- kokada_jnet
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Locus11月号に東京在住十年以上のプレストン・グラスマンさん(前にはるこんレポートも書いた人)による日本SFの長文記事。proto-science fictionとして浦島太郎をあげ、Idoruが15 minutes of fameで入れかわる現代東京での体験にたとえたあと→
2016-11-05 09:34:30→テクノロジーとnational concerns of Japanの結合の最初期の例としてあがっているのが(文中一番最初に出てくる小説名でもある)Dogura Magura。a hard science fiction murder mysteryと形容されている。→
2016-11-05 09:35:01→そのあとSFマガジン創刊(星雲、宇宙塵にも言及)と小松左京、筒井康隆、星新一の紹介など超駆け足現代日本SF史をやって、後半は円城塔、伊藤計劃がジャンル読者外にも広く読まれている話や、近年の日本SF英訳についてなど。→
2016-11-05 09:35:44→載っている書影は、ドグラ・マグラ(米倉斉加年表紙の角川文庫上下とも)、日本沈没第二部(単行本。キャプションだと“第一部”のほうみたいになってる)、気まぐれスターダスト(ふしぎ文学館)、うらしまたろう(大川悦生、村上幸一イラスト、ポプラ社)、細菌人間(出版芸術社)。
2016-11-05 09:36:14.@sanzokusaka @flow2005yob その2冊は文中には出てこないけど書影が載ってるという…。文章全体ではテクノロジーが切り口のひとつで(あと、夢・幻想)、小松は日本沈没とBBJ、筒井は虚航船団とパプリカ、星はショートショートのmasterとしての言及のほか→
2016-11-05 15:30:25→声の網に触れられています。そういう切り口なので江戸川乱歩「鏡地獄」と荒巻義雄「柔らかい時計」が並べて内容紹介されていたりも。ほかに名前が触れられているのは前出夢野久作、円城塔、伊藤計劃と、→
2016-11-05 15:41:06→柴野拓美、福島正実、安部公房、村上春樹、笙野頼子、大江健三郎、菅浩江、大原まり子、田中光二、ニック・ママタス、マスミ・ワシントン、上田早夕里、菊地秀行、小川一水。SFアドベンチャー、SF宝石、奇想天外の名前も。
2016-11-05 15:43:58