ローマを巡るアナクロニズムと最重要ミッション海賊退治
- nirvanaheim
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地中海の覇権を争ったローマとカルタゴ、太平洋の覇権を争ったアメリカと日本、通じるところがありますね。 RT @SeiichiMizuno: @main_streamz 小国のカルタゴがついつい頭を出したために、ローマに完膚無きまでに叩かれるっというのは、気になるな〜!
2010-08-16 23:33:43どう考えても「地中海に長らく重きを成してきた大国・カルタゴ 対 新興の田舎帝国・ローマ」という構図な件。どうやら、NHKがアホなアナクロニズムを垂れ流しているらしいな。
2010-08-16 23:42:23「オリエント・地中海」世界におけるローマは、中国史で南宋・金等の大国が割拠する折りに現れたモンゴルくらいに思えばいいと思います。あとは海洋世界・内陸世界という模様の差が対照を作る。
2010-08-16 23:46:39どう調べてもカルタゴが「小国」だったという根拠が見当たらないんだが、領土の広さが国力を決定する最大要因であったと考えるなら、ってかそうじゃないからカルタゴがあるわけだが、もういいや。
2010-08-16 23:51:18あ、ローマの海賊退治はモンゴルの駅伝の整備に相当しますね。地中海世界にはもう港という駅はあるんで。駅間の安全保障として海賊退治。まあ陸でも街道も整備しまくってますが。
2010-08-17 00:01:52だからみんなという名の共同体ではカエサルの方が好まれる。 >@Im_Weltkriege:ポエニ戦争よりポンペイウスの海賊討伐のほうが正しく「作戦級」なのでつい読み耽った。これぞ巨大官僚組織たる軍隊。
2010-08-17 01:00:39プリニウス「ヘラクレスや "自由なる父" の輝かしい勲にも比すべき、大ポンペイウスの勝利とすべての偉業の全記録について述べることは、彼個人の名誉というよりも、ローマ帝国の名誉に適うことである ……」
2010-08-17 10:17:19ああ、さっきのローマを巡るアナクロニズムが、先日言った史的視野の陥穽に嵌まった結果の例ね。 → http://j.mp/asAHYs http://j.mp/a22pkC
2010-08-17 00:43:19史的パースペクティブを持つ研究者(この持って回った言い方は、史学科概念との接続を切るためのものである)にとっての最大の罠とはもちろん、彼が見んとする事件、出来事、運動……の結果、そしてなにより、「歴史の結果」を知っていることに外ならない。
2010-08-14 14:35:16その結果を正統と見做し、その結果に至るのを当然として、過程を見てしまう。過程に結果を敷延してしまう。このような姿勢で、その時代の人心をまともに分析するなどできはしない。当然ながら、その「結果」が、研究者の時代の社会的権威であるほど、陥穽は広く深くなる。
2010-08-14 14:42:06(一言で言えばホイッグ史観。まあこの語の素であるところのホンモノのホイッグ史観そのものではないですが、少なくとも、私は概ねこのような意図でこのホイッグ史観という語を使ってます)
2011-03-09 04:14:38「'think the earth' project理事長 西武百貨店社長、慶応大学SFC特別招聘教授、米ネットスケープ社顧問、参議院議員(さきがけ政調会長)などを歴任しました・・今はヨロズコンサルタントかな?」か……いや、さっきのカルタゴが云々言ってた御仁のbiography。
2010-08-17 01:23:17