- kokada_jnet
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今日は名古屋SFシンポジウム2016です。星ヶ丘の椙山女学園大学で、私は13:10からのパネル1「SFミステリを語る」に登壇します。メインパネリストは太田忠司さん、聞き手は片桐翔造さん。私は横でチャチャを入れたり踊ったりする係です。受付は12:30から。予約不要入場無料。
2016-08-27 09:34:38名古屋SFシンポジウム始まった。パネル1は「SFミステリを語る」。太田忠司さんと大矢博子さんが、SFとミステリの構造違いや魅力を『果てしなき流れの果に』や『星を継ぐもの』などを例に語る。司会は片桐翔造さん。#名古屋SFシンポジウム pic.twitter.com/7Wuvi2wR2r
2016-08-27 13:42:09「名古屋SFシンポジウム2016」へ行ってきました。テーマは「SF今昔物語」。「SFミステリ」「再・SF入門」「奇妙な味」と3つのパネルトークを聴けました。おもしろかった! pic.twitter.com/BMiqlOTFr0
2016-08-27 20:20:58「SFミステリを語る」では、太田さん、大矢さんがそれぞれのSF観・ミステリ観を対比的に語って、SFとミステリの差異や親和性を浮かび上がらせてくれました。“SFミステリ”と呼べる各作品のガイドも参考になりました。#名古屋SFシンポジウム
2016-08-27 20:31:12SFミステリ企画は、ミステリとSFの関係について深く考えさせられましたし、奇妙な味企画は、まだまだ未知の世界があることに気づかされました。自分の企画は司会なのにちょっと喋りすぎたと反省しています。 #名古屋SFシンポジウム pic.twitter.com/Y6ZS9E3AJX
2016-08-28 07:16:51昨日の #名古屋SFシンポジウム 、他のパネルで配布された資料が素晴らしかった。パネル1はしゃべくりメインで資料は任せっぱなしだったんだけど、今思えば、たとえば過去のミステリランキングに入ってきたSFミステリを年代ごとにまとめるくらいのことはできたし提案すべきだったなあ。反省。
2016-08-28 10:23:41SFシンポジウムで僕が登壇したテーマは「SFミステリ」だった。最初にアシモフの言葉が引用され、かつては「読者とのフェアプレイが望めない」という理由でSFミステリを書くのは困難だと思われていたことが紹介された。
2016-08-28 16:35:24物語の最後でいきなり「犯人は現場にテレポートしてきたのです!」では読者は怒るだろう。しかし最初からテレポートが可能な人間がいるという設定の上で謎が解かれるのであれば問題はない。テレポートが謎の成立や解明に不可欠な形で結びついていれば、なお良い。
2016-08-28 16:36:03実際、そうした設定のSFミステリは多く書かれてきた。とくに最近、日本ではSFミステリの収穫は多い(西澤保彦さんや芦辺拓さんの諸作とかね)。これらの作品を読むと「どうしてSFミステリは困難だなんて言ってたんだろう?」と逆に不思議になるほどだ。
2016-08-28 16:36:16思い出すのが、かつて「日本語でロックを歌うのは不可能だ」と言われていたことだ(若いひとは信じないかもしれないが、本当にそう言われていたんだよ)。それがはっぴいえんどやキャロルの登場によって革命が起きた。ロックに合せた発声、ロックに馴染む言葉の発見がそれを可能にした。
2016-08-28 16:38:06SFミステリにもそのような変化があったのだと思う。手法が発見され用例が増えていくにつれて洗練されていく。それが起きたのは1990年代前後、ちょうど新本格が勃興したあたりではないか、というのが僕の推測。
2016-08-28 16:38:19充分に可能ですね。ミステリ作家を何人か集めてそういうコンセプトのアンソロジーを作ると面白いと思います。 RT @cthulhucthulhu 例えば「魔界都市新宿」で名探偵は活躍できるのか?ちょっと興味はあります。
2016-08-28 16:53:16@tadashi_ohta SFというのとはズレてしまうかもしれませんが、ハリー・ポッター・シリーズは魔法が存在する世界を丹念に描き、様々な魔法ガジェットで何が可能で何が不可能かきちんと説明した上で成立させたミステリだと思っています。
2016-08-28 17:40:10@JULY_MIRROR シンポジウムでは同じく魔法が存在するランドル・ギャレットの『魔術師が多すぎる』も採り上げました。ファンタジー世界での論理的な謎解きも可能ですね。
2016-08-28 17:50:30