「ゴドーを待ちながら」 誰も座れない椅子に座るのは誰?
時を止めたミスブランチに永遠を見る、というのは以前も思ったしどっかの言葉を内面化したのかもだけど、技術的志向性からイデアにもどろうとする試みとしてのアクリル的な透明な表現であり、同時に存在的にもこの世の律を凌駕しようとした思いが「停める」「浮く」というところに表されたのか、と
2011-03-24 01:15:47@o475 どうだろね? http://twitter.com/#!/m_um_u/status/50591582642118657 まぁ「なにゆってんだこいつわけわからん。。」だったらスルーでいいし(´∀`*)ウフフ
2011-03-24 01:17:59@m_um_u ミスブランチはご本人が亡くなる間際に開催された個展とか東京芸大の美術館とか何度か実物を見ています。あれは椅子なんですが、椅子を越える場を引き連れたなにかで、その対価は椅子としてのものではありませんよ。でも人に近い存在の椅子だからこそ場が寄せられたのだと思ってます。
2011-03-24 01:35:30@o475 ああ、それはわかってたんだけどちょっと書き忘れたね。あれは「人間はだれも座れない椅子」をつくることでそこに座る「誰か」を想像させるもの、ということ。まぁその辺がイデアなわけだけど、そっからもそっとひねってみたのだよ
2011-03-24 01:37:59@m_um_u 化粧品の販売ブースって図面通りに作って引き渡す瞬間までは只の箱と棚なんですけど、そこに商品パッケージなどが並ぶと、誰も居ないのに人の気配がするんです。なんというか、人に密接なプロダクトが人の営みを呼び寄せるような感じ。あの椅子の周りには、それに近い事が起きてます
2011-03-24 01:48:36@o475 「椅子はそこに座るものを想像するかエロイ」みたいな話があるけど、「だれも居ないのに人の気配」というのはそのモノ本来の姿を引き出した、ってのと近いんじゃないかね?そういうときは会心の作品が出来てるような気がする
2011-03-24 01:51:05@o475 てか、よくよむちょっと違うか。なんとなくだけど倉俣史朗のものはアーツアンドクラフツ的な民芸なものとは違うように自分としては思ってたんだけど、くむるす的には民芸としての実際に使われるものとしての気配を感じるということだの。 ふむ
2011-03-24 02:00:42@m_um_u StarckはLa marieなど透けた椅子を幾つも送り出していますが、それらは人の場を作るための道具で、単体ではモノでしかないです。倉俣さんは商業施設に関わる仕事も多かったので、人の営みをモノに持ち込む事で場が寄せられると知っていたのでは。
2011-03-24 02:03:33@m_um_u 倉俣さんは使えないものは生み出しませんよ。あの人はあくまでも誰かが使って暮らしが変わるような表現だけを考え続けていたと思います。あえて言えば誰かのスイッチを押すためのなにかでしょうか。
2011-03-24 02:05:51@o475 ああ、なるほろ。「あれは座るものではなく座るものを想像する場を作るためのものだ」、と。それだとオブジェということになるけど、オブジェと生活デザインとしての椅子の中間ぐらいの話になるんかな
2011-03-24 02:08:34@m_um_u 倉俣さんのモノは使えます、使えないわけじゃない、だけど経年の劣化とか構造の強度とかはあまり重視されていないので問題が起きやすい。その寿命がある儚さも良いのかもしれません。
2011-03-24 02:17:25簡単に言うと、産業革命後の新興層向けのファインアートみたいなもんだよねアール・ヌーヴォー → アール・デコ。そんで時代の気運的に「進歩」とかからむので未来派ー(「速度いのちー」)って感じにも繋がる
2011-04-05 20:55:48そんで、そういった類のものにポイエーシス(アウラ)はあるのか?、とベンヤミンあたりが嘆くのだろうけど、アーツ・アンド・クラフツよろしく民芸にもモノの魂はあるので。そして、それだけではない、モノの外辺のイデアの影みたいな話はこないだの倉俣史朗周りでくむるすとした
2011-04-05 21:00:18@amayadori ぜんぜん関係ないけどあまやどりって彫刻とかの立体芸術ってなんとなくわかる? オレはあの辺ピンと来ないんだけど
2011-04-05 07:19:39@m_um_u そう言われればどちらかというとあまり興味がない方だなぁ。むしろそれがつくる影とかを見ちゃったりするかも。と言ってもあまり知らないだけかもしれないんだけどね。
2011-04-05 08:05:17@amayadori ちょっと思ったのは身体芸術の場合、身体の配置自体が抽象言語的な役割を果すでしょ?お客さんの「なんとなくの期待」をイメージしてそれに合わす感じ。 それは彫刻なんかの配置、削り方に似てるのかな、と思ったのね。
2011-04-05 08:28:15