「峯岸みなみに元近鉄の阿波野投手の影を見た」と言っても誰も分からないよね

AKB48の峯岸みなみさんについて考えていたら、元近鉄バッファローズのエース、阿波野投手のことを思い出しました。野球の話しですが、同時にAKBの話しでもあります。
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UWの落日 @uw_susu

峯岸みなみさんがセンターを務める「伝説の魚」のCDを購入した。カッコいいダンスナンバーです。 (他にもオマケで曲が入っているらしいが、よく分からない) pic.twitter.com/qSuTAkd5CP

2016-09-02 09:36:31
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UWの落日 @uw_susu

峯岸みなみさんは、歌もダンスも演技も出来るのに「ミュージカルをやってみたい」という言葉が出てこないのが、少し残念だった(と同時に、そんな峯岸さんが興味深かった)けれど、最近、関心が強くなって来たみたいですね

2016-09-04 08:55:30
UWの落日 @uw_susu

@uw_susu 峯岸みなみさんで面白いのは、「最初は歌手になりたかったけれど、歌って踊るのは大変なので挫折しました」と語っているのだけれど、けっこう早い段階で挫折しているんですよね初めて聞いた時は「え?そんなに早くあきらめちゃったの?」と驚きました

2016-09-04 09:01:39
UWの落日 @uw_susu

@uw_susu 明らかに、峯岸みなみさんより素質のない人よりも、早く見切りをつけてしまったと思う。何でも出来る人だからこそ「見えてしまう」不幸なのかもしれない見えない強さってありますからね。見える人は早々に諦めてしまって、見えない人がしがみ付いて成功を掴むことは、現実にある。

2016-09-04 10:24:31
UWの落日 @uw_susu

作家の夢枕獏は下積みの長い人で、結婚してからもずっと肉体労働で家族を養っていた。「同人誌の仲間で僕よりも才能のある奴は何人もいたけれど、みんな諦めてしまった。僕が作家になれたのは、諦めなかったから。諦めたらそこで終わりだ、ということだけは分かっていた」。諦めないことも才能なのだ

2016-09-04 10:41:25
UWの落日 @uw_susu

@uw_susu 夢枕獏は「妻は肉体労働をしている頃の自分に惚れて結婚したから『これからも、肉体労働で私を食べさせられるような人でいて欲しい』と言われた」と語っていた昔、エッセイで読んだ時は「いい話だなぁ」と感動したけれど、これって「作家になっても太らないでね」ってことかな?😅

2016-09-04 11:52:39
UWの落日 @uw_susu

@uw_susu イカン。 私の心から、ロマンの香りが喪われている。 大人になるって、汚いのね…。 (^◇^;)

2016-09-04 11:54:30
UWの落日 @uw_susu

峯岸みなみさんは、クレバーで自分が「見えてしまう」人。それは彼女の長所であると同時に弱点でもある。峯岸さんは「バラエティ担当」のように言われているが、自身のバラエティ能力についても(指原莉乃さんの台頭により)「見えて」しまい、自信を喪失しながら番組に臨んでいた時期があったと思う。

2016-09-04 14:44:04
UWの落日 @uw_susu

私はAKBについて考える時、相撲や野球などの話を連想し、比喩としてお話することがあります。今回も、峯岸みなみさんと指原莉乃さんについて考えながら、私の脳裏には一人の野球選手の名前が浮かんでいましたそれは、元近鉄の阿波野秀幸投手です。と言ってもご存知ない方が多いかもしれませんね。

2016-09-04 23:12:08
UWの落日 @uw_susu

阿波野秀幸投手は1986年にドラフト1位で近鉄バファローズに入団、速球や変化球などに絶対的な武器はありませんでしたが、完成度の高い投球でエースとなり1989年には最多勝と最多奪三振のタイトルを取得するのですしかし翌1990年、近鉄に一人の新人投手が現れます。その名前は野茂英雄。

2016-09-04 23:15:16
UWの落日 @uw_susu

1990年シーズン前のキャンプ取材で「野茂英雄の印象は?」と聞かれた阿波野投手は「別に、全然気にならないですよ」と笑顔で答えていました。しかし、解説の江本孟紀は「新人が出て来た時、コイツは怖くないと思ったら人は褒める。阿波野の反応は野茂に脅威を感じている証拠」と指摘していました。

2016-09-04 23:17:15
UWの落日 @uw_susu

1990年、前年の最多勝利投手である阿波野秀幸は突然バランスを崩します。投球から従来の自信が失われ、別人のように勝てなくなってしまいました。一方、入れ替わるように、野茂英雄は新人ながら、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最多勝率の投手4冠を独占する驚異のデビューを果たすのです。

2016-09-04 23:20:50
UWの落日 @uw_susu

阿波野投手の突然の不調の理由は、同時代の目撃者として証言させて頂ければ「野茂英雄ショック」のせいなのです。野茂がどんなに凄い新人でも、気にせず普通にしていれば、阿波野投手も前年と変わらぬ成績を出せたはずですしかし、彼は野茂英雄を過剰に意識し、惑わされ、自滅してしまったのです。

2016-09-04 23:23:42
UWの落日 @uw_susu

阿波野投手は圧倒的な威力のストレートやフォークボールといった突出した武器(才能)ではなく、過不足なく完成された技術を基に、クレバーな配球とメンタルで勝負するタイプなので、自信の喪失が大きなダメージになってしまいました逆に言えば、野茂英雄の才能の輝きはそれほど圧倒的だったのです。

2016-09-04 23:25:38
UWの落日 @uw_susu

阿波野投手は1990年の突然の乱調の後、ついに全盛期に復調することなく引退します。一方、野茂英雄は米国のメジャーに渡り「世界の野茂」となるのです阿波野秀幸と野茂英雄の二人が演じた、まるで入れ替わるようなRise and Fallは、私の胸の奥にずっと澱のように残っているのです。

2016-09-04 23:29:03
UWの落日 @uw_susu

Wikipediaを見ると、阿波野秀幸投手が1990年に調子を落とした理由を、ボークの判定基準が変わったからだ、などと書いている。そんな事は瑣末な要因の一つに過ぎない私は、けっこう阿波野投手のファンだったので、前年の最多勝投手が急に崩れた、あの年の光景は目に焼き付いているのだ

2016-09-05 00:43:04
UWの落日 @uw_susu

古い、どうでもいい事を呟いていると思われたかな? でも、こういう(歴史の教科書に載らないタイプの)出来事って、誰が記録しておかないと本当に忘れ去られてしまう私がTwitterで呟くことになんて意味はないかもしれないけれど、最近は努めて書いておくようにしている。

2016-09-05 01:10:34
UWの落日 @uw_susu

阿波野秀幸と野茂英雄のエース交代劇は良くある世代交代劇にも思えますが、余りにも急激で(2人は4歳しか違わず、阿波野投手は絶頂期だったのです)、そして悲劇的でした。野茂英雄は自分のせいで阿波野秀幸が崩れたとは、思ってもいなかったでしょう。阿波野投手の心の中で起こった事だったのです。

2016-09-05 07:27:32
UWの落日 @uw_susu

私は、野球や相撲などの他の話をしている時も、本当はAKBについて呟いている。 もちろん、野球や相撲の話だと思って頂いてもかまわないですが。

2016-09-05 07:43:08