ライスのアニメ感想:#54 STARDRIVER 輝きのタクト(24)
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STARDRIVER 輝きのタクトEp.24「ひが日死の巫女」 ラス前。いよいよラストバトルといった趣。正直、いいところで切れたので早く来週になって欲しいのですが。今回は学園パート、総ざらえだった感じがします。
2011-03-27 22:16:42さて、本編ですが・・・・、いろいろ複線回収がえらい事になってるといった印象。スガタメさんの複線回収やマキバ・シンゴのシルシもそうですが、ワコとケイトのシルシ能力とか。
2011-03-27 22:27:39よく一話に全部詰め込んだなあという印象です。タクト×ワコ、スガタ×ケイトはもう今までの描写から確定してたことですが、スガタたちの方に漂う悲壮感をタクトたちが救えるのかというところになりそうかなあ。タクトは22話で決意表明していたし、スガタたちも今回で覚悟を決めた。そしてワコは?
2011-03-27 22:39:00ワコは未だに揺れていますよね。自分がどうありたいのかどうしたいのか。彼女が選ばない限り、スタドラの話は終われないような作りになってるように見えました。将来のこと、タクトとスガタのこと。ここまで彼女はあえて選ぶ事をしてきていない。今が楽しいから、という一点で。
2011-03-27 22:42:46やりたいこととやるべきことが一致する時、世界の声が聞こえるというのはタクトの言葉で。与えられた役をやるかどうかを決めるのは自分だというスガタの言葉、悩まない青春はない、彼らだったら乗り越えられる力を持っているという学園長の言葉。それらがすべてワコに掛かってきてるなあと。
2011-03-27 22:50:31ワコの決断は物語の最終的な鍵を握っていそう。そこで気になってくるのが今回のケイトの回想。ワコは倒れるトーテムポールの下に巻き込まれたスガタを「つなぎとめた」、そのあとケイトがスガタが息をしてないのを見て、「命を吹き込んだ」。コレを見てる限りだと、今生きているスガタは幻かもしれない
2011-03-27 22:55:09そうなるとケイトの言っていた「永遠」というのもかなり意味深で。今回、スガタとキスを交わしたのは一話のタクトとワコの人工呼吸(キス)に呼応する形だけども、意味合いはまったくの逆になってる。さらに言えば「神話前夜」で船と一体となったコルムナのエピソードがスガタと一致してそう。
2011-03-27 23:00:31と、ここまで考えると素直にスガタたちには死亡フラグが立っているということになってるけど、そこをどうするかなんだろうなあ。どちらにしてもゼロ時間そのものを「封印」してしまうか、破ってしまうかなんだろうけども、第三の解が用意されているんだろうか。
2011-03-27 23:05:17この作品のこれまでの性質上、戦いでの人死には出なさそうな雰囲気はあるけど。それとヘッドとマキバ・シンゴの会話で「自分の思い描いている大人になれなくて、眠りについた(時間をとめた?)」というのがあったわけでケイトの言っている永遠に照らし合わせると、やっぱり良くない意味で使われてそう
2011-03-27 23:11:21現実とゼロ時間の関係を見てるとリアルとフィクションの関係に当てはめられそう。簡単に言えば二次元のキャラが三次元に出てこれるか?という野望が綺羅星十字団の目的だったわけで。そこで言う所の「永遠」って二次元に戻る事でしかないのかなあとも思えなくない。
2011-03-27 23:16:31つまりは「時が止まる」イコール、ヘッドの状況ということになるから、そこは回避する形にはなるのかなあと。スガタとケイトに漂う悲壮感は時が止まる=死と言う意味合いもありそうだから、そこも回避するとなるとワコの能力が、ってことになりそう。
2011-03-27 23:20:10スガタはおそらく、タクトとワコをくっつけさせるためにエンペラー、そしてザメクとして戦う決意をした。ケイトはそのスガタをずっと一途に好きで、彼のためなら身を捧げてもいいと思ってて、心移りするワコとは違うと言い放った。タクトはワコの呪いを解くため、サイバディは全て破壊すると決意した。
2011-03-27 23:28:04他の綺羅星十字団員もなにかしら自分なりの決意を見出していて、その筆頭がミセス・ワタナベの主導者たる心意気なんでしょうね。あとはフィラメントのベニオがどう見出すか。結局、青春というモラトリアムの中で自分の決意を見出す事が未来につながるという流れなのかなあと。タクトの言葉の通りに。
2011-03-27 23:31:46マキバ・シンゴの言葉で「自分のなりたい大人になれる世界じゃなかったから、眠りについたらもっと苦しくなって、一人取り残された」というのが重くのしかかるなあ。そこで成長を止めたら何も出来なくなってしまった、という意味なんだと思う。
2011-03-27 23:36:04ヘッドはまだそこに気付いていないけど、いつまでもリビドーの赴くままに続けていたら、やりたいことも分からなくなってしまうということを言っているはず。その為の抑制も必要だといってるんだろうな。周りが見えていないという点ではヘッドもケイトも一緒だけど。ヘッドの方がタチが悪い。
2011-03-27 23:39:39ケイトはまだ自分の好きな対象以外が見えていないだけで、周りに気付く余地はあるけど、ヘッドの場合は同世代がもう大人になっているから、本当に周りに誰もいない感じ。そういうことを考えると、精神的な子供から大人になる話なんだろうなあ。ヨウ姉妹、サカナちゃんも大人になって出て行ったわけだし
2011-03-27 23:43:36だからこそ、ケイトとワコの話になってくるんだろうなあ。一途で周りが見えていないケイトといまだに決断に踏み切れないワコと。スガタとタクトは個々の問題に対して立ち向かう決意を決めているわけですし。
2011-03-27 23:46:29あと、描写的にはタクトとワコで一話頭のリフレインがあったのも注目かなあ。それと夕暮れでの三者三様の台詞やら、それを尻目にケイトは一人歩き、ヘッドと出くわす。これらは今まで説明した事を絵で見せている感じ。
2011-03-27 23:56:43特に一話のリフレインはワコは自分の内では決まっていそうな表情をしてたのがいいなあ。あとヘッドは目的達成した後のことを考えてなさそうだから、どうなるんだろうかなあとか。
2011-03-28 00:01:21あとタクトの親の世代は何か失敗した風だけど、祖父母の世代(ワコのばあさんとかタクトのじいさんとか学園長とか?)がちゃんと暮らしてるのに何かヒントがあるのかもしれませんし。ここら辺は何かの暗喩なのかもしれませんね。なんというか、宮崎駿と庵野秀明の差、みたいなのの。
2011-03-28 00:04:10さて、タクトたちがどんな答えを見せるかが楽しみです。最終回は「みんなのアプリボワゼ」なので、元気玉的展開にでもなってくるんだろうかなあ。みんな幸せに終わってくれる事を期待したいです。
2011-03-28 00:07:35長かった2クール感想もいよいよ次回でラスト。スタドラとお別れしてしまうのは残念ですが、最後まで楽しみたいと思います。今回の感想はここまで。それではまた次回、スタドラ最終回でお会いしましょう。
2011-03-28 00:10:01