著名な建築家が設計した重厚な銀行本店建築も結構だが…

著名な建築家の設計よりも、無名の地方銀行や信用金庫の本支店建築に愛をこめて
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重厚な銀行本店建築もいいが、こういう平屋の信用金庫とか信用組合の建築もまた良いものだぞ。 pic.twitter.com/Xh7tXdwx4r

2016-02-27 20:59:55
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著名な建築家が設計した重厚な銀行本店建築も結構だが、街場の信用金庫の軽快な建物もまた良いものですぞ。 pic.twitter.com/YxH8vrAsNm

2016-04-07 22:27:48
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著名な建築家が設計した重厚な銀行本店建築も結構だが、新築の信用金庫の建物もまた新鮮で良いものですぞ。特にこの赤いロゴはどうです?心がウキウキしませんか。 pic.twitter.com/nzia15wdMB

2016-04-22 22:15:32
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著名な建築家が設計した重厚な銀行本店建築も結構だが、地方信用金庫「本店ではないのに市内の重要な一画を占める任務を負わされた」感を味わうのもまた良いものですぞ。背伸びするあまり屋上に縦位置に看板を立ててしまったところなど愛おしい。 pic.twitter.com/5dWZawSM4K

2016-05-08 21:42:26
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私が一貫してしつこく「著名な建築家が設計した重厚な銀行本店建築も結構だが…」と話を振るのは、有名な建物だから見に行く、著名な建築家の作品だから素晴らしい、というような固定概念にとらわれた人(とくに建築に興味を持つ若い人々)が多いことに対するアンチテーゼです。
著名な建築家の設計だから見に行くという姿勢は「食べログで点数が4.1だからすごい。食べに行きたい」「先日テレビでも紹介されていた行列のできる店。要チェック!」というのとなんら変わりません。
誰が設計したかはひとまず置いておいて、その建物の魅力を真正面から味わってほしい。たとえ設計した建築家が不詳であってもその建物を好きになれるのか、そこを問いたいのです。

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著名な建築家が設計した重厚な銀行本店建築も結構だが、地方信用金庫「金融機関の建物らしさを保とうとしつつも、隣りの老舗洋食屋の白暖簾にもうまく馴染んでしまうジオラマのような控えめなスケール感覚」を味わうのもまた良いものですぞ。 pic.twitter.com/QqmgSaWTAI

2016-05-09 21:20:42
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著名な建築家が設計した重厚な銀行本店建築も結構だが、地方信用金庫「近所の商店街に昔からある洋菓子屋のバタークリームのケーキのような」素朴でシンプルな感触を味わうのもまた良いものですぞ。 pic.twitter.com/mk6AodupiI

2016-06-17 19:53:44
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著名な建築家が設計した重厚な銀行本店建築も結構だが、地方銀行「まるで巨大な郵便受けのように」実直で朴訥な表情を味わうのもまた良いものですぞ。 pic.twitter.com/QIuplvzJXi

2016-06-21 22:01:03
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著名な建築家の設計による重厚な銀行本店建築も結構だが、地方銀行の県外支店特有の、驕らず、出しゃばらず、豪奢に走らず、背伸びせず、見栄を張らず、慎ましさの中にスジの通った美しさが潜在するのをしみじみと眺めるのも、またよいものですそ。 pic.twitter.com/vWzQalOrEj

2016-08-28 14:48:48
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これからもどんどん地方銀行や信用金庫、信用組合の「誰が設計したかわからない。そんなことはどうでもいいけど、とにかくこの建物が心に迫る」というケースを紹介していく予定です。