【作曲】コード理論のいろは

ポピュラー音楽や西洋音楽を作る際に便利なコード理論。どんなものなのか、そしてどう使うかまでを動画付きで解説します。
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ソフトについて

ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 Dominoはmidi編集ソフトで、Windows内蔵の音源を鳴らすmidiを編集するソフト。midiには内蔵音源でどの音をどう鳴らすかしか書いてないけど、Studio Oneとかだと多種多様な内蔵以外のエフェクターや音源を自由に追加したりできる。

2016-08-23 23:47:38
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 midiだと音符データしかないからサイズ超小さいけど、演劇に使うようなものだったら最終的にはDAWかなぁ。まずはDominoで基本的な作曲・編曲を出来るようにするのが近道かもしれない。耳コピとか。 あと、音楽理論はキツイけど覚えると近道。お好みで。

2016-08-23 23:52:21

理論勉強にはDominoがおすすめです。

無料でダウンロードできるソフト類

-Domino
-Studio One Prime
-Reaper

事前にDominoをダウンロードして起動しておきましょう。
手を動かして覚えよう!

コード進行って何?

ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 例えば、どんなメロディなら人は感動するのか怖がるのか自然に感じるのか違和感を感じるのか? その大半は大昔からの蓄積である音楽理論に詰まってる。知らなければ自然と落ちやすい落とし穴に吸い込まれたりするから、知っておくに越したことはないが必須ではない。

2016-08-23 23:58:48
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 例えば、コードは実は普段使えるのは7種類しかない。でも、発展形や代理で使えるもので役割を変えられる。 王道進行っていうコード進行を使うとJPopのサビっぽくなる。法則に基づいて一部を変えたりすると、雰囲気も変化。 理論を使えばそこそこ楽。

2016-08-24 00:01:44
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 もちろん万能ではないけど、理論を知らずに理論を逸脱するのは難しいから、知っておくと便利、程度。経験でも代用できる。 音楽の展開辺りから話すかな。

2016-08-24 00:06:09

カデンツ(終止形)

ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 音楽にはカデンツと呼ばれる、終止形と呼ばれる強い進行の仕方がある。 「あ~~終わった~~~」感が非常に強いので、流石にそのままでは使われないけど、最初はこれがいっぱいくっついて出来てるのがコード進行、って考えちゃっていい。

2016-08-24 00:08:41
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 今のうちは、和音は3和音だけ考える。3つの音を、鍵盤1つ飛ばしで押さえる和音だけね。 鍵盤も白鍵だけ。ドレミファソラシの7音だけ。 そうすると、使える和音は実は7種類しかない。

2016-08-24 00:10:20
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 これが基本の七つの和音。白鍵1個飛ばしになってるのが分かるかな? pic.twitter.com/UF9ybAuHJM

2016-08-24 00:18:30
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 今はドレミファソラシ、ドが基準音。 この時の最も基本となる和音「トニック」はドミソ。最初の音になる。 次に、展開に使われる和音「ドミナント」はソシレ一番上の音が一番下になる音。(この幅を完全5度という、覚えておくと色んなサイトを見る時に便利だぞ!)

2016-08-24 00:22:28
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 で、トニック、ドミナント、トニックの順番に並べると、3種類あるカデンツ(終止形)の1つになる。頭文字を取って「TDT」と書いたりする。 最も基本の展開だけど、終わった感じが強すぎるぐらいの展開。 pic.twitter.com/tXbU71g6Lv

2016-08-24 00:25:50
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 あとは、ドミソ、ソシレ、だと音が飛びすぎちゃうから、この動画のようにソシレのシとレを1オクターブ、完全8度だけ下げたりする。これを展開形といって、和音の変化した形の1つになる。ちなみに展開形でも印象が変わるぞ! 自分で実験しよう

2016-08-24 00:27:50
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 (手を動かせる状態の時に説明すればよかった顔) ……次にサブドミナント。これは逆に、サブドミナントから完全五度上がるとトニックに戻る音。 つまり、ファラド、ドミソ、のファラドだ。

2016-08-24 00:30:35
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 これを使ったカデンツ(終止形)に、トニック、サブドミナント、トニックという形(TST)がある。さっきよりは柔らかい展開になった……かな? 完結、というよりも発展、って感じかな。 pic.twitter.com/2rMiH6aDxy

2016-08-24 00:32:27
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 そして、トニック、ドミナント、サブドミナントを全て使った展開として、TSDTというものがある。はじめ→展開→終わりに向かっていく→おわり みたいな役割。起承転結、って感じかな。 pic.twitter.com/oLPJg5uf1x

2016-08-24 00:35:08
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 で、基本はこの3種類だけど、逆に進行するのも普通に使われるから要チェック。TDSTの順番。前の3つよりちょっと違和感はあるよね。 pic.twitter.com/lbnvONGFcu

2016-08-24 00:38:16
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 ぶっちゃけ「浮遊感」とか言われてるのはほとんどトニックに戻らない進行とかだったりする。ずっとサブドミナントとドミナント行き来してたり、転調しまくってたり。

2016-08-24 00:41:07

和音の分類

ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 次に7つある和音をそれぞれ分類していくよ。 ここからは、ドレミファソラシ→C Dm Em F G Am Bdimと表記するね。 それぞれその和音を表す記号みたいなもの。

2016-08-24 00:43:45
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 mが付くかどうかは、鍵盤の間に挟まっている黒鍵の数で決まる。 Cはド2ミ1ソ、Dmはレ1ファ2ラ、Bdimはシ1レ1ファ。 2つ挟まるのを長三度1つ挟まるのを短三度というよ。 dimだけは特殊だから今はあんまり考えない方がいいかも。

2016-08-24 00:46:52
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 一応「」について軽く説明。同じ音が「完全1度」、1オクターブが「完全8度」。dimを除く三和音の一番下から上までが「完全五度」。dimは短三度2つで他の三和音より半音少ないから「減五度」というよ。 0度はないよ

2016-08-24 00:49:53
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 で、CFGメジャートライアド(長三和音)。DmEmAmマイナートライアド(短三和音)というよ。明るい感じと暗い感じなのが伝わると思う。 pic.twitter.com/p6dAvW3unt

2016-08-24 00:54:49
ねこ @Hibikine_Kage

@ziware30 C(ドミソ)だとEm(ミソシ)やAm(ラドミ)と使ってる音が近いからトニックに分類される。 同じく、 ドミナント : G(ソシレ), Bdim(シレファ) サブドミナント:F(ファラド), Dm(レファラ) pic.twitter.com/kYJJcMK6Ne

2016-08-24 01:01:58