- kasajimajima
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昔、政治部記者になったとき、社会部出身の私も、その取材スタイルの違いに驚いたものだ。一番驚いたのは、政治部記者が、俺が●●を総理の椅子に座らせた、だの、俺が●●を総理の座から引き下ろした、とかいうのが自慢話としてでてくること。いや、それを決めたのは有権者だろ、と言いたいところだが
2017-09-20 14:39:07政治部記者、特にテレビメディアの政治部記者は世論を動かしているのは自分たち、という自負があるのだ。私が政治部記者だったのは、麻生政権のときだが、あるテレビメディア記者が「麻生をまだ総理の座から引きずり降ろせていない俺たちは情けない。先輩記者時代なら、今頃政権が代わっている」と
2017-09-20 14:40:58嘆いていたのが、すごく印象に残っている。あれって、世論を誘導することに淫しているんだと思う。世論誘導力というのはメディアが第四の権力といわれるゆえんのパワーだが、記者に権力と戦う気持ちがあるのなら、自分の中にある、世論を思いのまま誘導できるのではないか、誘導したいという誘惑も、
2017-09-20 14:46:35戦うべき相手だと、認識した方がいいと思う。自分の世論誘導力に淫するのは、権力に淫することだよ。記者の仕事が権力の監視というなら、自分が正しいと信じて発信する情報にも、ときに疑いを持って見直すぐらいの方がいいんじゃないかな。
2017-09-20 14:51:50そしてツイッターとかその他SNSという新なメディアは、世論を誘導することに淫する快感を、記者以外に広げてしまった感があるな。炎上というのは、不幸にもうっかり起こしてしまったものもあるが、わざと炎上させることもあるでしょう。あれ、ちょっとこわいよな。
2017-09-20 14:57:18反応
@kaori0516kaori その自慢話、あながち間違いでは無い気がします。ネットが無かった当時、マスコミがどれだけ偏向や捏造をしていたのか見当もつかない。文章力のある記者がそれなりの記事を書けば、読者はそれに踊らされる時代でした。でなければ慰安婦問題も南京大虐殺も一方的に話が広がる事は無かったと思います。
2017-09-21 10:51:25「権力と戦う」って、厳密には「今権力を持ってる奴と戦う」ってことなんだろうな。権力そのものとは戦いたくないと言うかむしろ自分が手にしたい
2017-09-21 12:45:38@kaori0516kaori 田原総一朗氏が「私は三人も総理の首を取った」とラジオで自慢してましたが一方的なネガキャンが効いた時代だったとも。そして彼らが総理を産んだという話は聞かないので単なる壊し屋でしかないなと。大連立を画策したナベツネさんの方が余程骨があります
2017-09-21 07:06:42@kaori0516kaori 福島さんのこの一連のツイートはとても重要だ。 本職のジャーナリストの言葉の重みを感じた。 これを聞いて我が身に当てはめられる人は何人いるか? 私も自分の中のちょっとした思い上がりに気づき自己嫌悪に陥っていたところだったので、お言葉をありがたく受け止める。
2017-09-20 16:07:47@kaori0516kaori 時代が違うと言ってやりましょう 総理大臣の名前を言えない大学生が当たり前の時代とは違います 今は過去の発言だって 政治家の出自だってすぐ探せる時代です
2017-09-20 17:41:26@kaori0516kaori 民主主義は「自分のことを自分で決めること」だと言われますが、自分で決めているつもりでいたのに、マスコミに決めさせられていたというのでは洒落にもなりません。
2017-09-21 14:41:02