【将棋】対局中に必殺技を！？　二歩なのに気合いで勝利！？　将棋じゃなくて将棋崩しで真剣勝負？　BL、TL、お色気まで？　実は奥が深い将棋マンガの世界！

稀見理都 @kimirito

【将棋マンガ紹介】「将棋マンガイベント」に向けて、定期的に将棋マンガをテーマごとに紹介していきたいと思います。皆さん、今現在将棋マンガ史上、最も同時連載数が多い、将棋マンガ戦国時代だという事をご存じでしょうか？　ざっと最新版の年表を見てもわかると思います。→ pic.twitter.com/QIepVDkoRm

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細かくて見づらいかもしれませんが、なんと同時に11本もの将棋マンガが同時連載されています。羽生永世七冠、藤井フィーバーと共に空前の将棋ブーム、それは同時に将棋マンガブームも牽引している、のかもしれません！　では、全１１作を紹介しましょう。→

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現在、マンガ雑誌連載で最も長期な「３月のライン」は、アニメ化、映画化と大人気。新しい将棋ファンが増えるきっかけになりました。そのスピンアウト作品「３月のライオン昭和異聞　灼熱の時代」は、本編とは違うかなり熱い熱血将棋マンガ！→ pic.twitter.com/iRf6Gels1f

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「ひらけ駒」は、母親と息子の将棋成長物語。母親視点から語られるという今までの将棋マンガにはなかった形式。長らく休載されていたが最近再開！「りゅうおうのおしごと」、ラノベからのコミカライズでアニメ化もされ未だに大人気！作者の白鳥先生の棋界レポートなども面白い〜→ pic.twitter.com/lZKWtAG0rR

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「将棋めし」将棋とグルメ漫画のコラボ？と言う単純なマンガではなく、実に魅力のあるキャラクターたちが将棋を通したドラマを見せてくれるお勧め作品！「将棋の渡辺くん」は、奥さん視点から最も近い位置でのドキュメントマンガ（笑）でも、棋界の解説も丁寧、勉強になります！→ pic.twitter.com/IYzoSHZo2G

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「リボーンの棋士」「将棋指す獣」はどちらも元奨励会会員が再起を賭けてプロを目指すお話。昔は奨励会を抜ける以外の道がなかったプロへの道が、近年他の選択肢が増え、それに伴って将棋マンガもそういう部分が描けるようになったのが新しい。ただ、ストーリーは全く違う２作品、今後に期待！→ pic.twitter.com/1KZtVrY7hu

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現在載中の２本。リイド社「乱ツインズ」で連載中の「宗桂」は、江戸時代の名人を描くリイド社らしい歴史物だ、しかも作者は「哲也」の星野先生！これは気になる展開。「fellows」はプロを目指す奨励会員の二人の描く青春将棋物語！　棋譜が通だぞ！　ソノラマプラスで連載中！→ pic.twitter.com/WZDaa5JB7f

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最後に、これは忘れてはいけない（笑）将棋世界連載の４コマ将棋マンガ「と金の将ちゃん」（著：神保あつし） 実は現在連載中の将棋マンガの中で最も長期連載作品。1990年に連載開始なので28年も続いているのだ！　と、こんなに同時に連載中！　みなさんも読みたくなってきたでしょう〜是非是非！ pic.twitter.com/8sdevoVtBx

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『まんが羽生善治物語』（くもん出版） やはりこの方を差し置いて将棋は語れません。もちろん、マンガにもなっています！　そして皆さん覚えていますか、羽生さんの公文式のTVCM。そんな時期に発行されたマンガです！　七冠になる前ですが、もうすでに偉人でしたからね！ pic.twitter.com/ExWnndz5Oj

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『若き王将　実録シリーズ傑作選３』（集英社） これは、月刊少年ジャンプで連載されていた、実録シリーズの中の一編。その中に、中原誠永世名人の若き日の物語などが描かれています。 pic.twitter.com/hTfzvVisRS

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『聖』（小学館） 小説「聖の青春」のコミカライズ的作品ではあるが、作者はあくまで、山本おさむ氏となっている。近年映画化もされ話題になった伝説の棋士、怪童村山聖の生涯を描いた物語。将棋ファンでなくても是非とも読んでほしいシリーズ！ pic.twitter.com/ciKizeclaN

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『女流棋士　石橋幸緒物語』（小学館） 元女流棋士、石橋幸緒さんの女流棋士になるまで、なった後の勝負にかけるさまを描いた実録マンガ。作画は、北崎拓先生！　マンガと共に自戦記の解説などが載っているのが特徴！ pic.twitter.com/sHPyzVoxZ4

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『新作　家元の興亡 江戸将棋絵巻』 『将棋歴史浪漫　駒翔る』 週刊将棋に連載されていた、江戸時代に活躍した棋士、詰将棋で有名な伊藤宗看と天才棋士、天野宗歩を描いた物語。週刊将棋のマンガはほとんど単行本化されないので、電子でいいので復刻して欲しいところ！ （宗桂は前に紹介したので割愛） pic.twitter.com/oYwyCylkPY

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『名人義雄　木村義雄十四世名人物語･青年編』 近代将棋に連載されていた、最初に実力性名人、木村義雄名人の人生を描いた物語。ただ、近代将棋の休刊と共に青年編のみで終わってしまっているのが残念。その他、真剣師小池重明とか、棋士以外の将棋指し物語もあったり。続きはイベントで！ pic.twitter.com/mquM16hU3A

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あああ〜すいません 初代永世竜王でもある渡辺棋王の『渡辺明物語』を忘れてました(^_^; こちらも週刊将棋に１年間連載されたものです。こっちも書籍化して欲しいな〜　『将棋の渡辺くん』（講談社）もよろしくね！ pic.twitter.com/U8oviUMi02

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【将棋マンガの世界】「真剣師編」華やかなプロ棋士とは正反対、裏の世界で活躍する、賭け将棋を生業とする「真剣師」マンガも立派な将棋マンガジャンルです。『指して刺す』はそんな、裏社会の真剣師がプロ棋士に挑んでいくストーリー。そんな真剣師将棋マンガをいくつか紹介しましょう。 pic.twitter.com/A8VPM3zy2G

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「真剣師」とは、将棋に限らず賭け勝負を生業とする人の名称で、囲碁、麻雀にもある言葉だが、将棋に限っては「くすぶり」という言い方をする場合がある。燃えもせず、消えもしない自分達の生き方をなぞった表現らしい。『くすぶりの龍』も、そんな生き方を選んだ人間のドラマだ。 pic.twitter.com/93jTiAGp7z

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「真剣師」物語には、実際に存在した真剣師をモデルしたものも多いと言われているが、実在した真剣師、伝説の小池重明のマンガが２つ存在する。『外道棋記　真剣師 小池重明』と、近代将棋に連載された『修羅のレジェンド』だ。 pic.twitter.com/5tWhFPZBRL

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歴史的に一番古い「真剣師」将棋マンガは漫画ゴラクに連載された『賭け将棋一番勝負』ではないだろうか？　真剣師というと、ヤクザの代打ち的な闇社会と強い関わりがあるものが多いが、この作品は日本中を旅し、賭け将棋で人助けなどをする人情物語的要素が大きい。続編は『王将巌流島』とされている。 pic.twitter.com/DCKlPwGMS7

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逆に最も新しい、真剣師作品は11年にヤングキングで連載された『BLOOD 真剣師将人』ではないだろうか？　まさに命を賭けた将棋勝負が繰り広げられる、真剣勝負な将棋マンガだ！ pic.twitter.com/UoZcMaQbjJ

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将棋マンガには「真剣師」を中心の作品は実は少ないが、登場人物として出てくる事はかなり多い。夢枕獏の自伝的青春群像劇『瑠璃の方船』には、主人公の友人という重要な位置に真剣師が登場する。 将棋マンガの登場人物としては決して見逃せない存在の真剣師。そんな彼らに注目して読むのもいかがかな pic.twitter.com/Cg2zFCY07Z

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