うちの那智さんと足柄さん(5)

しのっち 🍎 土曜日東ヤ43a @shino_bluewind

戦艦さんたちとわちゃわちゃやっている那智さんって、絶対に可愛いな 次々と後ろから、脇に手を入れてひょい、と持ち上げられて 「やっぱり軽いわ。巡洋艦だものね」 とか言われて、ムキになって 「私も艦娘だ。貴様らを持ち上げるくらい簡単だ」 なんて言いそう

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@shino_bluewind とはいえ、身長的に後ろからひょい、は無理なので、ビス子さんをお姫様抱っことかしながら 「どうだ」 なんてどや顔していそう

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貴方は那智さんと足柄さんで『地獄へ道連れ』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/587150 最近、人生に那智さんと足柄さんが足りない

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「もし那智が沈みそうになった時、私だけは助けられるとしたら助ける？」 「当然だ…お前は違うのか？」 「寂しいから那智も連れて行ってしまうかも」 「そうか…それでも構わない」 「那智も、寂しかったら連れて行ってね」 「分かった」 「……嘘つき」 「誰が？」 二人とも、と足柄は呟いた

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起き出そうとした那智のシャツの裾を、足柄がつまんだ 「どうした」 「那智……抱いて」 「まだ、朝だぞ！いくら非番とはいえ」 赤面する那智を見て、くすりと笑う 「そうじゃないわ」 抱きつくようにして、足柄は息をついた ふと、カレンダーの日付が視界に入る 那智はそっと、抱き返した

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貴方は那智さんと足柄さんで『覚悟はできてる』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/587150 那智さん足柄さん充したい

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出撃していた足柄が帰ってきた 那智のもとに走り寄る 「やったわ、ＭＶＰ！約束通り味方は全員無傷、完全勝利よ！」 「よくやったな」 ふふん、と笑って足柄は周りに聞こえないくらいまで声を落とす 「約束よ。キスして」 「ああ…覚悟はできている！」 「そうじゃないでしょ、ばか」

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貴方は柄那智で『美しき心中』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/587150 那智さん足柄さん充を続けたい

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「いつか私が沈む時は、那智も連れていくわ」 何があっても、那智だけは助けるわ 「一人だと寂しいもの」 那智はきっと悲しむけれど 「一緒だと寂しくないでしょ」 那智だけは絶対に沈めない 「きっとそれが、私の最後の我がまま」 きっとそれが、私の最後の我がまま 「ああ、分かっている」

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朝、いつものように那智さんと足柄さんが連れ立って食堂に行くと、別方面に出撃前の妙高さんと羽黒ちゃんから慌ただしく誕生日プレゼントを受け取ってようやく、足柄さんがずっと 「何で今日が非番じゃないのかしら！」 と言っていた理由に気付く、６月15日の那智さん

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これから出撃だというのに、色々な人たちに誕生日プレゼントをもらい、両手がいっぱいになった那智さん 「部屋に戻って置いてこよう」 足柄さんは止めるのだけれど、急いで部屋に戻ると、テーブルにきれいにパッケージされた箱があり、足柄さんからのプレゼントだと察して荷物は置かずに扉を閉める

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@shino_bluewind 「あら、荷物、置いてきたんじゃないの？」 「どうやら鍵を忘れてしまったらしい。食堂ででも預かっていてもらおう」 そう言ってプレゼントの山を預けて、出撃する

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帰投した那智さんと足柄さんが部屋に戻ってくる 足柄さんが鍵を開けて那智さんを招き入れる 「これ、私からのプレゼント！」 きらきらと光る小さな包みを手渡すと、那智さんが笑う 「ありがとう、誰からもらっても嬉しいが、お前からが一番嬉しい」 「中も見ていないのに？」 「たとえ空でも」

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@shino_bluewind プレゼントを大事に抱えた那智さんに、 「本当は知っていたんでしょう？」 「何を？」 「私からのプレゼント」 「いや、全然。驚いた」 「嘘」 「…なぜ？」 足柄さんは笑いながら 「朝、部屋の鍵をかけたのは那智だもの」 あ、と間抜けた声を出す那智さん

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「終わっちゃったね、お誕生日」 明日は非番だから、那智のお誕生日だから、とケーキを食べた後はずっと飲んでいたが、ふと時計を見た足柄さんが寂しげに呟く 「楽しい１日だった」 那智さんの言葉にうなずくと 「また一つ年上になっちゃった那智お姉ちゃん」 「その言い方はくすぐったいな」

しのっち 🍎 土曜日東ヤ43a @shino_bluewind

風邪がなかなか治らない那智さんと、治りやすい足柄さんを想像して萌えた 「鍛え方が足りないのよ」 と何故か嬉しそうに言いながら看病する足柄さん可愛い

しのっち 🍎 土曜日東ヤ43a @shino_bluewind

「鎮守府の数だけ、那智がいる可能性があるのね」 「そうだな」 自分と同じ顔の大勢の艦娘を想像して、那智はややげんなりした 「いいわね！半分くらいには会ってみたいわ！」 「…私一人では不満なのか」 「？なに、なに。妬いているの？」 「ち、が…」 みたいな柄那智も可愛い

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@shino_bluewind 「那智は、他の鎮守府にいる、たくさんの私に会ってみたいと思わないの？」 「私は、お前だけでいい」 足柄が、さっと赤くなった 「いや、その、手がかかる妹はお前一人で十分、ということだ」 やだ、那智、照れてる！と、足柄は笑った

黒猫 Leather Works @Leather_Kuronek

@shino_bluewind 那智「明日は足柄の進水日か…何か買ってやらないとな」 足柄「あら、那智。何してるの？」 那智「いや…何でもない」 足柄「なによ、教えてくれたっていいじゃない」 那智「いや……ッな、なにをする！」 足柄「ふふ、一日早いけどもらっちゃった」

黒猫 Leather Works @Leather_Kuronek

@shino_bluewind 足柄「ねぇ…那智」 那智「どうした」 足柄「次の作戦なんどけど…ちょっとキツそうよね」 那智「ああ」 足柄「那智、この作戦終わったらさ……んんっ…」 那智「…先にしておけば、ジンクスにはならないだろう？大丈夫だ、お前は私が守る」

しのっち 🍎 土曜日東ヤ43a @shino_bluewind

@Leather_Kuronek 「無理しちゃって」 「…何がだ」 くすり、と笑って足柄は、頬に軽くキスをした 「帰ってきたら続きをしよ」 「…ああ」 「さ、いきましょう！勝利が私を呼んでいるわ！」 そう言って足柄は、いつもの輝くような瞳で立ち上がった

黒猫 Leather Works @Leather_Kuronek

@shino_bluewind 「敵は右舷だ、しっかり狙え！」 那智が確実に敵艦を捉える。 「10の主砲は伊達じゃないわ！」 応えて足柄が中破した敵艦を撃沈する。 「ふ…足柄と共にいると、負ける気がしないな」 そんな呟きをする那智に、敵航空部隊の攻撃が迫る！ 続きはしのっちさん

しのっち 🍎 土曜日東ヤ43a @shino_bluewind

@Leather_Kuronek 「那智、あぶな…」 だが、その攻撃を危なげなく回避した那智は即座に反撃し、砲撃の数だけ敵艦載機を落とした 「すごーい」 「私には勝利の女神が付いている」 「え、なに？」 「…ここには勝利に飢えた狼が付いている」 「ええ！任せて！」 足柄が笑った