広告主が何だ!記者は社会のため記事を書く

「スポンサーの圧力」について、報道現場の感覚を紹介するtwを紹介いたします。
12
神戸 金史 @kubonchinoabu67

こういう勘違いは多いので、説明します(続く) RT @iwakamiyasumi: 寄付や会費に支えられるメディアを育てない限り癒着の構造はなくならないRT @tateyamahodaka 新聞広告局幹部「社会部が原発批判を書くと即電力会社からクレームが来る」頭を抱えていた

2011-03-31 17:34:04
神戸 金史 @kubonchinoabu67

@tateyamahodakaさんのお話では、知人の広告局の幹部は頭を抱えていたのでしょう。社会部がスポンサーの批判記事を書いてしまったから。@iwakamiyasumiさん、それで何の問題があるのでしょう?(続く)

2011-03-31 17:34:29
神戸 金史 @kubonchinoabu67

新聞記者時代、広告局幹部がスポンサー社員の不祥事で「扱いを穏便に」とお願いにきたのを見たことがあります。報道部長は、広告局幹部が立ち去った瞬間、「おい、2段見出しを4段にしろ!」と叫んでいました。記者とはそんなものです(続く)

2011-03-31 17:34:47
神戸 金史 @kubonchinoabu67

「営利追及の民間企業ではだめ」ならばNHKや旧ソビエトのプラウダだけあればよし。言論の自由は、収入源を独自に持ち権力から独立した民間企業があって初めて成り立ったもの。その歴史的経緯を知らない人が余りに多いのです。これはとても恐ろしいことです(続く)

2011-03-31 17:35:07
神戸 金史 @kubonchinoabu67

現在のメディアの問題点を追及するのはOK。だが「寄付や会費に支えられるメディアを育てない限り癒着はなくならない」は完全な誤り。極端な清潔志向が子供たちをどんどん弱くしているのと同じ思考構造です。企業ジャーナリズムが衰弱したら、確実にファシズム社会が到来するのに(続く)

2011-03-31 17:35:47
神戸 金史 @kubonchinoabu67

しかし、どんな立派な報道機関でも、上司の命には逆らわないサラリーマンが増えればおしまい。「報道は会社のためではなく社会のため」「自分のためでなく誰かのため」と思える記者を育てることに尽きます。私は入社時「社外と戦いたいなら、まず自分が社内と戦えないとウソだ」と教え込まれました

2011-03-31 17:36:00