アレフガルド・タクティクス・オンライン ver3.24 蘇生回復魔法の悲しい側面と戦争終結への糸口?
- sawafrontier
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アレフガルド・タクティクス・オンライン ver3.24 用語説明 NPC:ノンプレイヤーキャラクター PC:プレイヤーキャラクター PT:パーティー 蘇生・回復魔法の倫理的課題:いろんな創作物で散々語られてきたけど、もちろんこのゲームでも真っ正面から取り上げるぞ。
2016-10-01 12:09:53これまでのお話 イックスたちは魔法のミシメキア帝国に向かった。そしたら最初の町でベクタブルグ共和国の攻撃があり戦いを観察したら魔法干渉のある世界らしい。重い装備や金属製だと魔法効果落ちちゃう。あと共和国の戦車はサンダーに弱いがゴム装甲で絶縁など対魔法戦闘慣れていた。手強いぜ!
2016-10-01 12:12:25敵が全部逃げると帝国兵が戻ってきて隊長「君たちが戦ってくれたのか」「ヘッシュであります!彼らが自分たち捕虜を助けてくれました」「おおそれは!お礼をしたいが緊急の用事があるので失礼します。ヘッシュ、この方たちの案内役をしろ」ということでヘッシュが同行者になった。色々聞けるぞ。
2016-10-01 12:14:46イックス「緊急の用事って?」「あんまり気分いい仕事じゃないぞ」「気になるぜ」見に行くと隊長「急げ!生存者にはケアル、損傷の少ない遺体にはレイズ、バラバラ死体でも集めてつながりそうなのはレイズしてケアルだ。とにかく試せ」負傷者治癒や死体蘇生してた。タクティ「うわ、あれ蘇生するの?」
2016-10-01 12:17:14重傷者や蘇生された兵士のうめきだらけ「し、死なせて・・・」「腸が、腸が体の中に」「頼む、俺は怪我人じゃない病気だ入院させろ!エスナも効かないんだ頼む」「やめろー!もう三度目だ死なせてくれー!」そして隊長「心的ダメージの深刻な者は」「4名です」「集めてバーサクしろ」「はっ」修羅場。
2016-10-01 12:19:50「ちょっとヒドすぎない!?」「タクティやめるんだぜ」タクティ僧侶だからかすごく怒ってるが隊長「これは皆さん。お見苦しいところを」「こんなのあんまりだよ」「仰るとおりなんですが」隊長困ってるのでヘッシュ「これには訳があるんだよ」「なんだぜ」「俺たちの戦いっぷり見たらわかるだろ」
2016-10-01 12:23:20「うーんなんだろ。よくこんな戦い方で戦争続けられるなとは思ったぜ」「そこだよ!悔しいが俺たちの魔法は敵の戦闘メカより弱い。だから負けながらゾンビみたいに蘇生し続けて数で押すしかないんだ」「厳しい世界だぜ。敵は蘇生しないの?」「ああ、魔法使えないからな。その代わり、あの死体見てみ」
2016-10-01 12:26:09「あの共和国兵?」よく観察すると「あっメカだ!こいつメカだぜ皮膚っぽいなんかでごまかしてるけど!」「うそ?こんな精巧な人間型ゴーレムなんて信じられない!」そうなのだ。前回抵抗を続けた一部敵兵は全部メカ「共和国兵全部メカなの?」「いや、ごく一部だ。こいつらが大量に出たら終わりだな」
2016-10-01 12:29:52ヘッシュ「共和国は蘇生できないから生身の兵が死にづらいようメカをどんどん投入してくる。それに対して俺たちは蘇生しまくり兵士を再利用して戦ってるんだ」「過酷だぜ。でもなんでこんな戦争してるの?」「俺もよくわからないけど、戦争はもうすぐ終わるぞ!大賢者テラ様が究極魔法を復活だそうだ」
2016-10-01 12:33:33そのころ共和国首都ベクタシティでは「この街はすごいな」「高速道路に高層ビル」「なんかチューブみたいなの」「巨大テレビも」魔界塔士たちがきちんと調査していた。一応RPGの主人公やってたし。すると巨大テレビで緊急特番「政府広報です。我が国が誇る天才科学者シド博士からの発表です」
2016-10-01 12:36:39すると画面に変な黄色いレインコートみたいな近未来ビニール服のシドが登場「ええ皆さんシドです。今回、思った以上に長引いた戦争を終わらせる究極の超人道兵器開発成功の目処がついたことを報告いたします」「なんだ物騒だな」「ええ詳細につきましては軍事機密なのでちょっとずつ報告」超兵器とは?
2016-10-01 12:40:14