人が何かを学ぶときのステージ

(1)問題提起(2)アイデア発散(3)構造化(4)振り返り @kaimai_mizuhiro 氏の一連、および、replyをまとめました。
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開米瑞浩 @kmic67

今日は某社の神戸事業所で企業研修をやってきたのでありますが、そこで早速『学び合い』的手法を取り入れてやってみた。それで思ったことをとりとめもなく書いてみよう。

2011-02-18 21:44:17
開米瑞浩 @kmic67

今回は5人で一組のグループで考える課題を出し、グループ内の討議を通じて『学び合い』が起こることを期待した。

2011-02-18 21:44:28
開米瑞浩 @kmic67

が、5人1組は少々多かった感がある。2人か3人のほうが「埋もれていられなくなる。喋らざるを得なくなる」ので良いかもしれない。

2011-02-18 21:44:36
開米瑞浩 @kmic67

まあ、流動的なコミュニケーションが起きて欲しいので、グループを決める必要自体ないかもしれないが、

2011-02-18 21:44:44
開米瑞浩 @kmic67

学習者のレベル差はあってもいい。というより、レベル差があるほうが望ましい。そのほうが、「出来るヤツ」が周りを引き上げる、という構図になる。

2011-02-18 21:45:12
開米瑞浩 @kmic67

また、今回使った課題は「出来るヤツ」であっても1人ではできないようなものだった。アイデアは思いついてもそれを確信することはなかなか難しい。ところが、学び合い』であれば、アイデアに対して周りからレスがある。これが大きい。

2011-02-18 21:45:20
開米瑞浩 @kmic67

これを、「出来るヤツに教師の代わりをさせることだ」とみなす誤解があるようだが、まったく違う。よく言われるように、「なぜそうなるのかを他人に説明すると自分が一番よく理解できる」ので、実はこれは「出来るヤツ」の勉強になる

2011-02-18 21:45:22
開米瑞浩 @kmic67

1)問題提起のステージというのは、「ここに解決すべき問題がある」と認識すること。(2)アイデア発散というのは、それを解決するためのアイデアを

2011-02-18 21:45:40
開米瑞浩 @kmic67

人が何かを学ぶときにいったいどんなステージがあるかを考えてみよう。たとえば(1)問題提起 (2)アイデア発散 (3)構造化 (4)振り返り という4段階でどうか。

2011-02-18 21:45:53
開米瑞浩 @kmic67

なんて書いている間に新横浜についてしまったので、続きは帰宅してから(笑)

2011-02-18 21:46:07
イシハラダイサク @kokugo666

ワクワク。 RT @kaimai_mizuhiro: 今日は某社の神戸事業所で企業研修をやってきたのでありますが、そこで早速『学び合い』的手法を取り入れてやってみた。それで思ったことをとりとめもなく書いてみよう。

2011-02-18 21:51:47
LUNA @akiko10

RT @kokugo666: ワクワク。 RT @kaimai_mizuhiro: 今日は某社の神戸事業所で企業研修をやってきたのでありますが、そこで早速『学び合い』的手法を取り入れてやってみた。それで思ったことをとりとめもなく書いてみよう。

2011-02-18 21:52:42
開米瑞浩 @kmic67

というわけで2時間前の続き。人が何かを学ぶとき、というか、考えて答えを出すときの「思考の進展段階」を、たとえば(1)問題提起 (2)アイデア発散 (3)構造化 (4)振り返り という4段階であると仮定してみよう。

2011-02-19 00:19:46
LUNA @akiko10

@kaimai_mizuhiro 待ってましたッ!今、寝るところでした。もうちょっと起きていよう。(^^)/

2011-02-19 00:20:31
開米瑞浩 @kmic67

(1)問題提起 というのは、「ここに問題がありそうだね~、何か改善できるんとちゃう?」と気がつくこと。 「問題」が簡単なものであるときは、この「問題提起」だけですぐに答えが分かってしまう場合もある。

2011-02-19 00:22:57
開米瑞浩 @kmic67

しかしある程度難しい問題になってくると「何か問題がある」ことには気づいても「どうすればいいか」はすぐには分からない。そこで、「解決につながりそうなアイデアを出す」工程が必要になる。というわけで(2)アイデア発散 のステージが始まる。

2011-02-19 00:25:02
開米瑞浩 @kmic67

昨日、某社でやった研修の様子を見ていると、この「(2)アイデア出し」までは来るのにその先に進まない、というケースがいくつか見られた。いったい何が障害になっているのか。

2011-02-19 00:26:59
開米瑞浩 @kmic67

なお、(2)アイデア発散 と書いたり (2)アイデア出し と書いたりしているけれど、どっちも同じことです。要はアイデアを出すこと。

2011-02-19 00:30:48
開米瑞浩 @kmic67

アイデア出しの工程は論理的な整合性とかを気にせずにやったほうがいい、という意味合いを強く打ち出すときには「発散」という用語を使います。が、まあ要するにアイデアを出すことを言ってるだけです。

2011-02-19 00:32:27
開米瑞浩 @kmic67

たとえばラーメンの新レシピを作る場合の例を挙げよう。 昔、ラーメンのだしは鶏ガラが基本だったが、現在では豚骨や魚介だし系のバリエーションが増えている。

2011-02-19 00:38:19
開米瑞浩 @kmic67

ということは、「鶏ガラ以外でもおいしいラーメンのだしが取れるんじゃないだろうか。そうだ、豚骨はどうだろう?」 のように、アイデアを出した人物がいたはずだ。 しかし「アイデア」はそのままでは役に立たない。

2011-02-19 00:39:17
開米瑞浩 @kmic67

たとえば「豚骨でもラーメンが作れるんじゃないか?」 と思ったとしても、実際に豚骨ベースのラーメンだしを完成させるためにはそこにさまざまな調整を加えていかなければならない。

2011-02-19 00:41:08
開米瑞浩 @kmic67

世の中のさまざまな商品は、「アイデア」を最終的な「完成品」に向けて「調整」することで成り立っている。 この「調整」 のことをイメージして僕はさっき (3)構造化 と書いた。

2011-02-19 00:44:13
開米瑞浩 @kmic67

アイデアは良さそうに見えたけれど実際やってみたらうまく行かなかった、作ってみたけど食えなかった、まずかった、なんて話はいくらでもある。「豚骨スープでラーメンを作ろう」というアイデアを出すのはいいが、そのアイデアを進めて実際にラーメンを完成させてみなければ

2011-02-19 00:45:55
開米瑞浩 @kmic67

実際にラーメンを完成させてみなければ、うまいかまずいかは判断できない。

2011-02-19 00:46:36
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