「北条泰時」を考える~”日本唯一の革命家”はさすがに大げさ?では実像は?
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日本唯一の革命家 北条泰時とな、、、 おはようございます ift.tt/2f3FqiN pic.twitter.com/65oQgF3T0f
2016-11-23 04:09:26http://www.asahi.com/articles/ASJCJ5THCJCJUCVL013.html
:…日本には西洋のような「革命」はないとされてきた。しかし、織田信長でさえ正面から対決しなかった朝廷との戦争を制し、我が国固有の法を定めた男がいた。彼こそが「日本史上唯一、成功した革命家」とする論考が、注目を集めている。
発表したのは社会学者の大澤真幸(まさち)さん(58)。
大澤さんは「革命」の定義を、「社会の根本的な変革が、当の社会のメンバーによって意図的に引き起こされること」と規定。大化改新や明治維新、戦後の民主化は外部からの衝撃や外圧に対する反応であり、「内発的な変動とは見なしえない」として除外…
この定義↑が「俺ルール」なんじゃないか?という気はしますな…
成功し過ぎて、かえって目立たないという英雄や革命家もいるのではないか、という北条泰時話。かつてゆうきまさみは「北条泰時を漫画化したい」といってたな / 「正当性」が正統性を超えた例…が北条泰時の「御成敗式目」だった - 見えない道場本舗 htn.to/rJ6txV
2011-08-14 09:34:27内的規範がそのまま外的規範のようになるのが「あるべきようは」。「心の実法に実ある」振舞いが、自然的な秩序となって、戎法に一致すること。それも固定的ではなく「時に臨みて、あるべきように」あればよい。泰時にとっては「法」もこういったもの『日本人を動かす原理・日本的革命の哲学』山本七平
2015-05-25 19:21:40象徴天皇制っぽい日本の伝統は相当多くて、院政とか治天の君とか大御所政治とか、「象徴としての社長」と「実権を握る会長」とに分離している体制は日本人大好きなんだよね。会長とか名誉会長とか相談役とか顧問とか会社に多いし>RT
2016-11-23 08:49:49徳川幕府や諸藩も、江戸中期ぐらいになると将軍や藩主が象徴天皇みたいになってしまい、実権は老中や家老、下手をすると下級武士上がりの側用人や勘定方が権力を持っていたりするからな。だから、江戸中期の大名で個性がある人は少なくなります。江戸初期の藩祖の頃とは全然違う。
2016-11-23 08:56:20天皇が将軍に実権を握られ、将軍が執権に実権を以下(略)なんて、もはやギャグのたぐい。 でも逆に言うと「実権を握った実力者が、なぜ名目上の旧支配者を完全に打倒しないのか?」という謎でもある。 @gishigaku @tyuusyo
2016-11-23 09:23:19下剋上だと後で非難されますし、形式的に奉っているほうが便利なんですよね。「神輿を担ぐ」(実権は担いでる わしらが握ってる)というのは日本独特なのかな。 twitter.com/gryphonjapan/s…
2016-11-23 14:11:45しかし、メディアもなぜ素人談義を有り難げに取り上げるのだろうか。 twitter.com/asahi/status/8…
2016-11-23 09:32:50この大澤さんの議論、「「革命」の定義を、「社会の根本的な変革が、当の社会のメンバーによって意図的に引き起こされること」として、明治維新等を撥ねているけど、そんなこと言ったらロシア革命だって、フランス革命だって、諸外国からの影響はありまくりな訳で、近代史に革命はなくなってしまう。
2016-11-23 09:45:29自分で、恣意的な定義を作って、何かがその定義に当てはまることをもって何かを言ったかのように言うのは、一番やってはいけない事の様な気がする。 twitter.com/kankimura/stat…
2016-11-23 10:00:56大澤さんの議論。こういう「思いつきだけの議論」は80年代まではたくさんあったのだけど、人文学や社会科学の実証の度合いが大きく上がった現在では通用しない。一言で言えば、緊張感がなさ過ぎ。
2016-11-23 19:58:50御成敗式目と北条泰時の関連は時々聞き、読んでみたいけれども、少し冷めた目で見ると、「マルクスとは別の革命像を提示」することに共感すること自体、左翼の劣化(サヨク)を感じてしまう。... fb.me/6nDyxoUM4
2016-11-23 14:19:27日本でただ1人革命に成功したのは鎌倉幕府3代執権の北条泰時だと、社会学者の大澤真幸さんは言います。どういうことでしょうか。 asahi.com/articles/ASJCJ…
2016-11-23 14:53:52このおじさんの言うことはほっとくとして、このおじさんに北条泰時のことをレクチャーした奴がいたらいますぐ出てこい!【日本史上唯一の革命家とは… 大澤真幸さんの論考に注目:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASJCJ…】
2016-11-23 19:50:11@realismo_1978 はじめまして。横から失礼します。大澤某の論考なるものは有料記事で読めないのですが、泰時を革命云々で持ち上げるのは、山本七平氏からの受け売りかパクリではないでしょうか? (もし、そうしたことは御承知でいらっしゃいましたら、失礼の段、お許しください。)
2016-11-23 19:56:55@seikaisei ご親切に早々のご教示をいただきましてありがとうございます。山本七平氏からの受け売りとの由でしたか。山本氏にしてもご専門ではありませんのでなんとも…。私も当該記事の後半部分は読んでおりませんが、読める範囲のみだけでも充分、ということで挙げた次第です。
2016-11-23 20:06:22@seikaisei 北条泰時についての基礎的な事実は、古典ともいえる上横手雅敬氏の『北条泰時』(人物叢書、吉川弘文館、1958年)に示されておりますが、主な事跡を脚色に満ちている『吾妻鏡』に依拠せざるをえないため、実像が掴みづらいという問題がございます。
2016-11-23 20:11:37内的規範がそのまま外的規範のようになるのが「あるべきようは」。「心の実法に実ある」振舞いが、自然的な秩序となって、戎法に一致すること。それも固定的ではなく「時に臨みて、あるべきように」あればよい。泰時にとっては「法」もこういったもの『日本人を動かす原理・日本的革命の哲学』山本七平
2015-10-26 21:21:59@seikaisei 正確な事跡の検証すら実は困難な人物でありますので、ましてや革命云々の評価などできるわけがない…というのが私の感想でございます。なお、当該記事には少し読める範囲にだけでも、泰時の事跡に関する誤った評価が挙げられていたのですが。
2016-11-23 20:17:12@realismo_1978 なるほど、そういうご主旨だったのですね。>泰時の評価 山本七平氏の泰時評は、いま手元に著作がないのでうろ覚えですが、御成敗式目の内容を高く評価したものだったと思います。で、それをもとに確か「無血革命」とか何とか書いておられたように記憶しています。
2016-11-23 20:22:05