えろげ話と『終末の過ごし方』の思い出
- heptares5460
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@kannon0120 超えられない才能を前にして挫折しそうな時どう立ち向かうのかっていうのがストーリーの柱になっているわ 俺めげそうになったらあおかな思い出してまた頑張ってるw
2016-09-21 19:28:50@hikikomoririri @kannon0120 今じゃ信じられんだろうが、コンシューマーよりえろげの方が熱い時代(売り上げ的にもサブカル的にも)がかつて本当にあったんだよ(笑)
2016-09-21 19:37:27俺の人生は、「所詮エロだろ?」の一言で見下すボンクラに抵抗して生きて来た過程といっても過言じゃないからな。エロだから好きな訳じゃなくて、自分の好きなものを作る人がいた場所がそこだっただけだ。相場もきっと同じだろう。集ってる奴がクズばかりだからと言って、相場に価値がない訳じゃない。
2016-09-22 00:22:11例えば、僕は『終末の過ごし方』という作品を心の底から愛している。一週間後に確実に終わる世界で、残されたわずかな時間を、誰とどう過ごすか? それだけの物語。この作品をエロだからとスルーしてたら、今の俺は確実にないだろう。 youtu.be/S9VQsPJvK90
2016-09-22 00:47:58「終末が売れなかったら、会社自体終わっていた」と、後に僕は社長から直々に聞いた。幸運な事にそこそこ売れて会社は延命できたけど、最後は悲惨だった。本人は優れたプログラマーだったけど、外注だけじゃ会社回らないから、パチンコで種銭作って、それをFXに転がして給料払うような凄い人だった。
2016-09-22 01:26:46後にも先にも、この業界で本当に好きだったのはあの人だけだ。優秀なスタッフがカツカツの状態でも離れなかったのも、彼の人間性に惹かれたからだろう。だけど、彼はギリギリの生活で体を壊した上に、最後の命銭を腹心の部下に持ち逃げされて、失意のままに死んだ。33歳だった。理不尽も良いとこだ。
2016-09-22 01:48:39「本気で苦しいなら、頼ってくれれば良かったのに」と彼の死を聞いて思った。その後すぐに、俺も運用資産の大半を失った。「どうせ相場で無くなる金なら、全部彼に渡せば良かった」と、何度思ったか知れない。どうせ帰っては来なかっただろうが、ゲームは出ただろうし、何よりも彼が死なずに済んだ。
2016-09-22 02:05:48終末の過ごし方の世界において、外の状況を知らせてくれるのは自主放送のラジオだけだ。このDJの語りが小気味よくて、昔からとても好きだった。DJ全力に名を変えたのは、もしかしたら無意識にあれをやりたかったからなのかもしれない。 tgsmart.jp/article.aspx?a…
2016-09-22 02:17:49DJの最後の日の、最後の放送はこんな風に終わる。少し長いけど、本当に好きな言葉だから書きぬいてみたい。
2016-09-22 02:42:44—―しかし振り返って思えば、命かけてオススメできるカッケ―曲をかけまくり、魂込めてトークしたこの一ヶ月半こそがDJとしてのこのオレの絶頂期だったのカモ。おかげさまでオレ自身は恐怖に固まる事無く、充実した時を送ることができた。この場でこれを聞いているみんなに感謝したい。
2016-09-22 02:42:57さて、これからオレたちは、今までヒトが築いてきたすべてを失うことになる。 オレもお前も含めてな。永遠に。 恐らくは苦しいんだろう。オレも怖い。
2016-09-22 02:45:38でもどんな時にも希望はある。…まだある。 それが幸か不幸かわからないが、誰かが生き残る可能性はあるハズだ。ゼロじゃないハズだ。 なら、何かを残そうとすることはムダじゃあないハズ。
2016-09-22 02:46:49俺は自分が残せるものはもう残した。 万が一生き残った人間が、苦しい中でこの番組中に聞いた歌を口ずさみ、たまにオレのトークを懐かしんでくれればそれは成功だ。
2016-09-22 02:47:47このラジオを聞いているすべての皆にGod breeath U!! 神の臭い息がオマエらとともにありますように!! 万一、万一生きていたらまた会おう!! 生きていれば必ず、オレはこの席に座ってみんなにまた話しかける。
2016-09-22 02:49:50…実はそろそろ送信限界。ま、なんとかなるか。 明日は日曜日。放送は一日休みとさせてもらうぜ。 じゃ、来週のアタマ、この時間まで―― C U…Next Week!!」
2016-09-22 02:52:14DJは自分が残せるものはすべて残したといいながら、決して希望を捨てていない。世界が終わる直前に、ちゃんと次週の予告をして放送を終える。自分が倒れても、自分の意を汲む誰かがきっと生き残ることを信じて。僕も彼のアカウントを復活させてから、ずっとそんな気持ちでツイッターをやってきた。
2016-09-22 03:04:04僕は彼の意を汲み、この放送を始めた。最終回は、そう遠い日でもないだろう。彼は仕手を愛し、株を博打扱いする奴に憤り、アルゴを憎んでいた。所詮エロ、所詮インチキと世間から蔑まれるものを心の底から愛していた。俺も同じだ。そして、たった一人でも、俺たちの気持ちが伝わればそれでいいと思う。
2016-09-22 03:36:57