ライスのアニメ感想:#64 花咲くいろは(4)
- terry_rice88
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花咲くいろはEp.4「青鷺ラプソディー」さて、新展開。学校に行き、世界が広がる事によって繰り広げられる色眼鏡のお話。キーワードは「勘違い」かなあ。
2011-04-25 02:27:16序盤の展開が緒花と菜子が打ち解ける話だったとするとこのシリーズはミンチと緒花のエピソードなんだろうなあ。そこへのカウンターとして有名旅館ふくやの孫娘の和倉結名が出てきて、恋愛が絡んでくると。
2011-04-25 02:31:51今回は「勘違い、あるいは色眼鏡で見られている」というのでお話が回っていた気がします。東京から転校してきたから、緒花がお洒落な子だというありがちな色眼鏡や、普段の学校の佇まいから、ミンチが校内の憧れの対象に見られたり、緒花が結名に尊敬の目で見たりと形は様々。
2011-04-25 02:36:47特に緒花から見た結名のカッコよさはミスリードだろうなあ。言動から見ている限り、何も考えていなそうな雰囲気があるので、今後なにかひと悶着はありそうな予感がします。結名の何気ない一言が引き金になりそう。
2011-04-25 02:39:39とはいえ、ミンチが学校内の孤高のアイドルと化してるのには笑いましたね。本人は単に不器用なだけなのを緒花や視聴者は知っているわけだからなおの事、笑いを誘う感じ。今回はコレでもかというほどミンチ押しな回だった様に思います。
2011-04-25 02:41:55それぞれミンチが男子生徒から告白されるを出歯亀してる緒花と菜子についても、ちゃんとそれぞれの性質の描き分けをしてたのが面白い。菜子は察しの良い子で緒花はストレートなんだけどそれゆえに、場の空気画読めなかったり察しが悪い子というのがきちんとしてて良かったかと。
2011-04-25 02:46:33緒花の特徴は今回の話にも生かされていて、彼女の察しの悪さが機能してドラマが機能してる所が見受けられたかなあ。やっぱり緒花が狂言回しというかトリックスターなのがよく分かります。彼女の勘違いのせいでミンチの秘密がバレる(むしろバレバレだけど)のに繋がって行くさまは見ていて面白いです
2011-04-25 02:49:55それにしても緒花にしてもミンチにしても男にもてるなあとは少し思った。彼女たちに魅力があるからなんだろうけども、お互い甘酸っぱい青春送ってるなあという気はする。片方は遠距離、もう一方は近距離で思い人がいるわけですしそれはそれで羨ましくもあるなあ。
2011-04-25 02:54:03今回の出てきた対比構造としては緒花とミンチ、緒花と結名ってことで今はミンチサイドがフィーチャーされてるから、結名側はもう少しあとになりそう。「楽しければそれで良い」という結名のに対して「お仕事をしなきゃいけない」緒花との図式があるから、今後の展開で詳しく語られそうだなあ。
2011-04-25 02:59:03今回のお話の軸となっている緒花とミンチはこちらもかなりの勘違いの上でドラマが動いている印象。特に恋愛感情という点においては緒花の勘違いと同時にミンチの緒花への間違った嫉妬が揺さぶっている。
2011-04-25 04:04:48緒花にも孝一という、恋人未満友達以上の人間がいて、今回その狭間で悩んでているにも拘らず、徹を意識しているミンチの心境を理解できないのはお話的にも展開的にも都合の良いキャラをしてるなあという印象はあるかなあと。
2011-04-25 04:09:37ミンチはミンチで喜翠荘で板前修業し始めた理由がなんとなく見えてきた。それが徹の側にずっといたいという動機付けで、仕事という面においても、少し真剣さに欠ける印象が強い。意中の人と一緒にいたいが為、というのが真面目にやっている人に対して不純ではあるように思います。
2011-04-25 04:16:30緒花もミンチとは分かり合いたいんだけど、ボタンを掛け違えたまま、話が進行して、相手を怒らせてしまい、今回のラストのベタあるけど、少し意外な三角関係をふたりで目撃するはめに。
2011-04-25 04:22:55お互いにもっと素直にコミュニケーションや状況を把握してればこんな事にはならなかっただろうし、とくに配膳の場面の緒花と徹に嫉妬するミンチと、そもそも苦手な徹からかばってくれた事を感謝してくる所なんかは捕らえ方が対照的で面白かった事は確か。問題の解決にはもちろんなっていないけども。
2011-04-25 04:27:30だから違えたシャツのボタンを正す話なんだろうなあ。今回、勘違いがとくにキーワードになっている印象からも、誤解や偏見を解く話なんでしょうね。菜子とのふくやに自治会の知らせを渡しに行ったあとでの祭りの道しるべ云々というのもそういう流れを踏まえたエピソードだったんじゃないかなあ。
2011-04-25 04:30:20そう考えるとラストの徹と結名も当然何かミスリードであると踏んだ方がいいのかもしれません。とはいえ、見せ方もまだ旅館仕事というよりは生活というのが重視されていて、ちゃんと意識した上での仕事の描写はまだあまりないかなあと。しばらくはこのラインで描かれていきそう。
2011-04-25 04:35:04今はまだ緒花の人間関係の構築が大事なので、旅館事情とかはまだまだこれからなんでしょうねえ。そこいらはやはり今後に期待といったところでしょうね。今回は勘違いや色眼鏡を書けたシチュエーションを生かして、まさしくタイトルどおりラプソディーな印象を強く受けたエピソードだったように思います
2011-04-25 04:37:29とはいえ、花咲くいろはは脚本が上手くて、全体的に質が高いんだけど、段取りが良すぎて、都合の良い展開に行ってる感じはあるかなあ。面白い事には違いないんだけど、それ以上に作り物臭くなるところがあって、そこが唯一の難点ではあります。が、勢いがあるのと見せ方が上手いのでそこまで苦ではない
2011-04-25 04:43:21