- BUHII_dayo
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美術解剖学の個人的勉強メモをシェア。画像3000枚超の有料版はFanbox/Patreonにて(固定ツイ参照) Reposting my work prohibited 無断転載禁止/Youtube動画のナレーション=本人(女性)/ Eng acc @MangaMaterials2 / YouTube ↓
デジタル技術や素材で楽することを散々お勧めしていますが、初心者さんはまず、とことん絵の基礎を積み重ねた方が良いです。パースもわからないまま3Dに依存すると、結末は悲惨です。シリアスなシーンほど画面の説得力に基礎の差が出ます。 pic.twitter.com/7mZDNJQMNU
2016-09-05 19:52:43漫画の場合、ある程度の嘘パースは必要ですが、それも基礎があってこそです。「素人目にも違和感を感じさせる異空間」これを卒業できる基礎は身につけて損になりません。
2016-09-05 20:22:48かくいう私は技術先行で、プロになってからも長いことデッサンとパースの基礎を放置していました。いわゆる「わかったつもり」の状態でした。基礎を学び直した後の後悔や羞恥心は計り知れませんでした。「もっと早くやっておけばよかった」との経験から、基礎の勉強を毎回強くお勧めしています。
2016-09-05 21:10:01↓基礎知識がないまま機能を使うと…
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よくある初歩の間違いは ●アイレベルを「画面内のキャラの目の位置」と誤解してる →「その画面を見ている(撮影している)カメラマンの目の位置 ●2点透視で消失点(VP)が複数あるとき、アイレベル上にない →1点透視では間違わないけど、2点からおかしい人はプロアシでもいます。
2016-09-06 11:09:39※
「アイレベル=水平線・地平線」 という説明をしている講座は多いですが、初心者さんにはわかりにくいかもしれません。
「室内だと水平線は見えないよ!?」と混乱するケースとか。笑
描きたい構図を「撮影しているカメラのレンズの高さ(位置)=アイレベル」と考えたほうがわかりやすいと思います。
また、「アイレベル」を「アイライン」と間違って覚えている方も多いです。
ややこしいですが「アイライン」は目の化粧のことで、パース(透視図法)とは関係ありません。
※
こちらの図でいえば、(平らな)地面に対してカメラをナナメに向けると3点透視になります。
いわゆるアオリとフカンです。
ローアングルやハイアングルでも、カメラが地面に対して垂直なら、1点か2点になります。
※これは単純な透視図法だけで考えた場合で、実際のカメラ(レンズ)や物の配置によっては3点になります。
これはとあるアシさんが描いてくれた背景なのですが、これが正しいと思う人は、残念ながらパースの知識が間違っています。 pic.twitter.com/7lEc4KEpIu
2016-09-06 11:15:09ピンクで入れた方向のVP(消失点)がアイレベル上にないので、机や椅子がズザーッと滑り落ちる空間になります。騙し絵みたいな感じ。 pic.twitter.com/YDMx91zO0S
2016-09-06 11:18:17壁のパースは合っているのでアイレベルをとってみます。 pic.twitter.com/gc1m0Jbsb3
2016-09-06 11:19:282点目はアイレベル上なら基本的にどこでもいいのですが、とりあえず緑でパースのアタリを入れてみました。 椅子やテーブルの線がずれているのがわかります。 pic.twitter.com/ynnU0ywTKm
2016-09-06 11:23:13※詳しくいうと、消失点の位置はカメラの画角によって変わります。広角、望遠など。
(「望遠」は「望遠鏡」の「望遠」です。遠くの狭い範囲を映します)
今回の図では1点目(オレンジのガイドで取れたVP)が近かったのと、壁の飾り棚の奥行きの感じから、標準~広角くらいのレンズで考えます。
漫画の背景でよく使われる画角です。
プロのアニメ技術を多くの人に!! 絵は才能じゃない。学び方で変わる!! 講師:室井康雄 ジブリ入社→フリーで電脳コイルや新劇場版エヴァ破・Qで作画→アニメ私塾設立→ネット村設立→書籍累計20万部突破!! ツイッター、ニコニコチャンネル、YouTube、ブログでノウハウ発信。
◯カンタン広角望遠 ・近くから見ると広角 ・遠くから見ると望遠 pic.twitter.com/g7hNiDuNsv
2016-12-05 23:17:09Creative & Art Director - Animation & Games ゲームとアニメのアートディレクター、デザイナー