- uchida_kawasaki
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竹山美宏『定理のつくりかた』森北出版, 2018年3月, 2000円+税 researchmap.jp/josuhjzqw-111/…
2018-03-11 20:06:30どうか読んでください。自分が世界に触れることが同時に普遍的でもあるようなかたちで生きるための、決して裏切らない元手となります。(お前はどうなんだというのは見ないことにして。)
2018-03-11 21:43:312019年 GW期間中に読もう!
GWにまとまった時間が取れる方はノートを取りながら『定理のつくりかた』を読んでみるのもよいと思います。「簡単じゃん」「このくらいならすらすら」と感じる人たちも。 morikita.co.jp/books/book/3252
2019-04-17 08:20:23うまくすると、考えることができるとはどういうことか、それはどんな条件に支えられているのかといったことを確認するきかけになると思います。そしてそれは、自分と世界と自分と世界の関係が歪んでしまったときにそれに気づく手がかりになります。
2019-04-17 08:23:47考えることを可能にする論理的な条件を多少感じることができると、それを手がかりに歴史を振り返って人類が考えることを可能にする条件をどう作ってきたかを理解しようとすることもできます。実際にできるかどうか、どこまでできるかはわかりませんが、理論的には。
2019-04-17 08:29:421億人を超える多様な人たちが「一つの社会制度」を構成しその中で暮らし、さらに70億の人たちが属する多数のそうした組織と調整しながら暮らし、そしてそれを次の世代に残すといったことがどうして可能か、その中で/ために考えることの条件は何かといった問いに触れるきっかけになるかもしれません。
2019-04-17 08:35:06思いっきり逆に振ると、ウィリアム・ブルム『アメリカ侵略全史』(作品社)も、私たちが生きている世界を把握するのによいと思います。厚い本ですが、章ごとに独立なので少しずつ読めます。 sakuhinsha.com/politics/26894…
2019-04-17 08:41:39原発事故下の8年、今、振り返りたいときは『科学』のバックナンバーに加えて、 島薗進『原発と放射線被ばくの科学と倫理』(専修大学出版局) study2007『見捨てられた初期被曝』(岩波科学ライブラリー) 牧野淳一郎『原発事故と科学的方法』(岩波科学ライブラリー) がお勧めです。
2019-04-17 08:45:10午前中に『定理のつくりかた』をノートを取りながら、午後は上(?)で紹介した他の本をごろごろしながら、というのが(個人的には)理想。
2019-04-17 08:46:35私は、(a) 「頭で考える」、(b) 「自分の言葉で語る」、(c) 「主体的」という感覚がわからない。それぞれ、レベルは違う。
2018-01-31 21:27:14恐らく、「自分の言葉で語る」という言葉で人が指し示そうとしていることは、相対的な権威になびいたり迎合したりしないという意味であって、それならばよいことなのだろうとは、真面目に思う。
2018-01-31 21:28:28「頭で考える」のではないか、そうか「身体性」か、というわけでは、なおさらない。人が言う考えるプロセスに恐らく相当しているだろうことは、外側にある。
2018-01-31 21:31:57「自分の言葉で考える」ことや「主体性」に対して、揚げ足を取ろうとしているわけでも冷笑的になっているわけでも揶揄しようとしているわけでもない。そこで真面目に大切なことを言おうとしているのはわかるけれど、そうした言葉の範囲でその大切なことを共有できたことがほとんどない。
2018-01-31 21:34:29竹山先生の「「本に書いてあるから正しい」「先生が言ってるから正しい」という受け身の姿勢を「自分の頭で考えて自分が正しいと判断したから正しい」という自立の姿勢に切り替えその判断の根拠をきちんと言葉にして他者の下に開く」を、どう誤解なく共有するか。researchmap.jp/takeyama/mathr…
2018-01-31 21:40:03最初に「頭で考える」「自分の言葉で」というのがわからないと言ったにもかかわらず、この引用で指し示されている理念は共有している。
2018-01-31 21:43:14一般に、物理的な壁やものは壊さないのに、概念や人の尊厳は壊す。とはいえ、一周すると、原発を壊したのは概念を壊していたから(最初から、まで遡らなくても)と言える。
2018-01-31 21:50:36「他人の気になって」ではなくて、他人の気になどなれないからその手前で立ち止まって、わからないなりに尊重できるように接すること。間を大幅に飛ばしたので、何でこれらが繋がっているのかわかりにくい。
2018-01-31 21:54:20竹山美宏『定理のつくりかた』 きちんと紹介しようと思っていたら、新井紀子さんがすでにtwitterでも紹介していた。少し別の観点から(まとまった紹介はいずれにせよ別途する)。 twitter.com/noricoco/statu…
2018-02-20 11:27:34私が今、激推ししたいのは竹山美宏さんの「定理のつくりかた」。こんなコンセプトの数学本は他にない。数学がわからないのは半分はリーディングスキルの問題だろうが、半分は「なぜそのような定理をつくるのか」という気持ちと必然性がわからないから。amazon.co.jp/dp/4627062311/… @amazonJPさんから
2018-02-20 11:12:20この本が扱っているのはきちんと考えることの理念と、スキルと、理念とスキルの関係(それが不可分であることを踏まえて)。題材は数学だけど、およそ普遍的なので、すべての人が真面目に読むとよい。特に、大学1年生は文理にかかわらず全員。
2018-02-20 11:34:31「相対的優位を示すためのマウンティングとしての論破」と「相手を尊重するやさしい相対主義」というのとは全然別のところに、動かしようのない真理に向けて(それ自体には到達していなくても)言葉を使いものを考えそれを共有していくとはどういうことか、それには何が必要か、が示される。
2018-02-20 11:38:01