（元）名古屋大学工学研究科（旧）助教授　玉置　昌義( @Dr_Head_TMI )さんの呟き( for #genpatsu )

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigai さん 使用済み燃料の崩壊熱によるプール水位低下は一日７０ｃｍ程度です。１０日で燃料が水面から顔を出します。あと５日足らずの可能性があります。高層ビル用消防車でホウ酸入り真水注入は使用済み燃料崩壊熱相当蒸発の毎秒１リットル程度です。腐食性海水はだめです。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん 乱暴な海水注水はやめてください。 再臨界を招きます。 ホウ酸を溶かした真水を入れてください。 注入速度もそんな強力な装置は必要ないです。 底が抜けていない限りは。 臨界と中性子吸収剤が分かる人が現場に行くべきです。 一定年原子力安全工学者より。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん ニュースで「核燃料を入れていた保管用のプールの温度が上がっている。」とありますが、100度をはるかに超えているという意味でしょうか。 沸騰しているだけなら、蒸発分の水を補給すればいいのですから。それとも、プール水が空になって、何百度ということか。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん 「強力な圧力で放水」するとプール内の使用済み燃料が揺れて破壊の恐れがあります。 ビル用はしご付消防車のノズル先端にカメラを付けて監視しながらしてください。 「使う水」は絶対にホウ酸入りにしてください。 真水だと適度に溜まると藪蛇ですよ。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん ニュースが「貯蔵プールの冷却機能が失われ、冷却水の蒸発が進んでいるとみられている。」と言っています。 蒸発量の桁だけでも計算して、根拠をもって断定的に発言してください。 憶測だけで決断すると、放水がかえってドミノを引き起こします。 重ね重ね失礼。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。 以下の報道がみられる。 『１５日の米紙ワシントン・ポストは、「大惨事の防止をあきらめたように思える」との原子力専門家のコメントを掲載。ロイター通信も「さじを投げたことを意味するとも受け取れる」との専門家の言葉を伝えた。』 断固、否定しよう。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん　水温の上昇が５号機で１日で５度、6号機では４度上がって５０から６０度。水温の上昇が続いても、沸騰まで１週間ある。それから１日当たり１０から１００㎝ 水面が下がる。さらに１０日以上は燃料が頭を出しません。２０日の余裕がある。水漏れがなければ。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん　時間はある。放水慎重に。ホウ酸入り真水。海水だめ。原発湯煙。1-2号は、底からくるので定常的にゆっくりと。3-4号は、吹きさらしのプールからで、風向き次第で増えたり減ったり。貯蔵燃料の違いで、4号のほうが3倍程度のはず。テレビ画面で確認を試みて

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。報道体制への私と妻からの願い。放送局の担当を振り分け、原発、地域ごと、救援物資、身寄り、避難移動・受け入りなどと。視聴者がほしい情報ごとにチャンネル振り分けを。どこも同じはで対応に役立たず。私は原発チャンネルだけを見ていれば即断して対応発信します。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。100万人規模の避難大移動について。まず中部以西の人は中身入り空家を100万戸用意。次に東京・関東西部の方で中部・関西に移動する余裕がある方は難事協力のためにひと月で人だけ引っ越しして中身入りの空き家にする。100万人が短距離の安心移動をできます。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん　 避難所に物資が届かないとのこと。 100から1000万人の避難移動が順次必要。 物資を待つのではなく、それに向かってまず移動。 地震・津波・原発の直接被害者だけでなく、 順次、北関東・南東北の普通の住民達も。 コンポステーラの巡礼路の用意が緊急。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん 福島第二5・6号。停止中で、炉心に燃料があり、プールにも熱々の燃料が3分の1程度炉心分のあるということは、燃料取り替え完了直後、圧力容器等も閉じた後で、間もなく運転に移るという段階だったのですね。この２機には取敢えず安心。１-４号機落着いて判断を。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　3号機への海水の空からの無謀な注水。間もなく電源が回復することを知りながらも。まずは電源回復でどこまでできるか。電源が戻っても進んでしまった事態は戻りません。例えば、海水が上から降りかかったので、多くの電気部署では絶縁破壊が生じることを恐れます。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　ついに海水を振り掛けてしまいましたね。3号機のプール燃料は使用済みで、U-235は、残り1%程度で、再臨界の恐れはないと見ます。使い終わってからの時間経過から崩壊熱もかなり低くなっています。無謀な作業は少し待ちましょう。電源回復の後で再度判断を。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　残るは3号機の事態把握です。定検中で、プールに使用中・使用済み燃料が１炉心分入っているということは、新燃料入れ始めから使用中燃料戻し入れ始めのタイミングですね。格納容器・圧力容器が開けてあり、汽水分離器とともにごろごろ置いてあるということですね。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん. 3号機と書きましたが、4号機の誤りです。 訂正してお詫びします。 混乱するとは恥じ入るばかりです。 この判断からすると、厄介ですね。 そこへ海水を降り注ぐのだけはやめてください。 これからちょっと昼休みをしながら落ち着いて整理して、次に進みます。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　「東電では、プールが空になっていると想定して、満杯になるだけの水をいれる・・。」と言っている。地震で底が抜けたり、半分にでもなっていない限り、プール水は沸騰しているが、この6日間で、4メートルほど水位が下がっただけ。最悪まだ2-3日は水面下。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　「４号機のプールにはまだ水が残っていることが自衛隊のヘリによって１６日に確認された」とニュースでありますが、当然予想通りです。３号機のプールの使用済み燃料は４号機の３分の１程度しか入っていない。水の残りは多い。見なくても判ります。名古屋からでも。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　マスコミに見られる原発事故の判断が、東電をはじめ、専門家（？）が評論家的に想像で語られているようです。テレビの画像、報道される数値からでも、ちゃんと原子力工学を身につけた４年生なら、数値的に計算できる程度のこと。ただ原発構造の断面図と数値は必要。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　「H&M 2.5億円相当の衣類を被災地へ 関東圏店舗は当面休」という記事がインターネット上に。コンポステーラへの巡礼路が開かれた第1号。移動できる会社機能・人はなるべく早く中部以西へ。消耗品と家は残して。避難されてきた人たちがすぐに使えるように。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　３号機への海水振り掛け注入作業、合わせて２０トンくらい。試算では、燃料プールの水位を１ｃｍ上昇させるのに、１トンから１０トン程度必要。今回の作業全量が入って２ｃｍから２０ｃｍです。ただ海水で電気回路をショートする。電源復帰した時の電気障害が心配。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　３号向け地上放水のようだ。１cmの水位を上げるのに1トンから10トンくらい。真水の放水。これだけが救い。10㎝ほど水位が上がるのを期待したい。大まかに言って1日分の蒸発水量に相当。底が抜けていなければ、元の貯水量とで今後ひと月分の蒸発量相当の残。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　真水地上放水注入は先の海水が洗浄されるとの効果あり。電気系の絶縁不良が解消する。準備中の電源回復時の安全系統機能の正常化は放射能放出を抑え込むには欠かせない。私はプールの燃料の極端な破損は生じていないと判断。プールの底が抜けていない限りにおいて。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　電源回復を待つ間に、１-４号機で地震により何が起こったか整理しておこう。新聞等にあるように、地震時１-３号は運転中。４号は点検中。３号プールでは三分の一炉心分の燃やし尽くした燃料集合体が冷却中。４号で１年間燃やした熱々燃料集合体がプールで冷却中。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

Kantei_Saigaiさん。　４号定期点検中の意味するところは。格納容器を開き、圧力容器のふたを取り、汽水分離機を外し、プールサイドの床に並べて置いてある。圧力容器の中は、水で満たされている。新燃料（３分の１炉心分）を入れる前か、入れる作業真最中か、終わったところかである。