ時は反ケインズが主流だったからね。 てか、ケインズの失敗を体験した世代でもある

ミテク @miteku62

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