ランク配本の問題点

長年語られ続ける問題の1つ。
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yamabon @yamabon1980

昨日バイトさんに「ウチの店に入ってないのにグループ他店にはある本、多いですよね」と言われたので、「だから毎日入ってない本チェックしながら発注してるんですよ」と返したら、「そんなことしてたんですか」と驚かれる。ええ、そんなことしてるんですよ。

2011-05-15 09:14:09
yamabon @yamabon1980

発売初日で完売した『新約とある魔術の禁書目録』の追加が昨日ようやく入ってきた。発売して二ヶ月、これまで一回も重版なかったのかねえ。

2011-05-15 09:16:20
yamabon @yamabon1980

初回入荷ゼロの本というのは、自分で発注数を決められるが、発売日からのタイムラグを考慮して数字を決めないといけないので難しい。そしてさらに発注数どおりに入ってくるとは限らないので、さらに難度が増す。

2011-05-15 09:38:26
yamabon @yamabon1980

特にラノベやコミックみたいに初動がカギになってくるものは、遅れて入ってきたものが積まれたまま残されるという現象が起こりやすい。

2011-05-15 09:39:29
yamabon @yamabon1980

シリーズものはせめて前の巻の同数は初回でいただきたいところなんだが、おおよそ8割から全く考慮されないものまでさまざまである。

2011-05-15 09:41:42
yamabon @yamabon1980

ということは、出す方はシリーズものは長くなるにしたがって、購入者数(売上部数)は減っていくと考えているのだろうか。

2011-05-15 09:43:16
yamabon @yamabon1980

人気だから、売れてるから続く、次の巻が出る、というのであれば、普通は逆なんじゃないかと思うのだが。

2011-05-15 09:44:07
小林 直子 @touzaisyobouhon

@yamabon1980 増えるのが普通だと思います。取次ぎの営業の方に交渉を!

2011-05-15 09:50:55
yamabon @yamabon1980

@touzaisyobouhon ひどい例だと、某お風呂屋職人のコミック新刊がひとつ前の巻の実績の数パーセントしか入荷がなかったのですが、これも取次に言えば改定されるのでしょうか?この某Kグループの配本はありえない、とラノベで体感しているのですが。

2011-05-15 10:00:43
yamabon @yamabon1980

×お風呂屋職人→○お風呂職人

2011-05-15 10:02:05
yamabon @yamabon1980

今思うと、あれはさすがにコミック担当がかわいそうだったな。せっかく賞取る前から頑張って売ってたのに、その仕打ちがこれかと思ったら・・・。

2011-05-15 10:01:43
yamabon @yamabon1980

結果、どんなにお客様の支持を得ているレーベル・版元よりも、前の巻の実績に伴って新刊の配本がしっかり増えてくれる(新刊指定を受け付けてくれる)レーベル・版元のものに力が入る。そこに顧客ニーズとのズレが生じる。

2011-05-15 10:45:35
yamabon @yamabon1980

それを知ってか知らずか、某社の営業担当から他レーベルの棚の拡充を勧められたが、それもどうなのか。

2011-05-15 10:48:11
yamabon @yamabon1980

確かに拡充を進められたレーベルに、最近は非常に勢いを感じている。だからこそ、そこに負けないようにしっかり配本していきますので、うちもよろしくくらいの気概は欲しいところ。

2011-05-15 10:49:33
@jyuuzacloud

@yamabon1980 何のジャンルでも、実績配本は全くあてにならないですね( ;´Д`)

2011-05-15 10:38:33
164110 @hiroshirohi

@yamabon1980 巻数モノはランク配本に頼らず実績チェックするのが配本担当者の鉄則と考えていますが、立地や客層に疎い担当者の場合はランク配本任せになるケースもしばしばかも知れません。

2011-05-15 10:54:35
yamabon @yamabon1980

@hiroshirohi あとは初版部数との兼ね合いというのもあるでしょうし、取次さんだけの問題ではない・・・というのは昔から言われてきたことなのかもしれないですけどね。

2011-05-15 11:05:04
164110 @hiroshirohi

@yamabon1980 実績配本が100%機能していれば実売逓減も抑えられると思うのですが(苦笑)。前作よりも初速が早くなる一方、後伸びはそれ程でない場合が多いので結果的に初版を抑えて重版対応にしたり。著者によっては重版重視の方もいるので作品毎に部決施策が異なる点もあります。

2011-05-15 11:32:48
yamabon @yamabon1980

@hiroshirohi 著者の意向、というのもあるのですね。それは知らなかったのでビックリです。まあ、唯一の正解という方法はないので難しいですよね。それでも考えなきゃいけないこととは思っていますけれども。

2011-05-15 11:54:08
なるる @chobikunn

新刊で揃わない物を苦悶しながら発注……。 RT @yamabon1980 結果、どんなにお客様の支持を得ているレーベル・版元よりも、前の巻の実績に伴って新刊の配本がしっかり増えてくれる(新刊指定を受け付けてくれる)レーベル・版元のものに力が入る。そこに顧客ニーズとのズレが生じる。

2011-05-15 10:48:54
yamabon @yamabon1980

@chobikunn もちろん、お客様の支持を得ているものはちゃんと発注します。力が入るうんぬんというのは、どちらかというと気持ちの問題ですね。

2011-05-15 10:53:12
なるる @chobikunn

@yamabon1980 わかります。でも、気持ちはほんっと大事だよね! それって、お客さんを満足させられないがゆえの苦悶だもの。書店員の気持ち=お客様の満足度、と考えれば、なるべく書店員の気持ちを裏切らない配本のシステムを構築してもらいたいよなぁ……。

2011-05-15 10:56:26
なるる @chobikunn

コミックにしろ何にしろ、発売から一ヶ月の販売数を目安にして、次巻の配本数が決まるというケースがあるようだが、即売り切れて、追加注文しても入ってくるのは一ヶ月先、なんてケースはよくあるパターンだ。

2011-05-15 10:33:07
なるる @chobikunn

仮に配本数が10冊のコミック。1ケ月の販売数→1巻、8冊 2巻、7冊 3巻7冊だったとして。3巻出てしばらくしてから仕掛け販売をして、各巻を50冊売ったとする。この場合の4巻の配本数は、10冊(もしくはやや減らされる)。なんとかならんか。

2011-05-15 10:37:30
なるる @chobikunn

前にも書いたが、ある版元が強力プッシュしたいという時代小説。協力して、一等地で販売し続け、何十冊も売っているにもかかわらず、2巻、3巻、4巻の配本数が3冊程度であった。ファンつけたから追加して売ったけど、途中からむなしくなったな。これがランク配本の欠陥。

2011-05-15 10:41:40
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