ゲームとは何か?
以前、ゲーム性について考えましたが、今回はゲーム自体について考察したいと思います。 Togetter - まとめ「ゲーム性とは何か、単純モデルで考える」 http://togetter.com/li/10858
2010-03-30 02:23:20ゲームとは何か。それは一口に言えないので、外堀から埋めます。まず、ゲームとは何でないか、からスタートしましょう。ゲームとは何でないか。
2010-03-30 02:26:05ゲームと近いものを取り上げ、それとの違いを見ていきます。最初は、ゲームとパズルの違いです。パズルとゲームとは、いったい何が違うのか。
2010-03-30 02:30:29ゲームの終了図は複数です。たとえば将棋・囲碁は、ふつうは異なる盤面で終わります。ジグソーパズルのように、終了図が1つということはありません。
2010-03-30 02:41:44パズルとゲームの違いは、解だけではありません。ゲームの場合、経路が分岐します。ジグソーパズルを解く過程で、絵は変わらないですね。将棋・囲碁は相手と相互に進めるので、盤面は動的に変化します。
2010-03-30 02:50:18パズルは初期状態の時点で、すでに解が一意に決定しています。いっぽう、ゲームはそうではない。もし、ボードゲームをはじめたときに、すでに終わりが見えているのであれば、対人戦が成立しないでしょう。
2010-03-30 02:53:42有限ゲームは、可能な事象を総当たりで調べ尽くすことで、理論上は完全に解析できます。ただ事実上、天文学的な数になるため、現在の技術では調べ尽くせません。そこで、不確定なものとして扱います。
2010-03-30 03:10:08もし可能な事象を調べ尽くせれば、将棋・囲碁などの有限ゲームは、先手必勝or後手必勝or引き分けのいずれかになります。その場合、ゲームのパズル化が起こります。複数解ではあっても、初期状態で全て把握できる静的なものになるので、実質的にはパズルになります。
2010-03-30 03:15:23@sirouto その論だと自分以外の要素が働くものがゲームで、自分以外の要素が無いものをパズルと定義しても良いと思いますが。
2010-03-30 02:54:06@hisuipanda 対人戦の要素がパズルとゲームを分けるとは、考えていません。「1人ゲーム」は可能です。たとえば、RPGはそうですね。解・経路が単数か複数か、状態が静的か、動的に生成するか、という違いです。
2010-03-30 02:58:37@sirouto 対人要素については触れていません。自分以外の要素にはコンピュータやランダマイザーは含むと考えます。
2010-03-30 03:02:19@hisuipanda 私の方の分類では、確率的決定と、戦略的決定は、区別します。ただし、確率の期待値と盤面の評価値という形で、同列に扱うことはできます。
2010-03-30 03:06:47スポーツで言えば、キャッチボールは遊びでしょう。しかし、ストライクゾーンに何球入るかなど、明確なルールが決まれば、ゲームになります。
2010-03-30 03:28:51@go_ya 7並べはゲームです。もっと言えば、ジャンケンはゲームです。原始的ですがゲームです。私の基準では、単純か複雑かではなく、初期状態で終了状態が決定されているかどうかで区別します。
2010-03-30 03:37:55