『この世界の片隅に』の太極旗は「その後の朝鮮進駐軍の暴挙」を表してる!……のか?
太極旗は「朝鮮進駐軍」の暗示か
『この世界の片隅に』の物語において、玉音放送後、唐突に描かれる「太極旗」を巡って、一部twitter上ではこんな解釈がされています
能年主演作が"圧力"で潰された件 blogos.com/outline/195427/ 『この世界の片隅に』戦時中の日常を描いた作品。原作は名作だから多くの人に見てもらいたいのに残念。重要なシーンに朝鮮進駐軍っぽい描写があるけど映画で描かれるんかな。 pic.twitter.com/G7te8WqIhJ
2016-10-28 17:11:35「この世界の片隅に」原作漫画 読み終わったあと純粋に無差別爆撃卑怯おのれ鬼畜米英って思えるし、太極旗が出てきてる一コマで朝鮮進駐軍の暴挙を表してるし、単純な反戦平和主義漫画ではない
2016-11-12 20:04:28「この世界の片隅に」見て来た なんかあの絵がそのまま動いてる感が凄かった 淡々とした空気感もいいので是非見てほしい あと玉音直後に太極旗が上がってたのはそういう愚連隊の乱暴行為が始まる合図かなと思った
2016-11-17 18:08:29一方で「あれは日本の加害を表している」という声も
@takammmmm こうのさんの「この世界の片隅に」では、敗戦を知った後に主人公が、太極旗が掲げられているのを見て「暴力で従えとったいう事か」と言う場面があるんです。日本の加害についてわかってる方かなあと思っていたので、余計に何故大和ミュージアム?と残念でした。
2013-07-01 23:44:33『この世界の片隅に』そしてさらにその片隅に d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/2… 「主人公は、遠くの屋根に太極旗がひるがえっている光景を見て、ようやく片隅で生きていた自らも他者を抑圧していたことを知る。『暴力で従えとったいうことか』『じゃけえ暴力に屈するという事かね』」 pic.twitter.com/I9AAVjSIjO
2016-11-05 21:55:31逆に「この世界の片隅に」は理不尽な暴力に日常の力で戦ってるつもりだったすずさんが、日本が負けて朝鮮人が日の丸を太極旗に描き替えて掲げ祝う光景を遠目に見ながら、自分の身体も日常も暴力で収奪した植民地の食料で出来てたと気付くわけで(ヤミの台湾米が伏線)メッセージ性は鮮烈である。
2016-11-13 06:21:23『この世界の片隅に』の主人公すずを「普通」の代表として「すずさん」と読んでしまいたくなる構造には巧妙な仕掛けがある。この映画の恐ろしさは生活の連続に戦争があるだけではない。敗戦時、眼下で太極旗(朝鮮旗)が掲げられるワンカットですずが「普通」に差別構造の一員だったことが露わになる。
2016-11-14 11:25:39『この世界の片隅に』には玉音放送の後に太極旗が掲げられる場面がある。8月15日は韓国では光復節、北朝鮮では解放記念日と呼ばれ大日本帝国からの独立を祝う日とされている。あの場面、不意に「他者」の視点が差し挟まれることでふと我に返る観客も多いかもしれない。 #この世界の片隅に
2016-11-15 13:27:01その他反応
ちょ、朝鮮進駐軍……(ブルブル震えながら後ずさりして背中から壁にぶつかりヘナヘナと尻餅をつく) pic.twitter.com/tD9tYuHlVT
2016-11-16 13:32:41裏を返せばあの描写を「朝鮮進駐軍のほのめかし」だと捉えるような連中にとっても「戦中の日常を描いた名作」なんですよ。前作から引き続き「日本人だけが被害者」であるかのようなニュアンスだから mobile.twitter.com/washburn1975/s… mobile.twitter.com/washburn1975/s…
2016-11-16 16:33:28だから、日本の植民地支配と加害を必ずしっかりぎっちり描かないと駄目なんだって...。 受け取る側はここまでダイナミック物知らずなんだから...。 とはいえこれは流石に想定外。 twitter.com/washburn1975/s…
2016-11-16 14:51:55こういうのが「単純な反戦平和主義漫画ではない」として出てくるのがいかにもだなあ。「頭お花畑の従来の反戦平和主義」と「賢い僕たち」という意識。 twitter.com/washburn1975/s…
2016-11-16 18:54:52あの作品が反米ナショナリズムに回収されやすい「両刃の剣」だということは分かっていたことだけど、実際にこういうのが出てくるのを目の当たりにすると、やっぱり途方に暮れます twitter.com/washburn1975/s…
2016-11-18 09:23:35