稲田徹氏が語る「ドギーズ・メモリー」・その4
さて『特捜戦隊デカレンジャー』DVD3巻あたりの思い出話でもしますか。 9、10話の敵の声は日下秀昭さん。ボスのスーツアクターさんです。 アフレコ現場で、その後のボスを演じる上での相談や企みなどいろいろお話できて有意義でした。
2011-03-09 01:10:55余談ですが、デカと同時期に収録していたアニメ『ジパング』で、俺が演じる角松洋介の宿命のライバルの名前が草加(くさか)。 ボスを共に作り上げる日下(くさか)さんと同じ読み。 親愛なる方の名前を、何度となく憎しみを込めて叫ぶ。因果な商売ですな。「く~さ~か~!」
2011-03-09 01:16:369、10話のゲスト、マイラさん、美人さんですな。 3、4話のエリカちゃん、6話のリドミハ星人の姉妹、更には2話のOLさんに至るまで、デカはゲストの女性まで非常に美しい方々を取り揃えております。 キャスティングの方々、グッジョブです。
2011-03-09 01:26:0411話でボスが狙撃される訳ですが、その前のアフレコの時に、「来週ボス殉職です」と言われ、目の前が真っ暗になった。 後にボスが変身する事は聞いてたので、「え、じゃあ変身とかはナシの方向で?」とかスットンキョーな返ししか出来なかった。 ドッキリで良かった!
2011-03-09 01:35:52俺がボスの声に決まった経緯には、実は1人の事務所の先輩の後押しがありました。 脚本の荒川稔久さんが以前仕事したその方に、俺の事を聞いてみた所、「稲田くんなら大丈夫」と言ってくれたとか。 その先輩が、12話でエイミーの声を演じた、中井さらさんです。
2011-03-09 01:45:50中山さんは俺の1年先輩で、俺が過去一番辛かった仕事の共演者でもあります。 その仕事は、バラエティー番組の『ラクダは都心で飼えるのか』というコーナーの再現ビデオでした。 俺は巨大なラクダの着ぐるみの前足役。中山さんはその飼い主役でした。
2011-03-09 01:53:33前が見えないラクダの着ぐるみを着た俺を中山さんが新宿のビル街やルミネの中を連れ回すという、声優スキルのかけらも必要とされない仕事。 顔も出ない俺もミジメで辛かったけど、人混みの中、ラクダを連れて遠くから撮影されてる中山さんは相当恥ずかしかったと思う。
2011-03-09 01:59:28時折「うわ~、メッチャ恥ずかしい」という中山さんの声は聞こえつつも、俺が人や障害物にぶつからないようにずっと指示してくれてた。 あと、俺がお金ない時に電車の切符を買ってくれた事もあった。 中山さんにも、ずいぶんお世話になってるなぁ。
2011-03-09 02:06:38そのラクダの番組のエンディングテーマ、前川清の『抱きしめて』という曲を聴くと、今でも悔しいやら切ないやら、苦々しい記憶が蘇る。 と気がつけばデカレンジャーそっちのけでラクダの思い出ばかりだけど、次の巻は話したい事てんこ盛りです。なんせ、あの回ですから。
2011-03-09 02:12:5511話での殉職未遂。12話でのシャンプーハットを口にかけられる所と、ボス株を少々下がり気味にしといて起死回生のEpisode.13、最高の持っていき方です。 このまま続けていきたい所だけど、気合い入れて視聴、そしてコメントするために寝ます。また明日。
2011-03-09 02:23:03しまった!中山さらさんを最初、中井さらさんと書いてたようだ!何てこった、恩人の名前を! すみません『中山さら』さん。これから気をつけます『中山さら』さん。
2011-03-09 03:11:49