前巻まとめ
今巻概要
グレッグ・イーガン『エターナル・フレイム』山岸真・中村融訳(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)は、24日水曜ころから発売になります。電子書籍も今月末配信予定。
2016-08-21 17:21:12イーガン『エターナル・フレイム』は、(その1) ・『クロックワーク・ロケット』の主人公たちの曾孫世代の話で、基本設定は前作で説明ずみというスタンス。 ・生物学者、天文学者、物理学者の3人が主人公の章が(途中までは)順番に出てくる。各パートの話自体はこの巻のみでほぼ完結。
2016-08-21 17:21:48イーガン『エターナル・フレイム』は、(その2) ・ストーリーの核は地道な実験が連続する生物学パート。まさか前巻のアレが伏線だったとは…。 ・シンプルすぎる宇宙機で小惑星に降下したり、回転する人工天体の地表で活動したりする場面もあるので、リアル宇宙開発系SFファンもぜひ。
2016-08-21 17:22:24イーガン『エターナル・フレイム』は、(その3) ・物理学者の章は科学史級の天才たちが議論を通して科学史級の発見にいたる場面の連続。イーガンSFの中でも最ハードですが、興味のある人は絶対わくわくするし、そうでなくてもシン・ゴジラの会話スピードで読むときっと楽しい。
2016-08-21 17:23:10イーガン『エターナル・フレイム』は、(その4) ・巻末に前巻同様作者による補遺とあとがきがあるほか、前野[いろもの物理学者]昌弘さんに科学解説を書いていただきました。これら(と訳者あとがき)は電子書籍にも収録されます。
2016-08-21 17:35:23イーガン『エターナル・フレイム』は、(その5) ・登場人物表付き。三人の主人公は登場順ではなく、前巻の主人公と同じ(光学)物理学者→彼女の双→もうひとりの主人公の順で並んでいます。 (前巻『クロックワーク・ロケット』の登場人物表 d.hatena.ne.jp/ita/00000202/p… )
2016-08-24 12:18:56刊行まで
現代のプロパーSFの翻訳は、難しくなりすぎていて、これを生活できるだけの量翻訳するのは(年に四冊以上訳す)、浅倉久志名人レベルでないと無理。ウルフやラファティやイーガンの長篇をひとりの訳者が年に四冊訳せると思います?
2014-02-17 16:22:55@itarex 楽そう…読みながらすでに泣きそうだったんですg…あ、チェックのことですね。来月下旬には「バルジ大作戦」(違)をお願いすると思います(たぶん全文いちどに)。いずれメールなりでご連絡します。
2014-02-18 22:01:50球面調和関数とか位相空間の体積とか既知のごとく登場人物が語りあう。しかし本当の地獄は四元数によるスピノル表現の議論が何ページも続く時からだ
2015-10-02 19:33:17Orthogonal, 第一巻の相対論、あっちの宇宙ではものすごく単純になって理解がしやすいので、相対論知らなくても付いていける。しかし第二巻の量子論はこっちの宇宙より面倒になる。しかもディラック方程式までいく。こっちの世界でみっちりやってないとワケワカメ
2015-11-04 19:03:52イーガンがファンサービスもほぼ無いままごりごりのハードSFをこれだけほいほい書いてくるの自分が愛されてる自覚が超あるからでは?!という疑惑があるしもしかして小悪魔系では?!
2015-12-28 22:23:53