- tooorisugari
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文庫の棚作りについて。まず当店は人口が甲子園球場をいっぱいにできるぎりぎりくらいの市にあり、土日は山口県萩市、島根県浜田市、山間部からの集客が見込める立地にあるお店です。
2011-05-01 12:37:36去年12月に文庫担当になり、まず行ったのはレーベルの整理、移動。例えばハルキ、祥伝社、双葉、徳間を隣り合うように配置、メディアワークス、ポプラピュアフル、徳間YAを一本にして幻冬舎横、ライトノベル新刊エンドから見える場所に移動。
2011-05-01 12:46:12専門書に強い市内系列店の閉店を受け、河出、筑摩、中公、平凡社ライブラリ、講談社学術の拡張、売場移動。そして、悩んだ末、雑学文庫は大幅縮小。4本から1本に。
2011-05-01 12:49:36昼の続き・時代小説は何年か前からまとめていて、文春の隣に6段3本。売上をとるなら絶対に時代小説は独立させたほうがいい。そのほうが親切。客層は中・高年層ですから。1度に1万円くらい買ってくれたりする。
2011-05-01 21:41:24レーベルのカラーがないとは思いません。あえて意識している、かな。講談社はメフィスト、乱歩賞とか意識して。絶対に綾辻と京極は外さないので、なんとなくそれっぽくなる。3本くらいしかないですから、上位ランクを揃える中でも取捨選択する。そこでカラーを意識する。
2011-05-01 21:48:39ハヤカワ・創元並びの棚はSF好きが店に来たら絶対に寄る売場。でもそのお客さんは他の棚はさらっとしか見ないから、時代小説みたいに独立したSF売場にした。河出やハルキを突っ込んで。
2011-05-01 21:58:36他出版社から引っ張ったら必ず面陳。複本する余裕はないから、見つけてもらいやすいように。今この棚は動きだしましたね。突っ込んだ本が売れるんじゃなくて、元のハヤカワの動きがよくなった。
2011-05-01 21:58:49私は複本なしで他の出版社から引っ張るってのをよくやるんですね。『オサキ江戸へ』を新潮の畠中のところに面陳とか。元の売場ではお客さんに届かないよ!と思ったら平気でやります。
2011-05-01 22:02:07隣接する売場を意識しているのが角川。児童書と背中合わせなので、小学生も迷い込んでくる。だから、棚面陳は児童書の流れを意識。平はまあ、お得意のメディアミックスで、でもこれはいいと思う。
2011-05-01 22:11:42小さい地方の本屋ですから、「横山秀夫ないの?」とか言われたら「今度揃えてここにおいておきます」とかやる。「お待たせしました。横山秀夫揃いました」ってPOPつけて。
2011-05-01 22:14:47@nezd03 これはやるべきですね~。とか言いつつ限られたスペース(既刊棚に平台がない)文芸書では中々やれないんだよな。
2011-05-01 22:36:40「山村美沙は」ていわれて探したときは品切れ絶版で全然揃えられなくて、「申し訳ありません。今手に入るのはこれだけです。古書店をご紹介します」てPOPで市内の古書店を案内したり。
2011-05-01 22:17:10文芸担当の時は、競合店はアマゾンだったけど、お客さんはあんまり文庫をアマゾンしない。お客さんの年齢層が高いのかわかりませんが。だから、「また来て下さい。揃えときます」と言うとちゃんと来てくださるんですね
2011-05-01 22:21:55こんなことをしていると、お客さんから話し掛けられることも増えます。問い合わせはあるほうがいい。ニーズに直接触れることができます。情報量がおおい。
2011-05-01 22:24:08どんなお客さんが、どんな理由で、何から情報を得て、何をお探しなのか。ちょっと会話を広げて、読書歴なんかもお伺いする。それが自分のなかにちゃんとデータとしてたまる。だから売場で受ける問い合わせは歓迎です。電話の問い合わせは好きじゃないですけど
2011-05-01 22:27:25@nezd03 お客様のちょっとした問合せからヒントを得られることって、多いですよね。事務仕事が多くてあまり売り場に立っていませんが・・・。
2011-05-01 22:42:03