なんとなく使っていた「エモい」という言葉、昔の人だったら「あはれ」と表現した感情なのでは?
- PanPanmaigo
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古代には、「エモい」とほとんど同じ用法を持った「あはれ」ということばがありました。「いとあはれ」と言っていた昔の宮廷人は、今の時代に生まれたら、さしずめ「超エモい」と表現するはずです。(「今年の新語2016」選評より) bit.ly/2h3KhN8
2016-12-05 16:42:16「今年の新語2016」の「エモい」の選評。“日本語では、「四角な→四角い」「黄色の→黄色い」というように、「特別ではなく普通の日本語の一員になった」と感じられる場合、形容詞化が起こることがあります” bit.ly/2h3KhN8
2016-12-05 10:42:461967年10月21日、香川県高松市生まれ。国語辞典編纂者(出版社社員ではありません)。『三省堂国語辞典』編集委員。著書『日本語はこわくない』PHP、『日本語をもっとつかまえろ!』毎日新聞出版、『知っておくと役立つ 街の変な日本語』朝日新書、『ことばハンター』ポプラ社 他。『気持ちを表すことばの辞典』ナツメ社 も監修。
@IIMA_Hiroaki 「エモい」は「(動的に)感情的な」だと思ってました。 ドラマなどでやたら感情を前面に押し出した演出などに「こんなエモい表現いるのか」というコメントを見かけました。 あはれ、は静的な印象でまた違う印象ですが。
2016-12-06 12:36:56このツイートも、今年の新語2016も、「超エモい」です。 平家物語に登場する和歌の名手たちも、今の時代に活躍していたら、和歌愛好者たちから「今年の勅題のアレ、超エモいよね」と絶賛されるのです。 twitter.com/IIMA_Hiroaki/s…
2016-12-05 17:41:32それで行くと「をかし」は「ヤバい」ですよね 『秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへエモいなり。まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとヤバし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。』 twitter.com/IIMA_Hiroaki/s…
2016-12-05 23:56:24