キレない脳を伸ばす・維持するには、上手に楽しむことが必要。(連ツイシリーズ番外編)
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このまとめの視覚過敏対応の低刺激デコレーション版はこちらです。http://togetter.com/li/1056994
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シリーズINDEXはこちら。▶O9Cさんの連ツイシリーズ「アンガーマネジメントと感情のラベリング」関連まとめリンク集。
- 今回はインターミッション的に、前頭前野と辺縁系のお話です。
下記リンクが前回まとめです。次回まとめは公開次第、このまとめの最後にもリンクします。
情動のコントロールと脳の発達について。
以前読んだ記事には、子どもが感情や衝動のコントロールを上手に出来るようになるためには「楽しくて仕方ない!キャーキャー騒いじゃう!」という状態を十分に経験して、その後で、じゃあ今度は静かに本を読みましょう、みたいに切り替えることを繰り返し積み重ねて行くことが必要だと書いてあったな。
2016-11-12 13:03:45この興奮と急速な鎮静の繰り返しで、子どもの脳は情動のコントロール力を育てていくのだそうです(その過程には体罰も心理的な威圧も必要ない)。公共の場でいい子にできるようになるのは、そのコントロールがあればこそ。けど、それを育てる根気や時間が親から奪われがちなのほんと辛いと思う。
2016-11-12 13:20:35記事発掘成功!おもったより最近の記事でした。今年の9月末だわ。 いつもふざけてばかり…うちの子大丈夫? [教えて!親野先生](ベネッセ 教育情報サイト) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-… twitter.com/CookDrake/stat…
2016-11-12 21:35:35感情の中枢は扁桃体。楽しい!はしゃぎたい!も扁桃体の働きで生まれる。一方、感情や衝動の抑制は前頭前野の分担。たっぷりふざけることで前頭前野の抑制を外し扁桃体の欲求を十分満たす。その後で絵本を読むなど静かな取り組みをすることで前頭前野が情動を抑制。この繰り返しで脳が鍛えられる。
2016-11-12 21:40:52感情の中枢は扁桃体。楽しい!はしゃぎたい!も扁桃体の働きで生まれる。一方、感情や衝動の抑制は前頭前野の分担。たっぷりふざけることで前頭前野の抑制を外し扁桃体の欲求を十分満たす。その後で絵本を読むなど静かな取り組みをすることで前頭前野が情動を抑制。この繰り返しで脳が鍛えられる。
2016-11-12 21:40:52以下抜粋。例えば“親子で思い切りふざけたり/楽しい時間を過ごし/そのあとで「さあ静かに絵本を読もう」というようにスパッと切り替えて静かに過ごす時間を/すると、そこで前頭前野が扁桃体に抑制をかけます。たっぷりふざけることで充分満足できた扁桃体は、その抑制を受け入れることができます”
2016-11-12 21:43:11“こういう切り替えの経験をたくさんすることで、扁桃体と前頭前野をバランスよくコントロールする力が付くのです。この力が付いている子は、怒りなどの感情も抑制することができるようになります。感情に飲み込まれたままキレて爆発するということもなくなります。つまり、キレない子になるのです。”
2016-11-12 21:43:32ポイント。 ・まず目一杯はしゃいでOKな楽しい時間をたっぷり過ごす。 ・次にさあ、今度は絵本を読もう、など、静かな楽しみに移行する。 ・この切り替えの経験をたくさん積むことで脳の発達が促され、情動の発露と抑制が上手に出来るようになり、情緒豊かでキレない子に育つ。
2016-11-12 21:45:46@CookDrake 昔々、レクレーションのリーダー研修みたいの受けた時さ。キャンプファイヤーの構成で「静かに始まり、盛り上げ、落として、〆る」が基本、ってやったのよ。こども寝かす時、これの応用はよく効いたよ。寝る前のひと暴れタイム作ってた。くすぐりっこからの子守歌とか。
2016-11-12 22:36:46.@nankuru28 お、そんなマニュアルが有るんですか!なるほどな~、やっぱりしっかり遊んで盛り上がるとしっかり静まるんですねぇ。
2016-11-12 22:40:30@CookDrake 止まれと言って止まる逃亡犯はいないのと同様、寝れ!で眠る子はまずいない(^◇^)キャンプファイヤーの場合、盛り上がりで解散すると事故率が高くなるって統計があるとか言ってた記憶があるよ。鎮めてから解散するのも責任の内!って習ったんだ。
2016-11-12 22:46:22.@nankuru28 あ~!なるほどなぁ。さっき十代の発達のバランスが…って記事のツイート見つけてメモったんだけどそれも貼っとくか。 twitter.com/NikkeiScience/…
2016-11-12 22:54:3310代の脳は子どもや大人より危険な行動に走りやすい。理由の1つに感情をつかさどる大脳辺縁系と衝動的な行動を抑制する前頭前皮質の成熟のミスマッチがあげられます。 ホルモンの影響をうける大脳辺縁系は思春期の開始にととともに成熟しますが,前頭皮質はその10年後に成熟します。
2016-08-30 13:27:3410代の向こう見ず 原因は脳の「ミスマッチ」:日経 nikkei.com/article/DGXMZO… “大脳辺縁系は感情をつかさどる領域で、思春期に急激に発達/健全な判断と衝動の制御を促す前頭前皮質は、大脳辺縁系よりも遅れて成熟/前頭前皮質は20代になっても顕著に変わり続けている”
2016-11-12 23:13:0310代の脳は子どもや大人より危険な行動に走りやすい。理由の1つに感情をつかさどる大脳辺縁系と衝動的な行動を抑制する前頭前皮質の成熟のミスマッチがあげられます。 ホルモンの影響をうける大脳辺縁系は思春期の開始にととともに成熟しますが,前頭皮質はその10年後に成熟します。
2016-08-30 13:27:34引用「前頭前野はヒトをヒトたらしめ,思考や創造性を担う脳の最高中枢であると考えられている。前頭前野は系統発生的にヒトで最もよく発達した脳部位であるとともに,個体発生的には最も遅く成熟する脳部位である。一方老化に伴って最も早く機能低下が起こる部位の一つでもある。」→
2016-11-13 22:18:35→「この脳部位はワーキングメモリー、反応抑制、行動の切り替え、プラニング、推論などの認知・実行機能を担っている。また、高次な情動・動機づけ機能とそれに基づく意思決定過程も担っている。さらに社会的行動、葛藤の解決や報酬に基づく選択など、多様な機能に関係している。」引用終。
2016-11-13 22:19:13cookさんが10代の行動について、脳の発達成熟の差があるから起こることもあるって記事を引用してたけど、ここにも「最も遅く成熟する脳部位である」ってなってる。そして「最も早く機能低下が起こる部位」っても。アルコール飲んでも認知症でも最初にヘタれる箇所、ブレーキの前頭前野。
2016-11-13 22:23:1410代の危なっかしさを言うのなら、中高年の危険性も同時に言わないとズルイよな、とか思う。前頭前野と大脳辺縁系(扁桃体と海馬が代表)の機能のズレは、10代と同様、老化でも起こるとの予想は容易だからだ。「年取って子供に戻る途中で思春期並みの暴れ期がある」って必要な認識だと思う。
2016-11-13 22:29:02大脳辺縁系の解説はこちら。akira3132.info/limbic_system.… 生きようとするチカラの塊が大脳辺縁系ってイメージでいいと思う。スピードは圧倒的に辺縁系が速い。前頭前野は何時も遅いのだ。前頭前野が意識する前に、辺縁系の処理は終わっているのだろう。
2016-11-13 22:36:02ザックリとしたイメージで言えば。脳にはブレーキ担当(未来への見通しと共に、計画を立てる)が存在するんだが、こいつは育つのも遅ければ壊れるのも早い上に、反応速度も一番遅い。だがここの機能が「社会的人間として」のキモでもある。興奮しっぱなしで抑えが効かないのは危険人物でしょ?
2016-11-13 22:41:53