出版社に原稿を持ち込んだ当初、一番びっくりしたことはと言えば、「その原稿が売れる根拠を作者が示してみせなくてはいけない」という部分だった

良さって人それぞれで、自分が「いい」と思うものは、もちろん必ずしも万人にとって「いい」ものとは限らない。ましてやそれがプロの手を経ていないものなら、なおさら。ここをすりあわせるために、お金というのは初対面の人間同士がわかり合うための共通言語で、「売れる理由」を自ら考えるのは大事
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medtoolz @medtoolz

出版社に原稿を持ち込んだ当初、一番びっくりしたことはと言えば、「その原稿が売れる根拠を作者が示してみせなくてはいけない」という部分だった。売り物なんだから当たり前の話なんだけれど、お花畑だった頃は「いいものを書けば出版社が売ってくれる」と思ってた

2011-04-25 18:43:46
medtoolz @medtoolz

良さって人それぞれで、自分が「いい」と思うものは、もちろん必ずしも万人にとって「いい」ものとは限らない。ましてやそれがプロの手を経ていないものなら、なおさら。ここをすりあわせるために、お金というのは初対面の人間同士がわかり合うための共通言語で、「売れる理由」を自ら考えるのは大事

2011-04-25 18:45:47
medtoolz @medtoolz

「損得勘定は我らの共通の言葉。 それはこの天と地の間で二番目に 強い絆だ」という言葉にはやはり真実が含まれている気がする。信頼みたいな強い絆を作るためにこそ、損得を語ることが大事になる。

2011-04-25 18:48:25
medtoolz @medtoolz

@iwtkf15eagle 青豆の人たちはなんというか、「きれい事をお金に換えるプロ」なんじゃないかな、とも思うのです。プロでなければ、能力の足りないところを人雇って解決しようとか、そういう発想が逆に出てこないような

2011-04-25 18:50:57
medtoolz @medtoolz

「売れる根拠」の依頼というのは、どこの出版社も「脳内皮算用でいいですから」みたいな注釈がつく。それでもそれが必要なのは、たぶん「私は損得勘定を前提にした話もできます」という根拠を、会社がほしいからなのだと思う。ごく当たり前だけれど、これが障壁になっているケースもあるような気がする

2011-04-25 18:56:57

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