ニコ鉄SSまとめだよっ!(自分のだけ)

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ニコニコ鉄道桐乃支社までの入社の軌跡

M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 0.序章 はじめまして、私は高坂穂乃果 音之木坂学院の3年生です この作品はラブライブ本編/劇場版から後の穂乃果の今までの軌跡になります、それでもよければ読んでいってください

2016-08-28 00:25:38
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 1.その後 3年生組は解散後は忙しくてすれ違うばかりになっていた、進路について色々と忙しくしているみたいだったかな。 μ'sとして活動した事がメディアで大々的に報じられて芸能事務所や大学等からオファーや特待生としてのスカウトが学校に殺到していると絵里ちゃんから聞いた

2016-08-28 00:32:06
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS それでも、自分の進路ということで真剣に考えてそれぞれ自分が行きたい道を真剣に考えて悩みながらもみんな音乃木坂を旅立っていった。 穂乃果は卒業式で生徒会長として在校生代表として送辞を読んだけど色々と改めてこみ上げて来てまともに読めなかったなぁ

2016-08-28 00:35:27
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS そんなこんなで穂乃果を始めとした2年生組は3年生にあがり、凛ちゃん達も2年生に進級しました。 ここからが穂乃果が今のHRの母体であるニコニコ鉄道への門を叩くまでの1年間のお話

2016-08-28 00:37:17
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 2.自分の進路 3年生に進級してすぐに穂乃果達にも同じようにオファーや特待生待遇としての入学案内が殺到するようになっていた、そんな中で毛色が違う会社からの入社案内についての書類が挟まっていた。 ニコニコ鉄道株式会社 当時は悠良木が本社だったかな

2016-08-28 00:39:57
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 案内には当時の桐乃支社支社長であるU233さんの直筆の手紙が添えられていて中身は堅苦しくなく逆にフランクな文面で一度面接に来て欲しいという案内だったかな

2016-08-28 00:43:40
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS この手紙が来た事だけをことりちゃんや海未ちゃんに伝えたら相当驚かれたなぁ、海未ちゃんは「ニコニコ鉄道!? 何千もの地区を開発してきたエリート軍団がなぜ穂乃果にオファーを」と驚いてたしことりちゃんに至っては「穂乃果ちゃん…ここに入ったらいろんな所に飛ばされるよ」って…

2016-08-28 00:45:15
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 当日までに海未ちゃんからのアドバイスで過去の膨大な株主向け経営報告の資料の中から桐乃支社と同じSimutrans地方で展開している熊谷支社や狛堂支社に大山支社を一通り見ておいて当日の面接に望むことになりました、ただ面接と言われても拍子抜けするもので。

2016-08-28 00:48:01
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 3.面談 「はるばる秋葉原からいらっしゃい、高坂さん」 受付に向かって面接場所の確認をしようとしたら突然若い男の人に呼び止められた、大体穂乃果よりも少しだけ年上のお兄さんのような感じで高そうなスーツを着て胸元には「U233」と書かれてたネームプレートをつけており

2016-08-28 00:51:02
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS その人が手紙をよこしたU233さんということに一瞬で気づいた、言葉を発する前に 「本社だと何だから、近くの喫茶店でお話しよっか」 優しく言うとそっと本社外へ連れだして近くの喫茶店に行くことになった、今も喫茶店の名前や頼んだ物は全て覚えているそれ位鮮烈だったから

2016-08-28 00:53:24
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「僕はコーヒー、穂乃果ちゃ…高坂さんは?」 「え、あっ…穂乃果でいいです」 下の名前で呼びそうになって慌てて上の名前で呼び直したけど、手紙からそれとなく人柄を感じていた私は下の名前で呼んでも大丈夫と伝えました。 「あっ、ごめんね穂乃果…ちゃん?」 「大丈夫です」

2016-08-28 00:55:28
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS しっかりしているけどどこか抜けているような感じ、私が感じていたのは親戚のお兄さんのような雰囲気でした。 「穂乃果ちゃんもはるばるお疲れ様、奢るから何か頼んでいいよ」 「は、はい…オレンジジュースを」 ここから覚えているのはU233さんとの会話だけしか無い、

2016-08-28 00:58:00
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「突然ごめんね、音之木坂にうちの入社案内送っちゃって」 「いえっ、絵里ちゃん…先輩方のを見慣れていましたので」 「肩の力が張ってるなぁ、僕しかいないからいつも通りでいいよ」 こっちに来てずっとカチンコチンだった私を察したのかいつも通りでいいと優しく言ってくれた

2016-08-28 01:00:08
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「絵里ちゃん…あぁ、慶陽の絢瀬さんか」 「知っているんですか?!」 結局3年生組の進路を聞きそびれた私は思わず身を乗り出してしまった、そんな私に特に慌てることもなくU233さんは絵里ちゃんの今後を教えてくれた 「うん、慶陽急行って所で大学行きながら働いてるね」

2016-08-28 01:05:28
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「向こうの社長が絵里ちゃんのファンだからね、会社を超えて音之木坂への斡旋を僕が提案したんだ」 そう言って慶陽急行の会社情報のページを持っていたタブレットで見せてくれた。 その中の役員の項目に絵里ちゃんの名前の他に希ちゃんの名前も見つけることが出来た。

2016-08-28 01:08:18
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「あれ、希ちゃんも…慶陽ですか?」 「うん、2人が入社決定後に教えてもらったんだけど一緒に受けて合格してるんだ。 穂乃果ちゃんもニコニコ鉄道入社したら…桐乃に来ないかな?」 文面以上にフランクな口調で入社を促してくる、じっくりと考えようとした所頼んだものが運ばれてきた

2016-08-28 01:11:04
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「こればかりは穂乃果ちゃんの考えがしっかりとまとまってからだね」 優しい言葉を掛けてコーヒーを飲み始めたので私も頼んだメロンソーダを飲むことにする、U233さんは途中まで飲んだコーヒーカップをソーサーに置くと真剣な表情に変わりカバンから1冊のパンフレットを取り出した

2016-08-28 01:14:45
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「学校にはニコニコ鉄道本社の入社案内を送ったけど、こっちは桐乃支社版の入社案内。 言葉を翻すようだけど参考程度に眺めてみて」 そう言って残りのコーヒーを飲み干して明細を持って立ち上がり 「奢りだからね、ゆっくりメロンソーダ飲んでて」 そう言って会計を済ませて帰って行った

2016-08-28 01:16:55
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 4.相談 悠良木から帰った私はこのことを海未ちゃん達に話すと相当驚かれた、支社長とはいえここまで対応するのは無いからだ。 「穂乃果、ニコニコ鉄道に入るのですか?」と海未ちゃんはしつこく聞いてくるし ことりちゃんは「駄目だよぉ、入ったら出張ばかり」ってしつこいし

2016-08-28 01:19:01
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 進路相談室に出向いた私はやはりこの一連の待遇について根掘り葉掘り聞かれる事になった、正直な話鉄道会社への入社自体は悪くない選択肢とは思っていた。 しかもニコニコ鉄道という最大手の会社であり将来的にも悪くない選択肢だった、けれどもどこか悩む所があった。

2016-08-28 01:22:05
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 相談した日の夜、突然電話が掛かってきた。 「もしもし…希ちゃん!?」 電話の相手は慶陽急行に入社した希ちゃんだった、いつも通りの柔らかな口調でも話し方で悩んでいることを見抜かれた

2016-08-28 01:24:05
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「将来的な不安は無いんだけど、なんだか言葉にならない何かが…」 「ふーむ、タロットで占ったら『本当にそれが正解なのか?』って出とるなぁ」 希ちゃんのタロットの結果は図星だった、本当にこのまま入社して良いのかそこが不安だったのだ。

2016-08-28 01:25:48
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 「でも、鉄道会社と言っても役員待遇な私が言っても説得力ないけどやることって言ってもほとんど会議やからなぁ。 」 「うん、そうなんだ…わかった」 希ちゃんの占いの結果と役員という特殊さながらも教えてもらった会社の仕事、やはり迷う事になった。

2016-08-28 01:29:11
M.Kousaka @honoka_HE303

@TOS 5.本当にやりたい事 初夏に近づき周りも進路を決めてそれに向けて動き出している、そんな中私は進路を決めかねていた。 ニコニコ鉄道へ入社して安定した将来を確約された道を歩むのか、実家を継ぐべきなのか、その他に違う道を探すべきなのかこの3つで揺れ動いていた。

2016-08-28 01:31:04