ネットの罵詈雑言的感想に一喜一憂するのではなく、購入してくれた読者さんの「声なき行動」を信じてください、というお話をしたことがあります

ファミコン『たけしの挑戦状』で「こんなゲームにマジになっちゃってどうするの?」という名言があります。あくまで自分の経験則ですが、そんなことを言われるくらいマジに何かをやりきったとき、良い結果になることが多いです。
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三木一馬 @dengeki_miki

作家さん関連のツイートで、ネットの罵詈雑言的感想に一喜一憂するのではなく、購入してくれた読者さんの「声なき行動」を信じてください、というお話をしたことがあります。

2011-03-20 20:32:13
三木一馬 @dengeki_miki

とは言えども、そういったネガティブな感想が気になって仕方ない、どうしても我慢ならん!という方もいらっしゃると思います。しかし起こった事象は変えられませんから、「バカにされる」ことは、けっして悪いことばかりじゃないと前向きに考えていこうというお話。

2011-03-20 20:32:17
三木一馬 @dengeki_miki

ファミコン『たけしの挑戦状』で「こんなゲームにマジになっちゃってどうするの?」という名言があります。あくまで自分の経験則ですが、そんなことを言われるくらいマジに何かをやりきったとき、良い結果になることが多いです。

2011-03-20 20:32:55
三木一馬 @dengeki_miki

具体的には『斜に構えているユーザー層を意図的に想定して、そこに暑苦しいものをぶつけること』が大事という感じでしょうか。メジャーな商品やコンテンツは、100%褒められる事はなく、むしろ活発に褒められるのとけなされること、両極端な意見が交互に発信されていたほうが結果が出る印象です。

2011-03-20 20:33:33
三木一馬 @dengeki_miki

「俺は●●の音楽が好き」「いや~あれはどうもね~」とか、「あの映画やっぱり駄目でしょ」「いや、ここがいいんだよ」といったやりとりを想像するとわかりやすいかもしれません。大抵ネガティブな意見は一方的で、作品を「バカにする」ことがありますが、むしろそれが良い指針になるときもあります。

2011-03-20 20:33:54
三木一馬 @dengeki_miki

作家さんも自身の作品がブロガーさんや書評サイトなどでけなされている事があるかと思います。しかし、先ほどのようにバカにされたり、けなされるということは、「大衆」に向かっているとも考える事ができるので(もちろん「けなされてばっかり」の作品もあると思います。

2011-03-20 20:34:01
三木一馬 @dengeki_miki

しかしそれはそれでむしろ凄くないですか?)、それが創り手としてストレスになり、「どうしても我慢できないんだ!」とイライラしてしまう方は、自分が他のメディアに対してやっていることを想像してみると良いかもしれません。

2011-03-20 20:34:38
三木一馬 @dengeki_miki

作者の気持ちなんか考えた事もなく、非常に軽いノリで、よりライトに好き勝手なこと言ってます。だからこそ「娯楽作品」だとも言えるのではと思います。

2011-03-20 20:34:49
三木一馬 @dengeki_miki

どのみち僕らのやる事は変わらず、面白いものをつくることが目標です。だったら、考え方を少し工夫して、イライラが解消される方向に持っていったほうが得ではないでしょうか。なので次からは、バカにされたら胸をはって「バカです!」と言うくらいの意気込みで行きましょう! 

2011-03-20 20:34:58
三木一馬 @dengeki_miki

その方が、きっと面白いものが生まれますし、前向きに作家としても進んでいけるのではと思っています。これは編集者にも同じ事がいえるので、自分自身も気をつけていきたいです。何が言いたいかと言いますと、サイレント魔女リティの小説つくってみたい。(おわり)

2011-03-20 20:35:05