【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」】

横山光輝「三国志」を1話ずつ解説してみようと言うコーナー。第103話「江夏の乱」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」01】 第103話でございます。前回、呉の孫策の最期から一気にワープして、官渡の戦いをダイジェストでお送りした上での仕切り直し回です。 孫策が亡くなったのが建安5年(200年)の4月。でもって、今回の江夏の戦いは建安12年のことです。

2016-08-23 12:50:50
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」02】 約7年間の間ですが、ざっと年表を見ると、建安5年9月に官渡の戦いがあります。劉備が劉表を頼って荊州に行くのが建安6年9月。建安7年に袁紹がお亡くなりに。後を継いだのが袁尚ですが、曹操の進撃は止まず、袁家は追いつめられます。

2016-08-23 12:54:45
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」03】 その後も、曹操は次々と河北を攻略。建安11年3月には完全に河北を掌握します。河北の袁紹は、勢力としては曹操を上回っていたのにも関わらず、曹操に寄って滅亡の道を歩んだわけです。 そしてお話は、劉表と劉備玄徳との雑談からはじまります。

2016-08-23 12:59:00
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」04】 劉表は玄徳に、なぜ袁紹が敗れたのかと尋ねます。官渡の敗戦は意外だった、と玄徳は答えます。この時点から7年前の話なので今更感はありますが、官渡の戦いを省略された読者のことを考えたサービスと思われます。

2016-08-23 13:01:14
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」05】 兵力も軍事力も袁紹軍の方が曹操軍の倍はあったのにも関わらず、完膚無きにたたきつぶされたのです。もはや、この国で曹操に太刀打ちできる者はいないと考えられます。そんな話をしていた時に、注進が入ります。江夏の地で反乱が起きたと。

2016-08-23 13:03:24
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」06】 驚く劉表。早く鎮圧しなければ騒ぎは荊州中に広がります。劉表はすぐに討伐軍を出すように命じます。そこで玄徳が、その役目を自分にやらせてもらえないか、と言います。玄徳はじめ、部下30人がずっと世話になりっぱなしなので、役立ちたいと。

2016-08-23 13:05:10
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」07】 劉表は、それならばお言葉に甘えようと、玄徳に任せることに。すぐに、玄徳は出陣の命を出しに、部下たちのもとに向かいます。玄徳の部下30人と言ってますが、主要な人物は、関羽、張飛、趙雲です。戦いと聞いて喜色を浮かべる張飛。

2016-08-23 13:07:22
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」08】 この頃戦にも参加せず体がなまっていたところだ、という張飛に、やれやれという表情の関羽。ぐずぐずするなと支度を促す張飛に関羽、趙雲も腰を上げます。

2016-08-23 13:08:32
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」09】 反乱を起こしていたのは張虎、陳生というもので、略奪、暴行、乱暴の限りを尽くしていました。街はひどい惨状となっています。そこに現れた玄徳軍。すぐさま関羽達に三方から一気に攻めたてるように玄徳は指示を出します。

2016-08-23 13:10:19
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」10】 関羽、張飛、趙雲は三方に分かれ、それぞれ大暴れを始めます。敵方も気づいて応戦をしようと構えますが、張飛はザコ兵をどんどん切り捨て進撃します。関羽、趙雲も敵将を探すため、駒を進めます。

2016-08-23 13:12:53
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」11】 趙雲の前に現れたのが、敵将の張虎。趙雲は名乗りを挙げると一騎打ちが始まりますが、張虎は相手を知らなさすぎました。趙雲の一撃は張虎の胸を貫きます。もう一方の将、陳生も、張飛に向かいましたが、これも一閃のもと唐竹割りとなりました。

2016-08-23 13:15:24
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」12】 こうなると、しょせんは賊。何度も死地を乗り越えてきた玄徳軍の精鋭に歯が立つわけもなく、反乱軍はあっという間に蹴散らされ四散します。あらかた状況が落ち着いたあと、関羽は玄徳に敵が逃げ去ったことを報告します。

2016-08-23 13:17:08
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【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」13】 そこで趙雲は戦利品があると言います。それは見事な馬。張虎が乗っていた馬でしたが、あまりに見事な馬なので連れてきたと趙雲は言います。玄徳は喜んでもらうぞ、と言い、荊州の城へ凱旋します。この馬によりひと騒動が起きますが、それは次回で。

2016-08-23 13:19:55
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座103「江夏の乱」14】 年月の経過もありますが、今回から劉備玄徳の顔にヒゲが描かれています。正義に燃える若武者から、年齢を重ね、玄徳の顔にも少し人生の深みが増しました。 そんな玄徳が、運命の出会いを果たすまでにはもう少し時が必要です。 今回はここまで。

2016-08-23 13:26:04