アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、チエちゃん奮戦記16～17話脚本：インチキオカルトに対する怒り再燃。そして「文字」というキャラが持つ威力

まきもgpfb @makimogpfb

カイジが好きというだけで手を出してしまった、カイジのシリ構、高屋敷英夫さんの歴史を追うシリーズの続きやります。 今回はチエちゃん奮戦記16～17話脚本。 前回は同作13話脚本 togetter.com/li/1033778 他 togetter.com/id/makimogpfb

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16a 15～17話の3部作。15話概要:インチキ厄除屋が、おジィに判子を10万で売り付ける。結局、厄除屋はテツに捕まり、10万はテツの手に。 テツは厄除け商売を、ジュニアのノイローゼに悩む百合根に仕掛けようとするが、そこには酒乱モードの百合根がいた。

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16b 酒乱モードの百合根は厄除屋とテツを、ジュニアのノイローゼが治るまで帰さないと息巻き、家に閉じ込め厄除けさせていた。だがインチキなので効果はなく、二日も経過。百合根の回転瓶攻撃と、ワンナウツ(シリ構・脚本)渡久地のバット回転攻撃がシンクロ pic.twitter.com/M0LdAF7fHf

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16c ジュニアは本当はノイローゼが治っていたが、治ってないフリをして面白がっていた。百合根はジュニアが治らないと言って怒り、厄除師の教祖を連れて来いとテツに命令、テツをパン一にし(特徴:脱衣演出)、連れて来るまで服を返さないと凄む。 pic.twitter.com/0e7y1ZNFYD

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16d 服を返さないのと逆で、元祖バカボン同氏演出にて、自分の服を取り返すまで家に帰ってくるなと、パパがママに放り出される場面がある。どちらもアイデンティティーの喪失による危機。テツの場合、この事が更に状況の悪化を招くこととなる。

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16e 一方、テツ達が百合根家にいると、なんとかチエに説明した小鉄は、チエと共に百合根家に向かう。途中、パン一のテツを見かけるが、なんとか他人のふり。百合根に会うと、泣き上戸になった百合根が、店名が悪いからジュニアが治らないと泣きついてきた。

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16f 百合根は、店名を変えるから、暖簾屋に新店名を発注してくれと、チエに紙(特徴)を渡す。これも同氏特徴で、紙や字がキャラとして相当の殺気を放つよう構成されている。店名はこの話のオチで判明する。百合根の迫力に押され、チエは暖簾屋に暖簾を発注に行く。 pic.twitter.com/oL5qYy8fKA

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16g 小鉄は、ジュニアのノイローゼが治っていることに気づき呆れる。ジュニアはイタズラ心でノイローゼのフリを続ける。一方テツはミツルの派出所で、二日間ろくに寝てないからと、布団を被り寝ていた。毎度だが高屋敷氏脚本はテツとミツルの仲が微笑ましい(特徴)。 pic.twitter.com/IvEgqnzmg4

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16h その頃チエは、おバァはんを伴い百合根家に向かう。厄除屋から判子代10万を取り返すためである。だが、酒乱モードの百合根が怖いため、厄除屋の祈祷に付き合わされる。同氏ルパン脚本にもインチキ教祖が出るが、その信徒の場面とシンクロ気味 pic.twitter.com/bhweSri61p

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16i 小鉄はチエに、ジュニアが既に治っていると告げ口。チエの一喝で、百合根はジュニアが治っている事に気付く。百合根は厄除よりチエの方が効果があると、厄除屋をボコる。その間、チエ達はテツのズボンのポケットから、おジィはんが騙し取られた10万を見つける。

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16j おバァとチエは、金を取り戻したから、もう用は無いと、百合根達の修羅場をよそに立ち去る。その後小鉄はナレで「ドライな女性陣」と嘆く。その夜、テツは厄除屋の本拠地の前に、シーツをまとった姿で立っていた。その姿を月が見ているような間がある(特徴) pic.twitter.com/hrkFk3iy2u

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16k その日を境に、テツは帰らず。チエは、おジィはんの詐欺被害やジュニアの病が解決したことでスッキリして、テツがいないことに気付かなかった。ヨシエは、そんなチエをたしなめるが、家庭の崩壊より夫が大事なのかしら、とヨシエに聞こえるように呟き、毒舌。

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16l その後、暖簾屋が暖簾を届けに来る。百合根が苦手だから、チエから暖簾を渡して欲しいと頼みに来たのだった。暖簾を見ながら、チエは「センス悪い」と呟く。その頃、素面に戻った百合根は、カルメラ兄弟が開業するラーメン屋の店名のセンスが悪いと指摘していた。

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16m カルメラのラーメン屋の店名(仮)はカルメラ亭。百合根の「かたぎや」、カルメラの「カルメラ亭」、どちらも元がカタギでない事をばらしてると、と口論に。そこにチエが暖簾を届けに来る。案の定、百合根は覚えてないが、チエは強烈なセンスだと暖簾を酷評する。

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16n 百合根が発注した店名は「ヨシ江ちゃん」。酔ってた時の百合根の談によれば、不幸に強い名前らしい。恐れ多い名だとカルメラは逃げ、百合根は顔面蒼白。これも同氏特徴、物や文字が強烈なキャラであることの表れ。DAYS脚本も背番号のアップの間に迫力がある pic.twitter.com/BdbJF5goDZ

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記16o ここで17話に続くのだが、同氏バカボン演出、ルパン脚本、そして今回と、インチキオカルト屋が出てくる。元祖バカボンは拝金坊主、ルパンは泥棒教団、今回はインチキ厄除け屋。どれもインチキオカルトに対する、同氏の怒りのようなものが窺える。 pic.twitter.com/d4FZ3fNMvE

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17a 姿をくらましたテツは、厄除け屋を乗っ取り金儲けに精を出していた。この厄除屋の文字の迫力と存在感も、いかにもな同氏特徴。物や自然がキャラなのは同氏特徴だが、その中でも文字は格別に存在感のあるキャラなのかも。画像は今回、カイジ脚本、ジョー1脚本疑惑 pic.twitter.com/aaNnpZAA9V

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17b 厄除屋本店がやっていたインチキ商法は、まず部下が客の話を聞き、その会話を教祖が盗聴。その後教祖が現れ、客の悩みを言い当てまくるというもの。なんかカイジっぽいイカサマ。また、ルパン同氏脚本のインチキ教団もギミックやトリックを使う。 pic.twitter.com/FscM6HkDie

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17c それもこれも、百合根がテツのアイデンティティーである服を剥ぎ取ったことから、ややこしいことになっているのである。 元祖バカボン同氏演出でも、パパがオカルトにハマり、頭を丸めて坊主の格好になってしまっている。(特徴:脱衣演出) pic.twitter.com/rxc1qdkcwX

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17d テツが昼寝してる間、店名の事で悩むカルメラ兄弟が厄除け屋の前を通りかかる。すると店から客が出てきて、めっちゃ当たると言って去っていく。この人、騙されやすい所がカイジの石田さんぽい。画像は今回とカイジ脚本。二人とも悩みは借金。 pic.twitter.com/naATipKhc5

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17e 影響されたカルメラ兄弟は入店。イカサマにひっかかったカルメラは、店名が不吉だと、教祖から指摘を受ける。この時、教祖は炎が見抜くのだと言う(特徴)。歴代同氏作品で、炎が特別なキャラであることは確か。画像は今回、ベルばらコンテ、カイジ脚本。他も多数 pic.twitter.com/Yo7uIBxCd9

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17f 教祖は新しい店名を思い付く限り書けと、カルメラに促す。カルメラは知り合い達の名前を書く。それを教祖は短冊状に切り、うち一つを引き当てる。引き当てた店名は「ヨシ江ちゃん」。紙ビリビリシリーズまた増えた。今回、エースをねらえ演出、1期・カイジ脚本。 pic.twitter.com/LZMdjBAKuC

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17g 昼寝から目覚めたテツは、教祖が捨てた紙に書いてある家族や知人の名前に気付き、事の顛末を知る。カルメラの店名が自分の妻の名になる状況にテツは慌て、教祖とその部下をどつく。高速ビンタが後に本家一歩のデンプシーに。画像は今回、ルパン・一歩3脚本。 pic.twitter.com/mqCGXVGckF

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17h 一方百合根は、カルメラ兄弟が「ヨシ江ちゃん」の暖簾を引き取ったので喜んでいたが、チエやおバァは、ヨシエが本気で怒ったら恐ろしい事を知っているので憂鬱に。これは一期最終回の継承。小鉄とジュニアは状況を打破すべく奔走することに。

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高屋敷氏脚本チエちゃん奮戦記17i 小鉄達がカルメラの店に行くと、カルメラは暖簾を出せずにいた。覗きに来た厄除屋部下は、暖簾がまだ未完成と勘違いし、テツに報告しに行く。それを聞いたテツは対策を考え始める。全てを見た小鉄達は、それをチエ達に知らせるべく動く。ところで出崎4パン出た pic.twitter.com/DnkoxAOReF

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