フィンケとペトロ、今季の浦和のサッカーについて

川本梅花さん(@baika_kawamoto)、清水英斗さん(@kaizokuhide)と岡田康宏(@supportista)とのやり取りまとめ。
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@baika_kawamoto

@supportista 昨日はありがとうございました。前節の浦和戦を書いたので、よかったらどうぞ。今、浦和はこんな感じになっています。http://amba.to/l1Pqsn

2011-05-19 15:27:17
supportista @supportista

@baika_kawamoto こちらこそ、ありがとうございました。

2011-05-19 18:43:47
supportista @supportista

@baika_kawamoto 浦和は、フィンケのサッカーが根付きつつあったチームが、どうペトロビッチのサッカーに適応していくのかはおもしろいと思いますが、育成型のフィンケを2年で代えて全く別のスタイルに切り替えてしまうようなフロントである限り、同じことの繰り返しなのでは、とも。

2011-05-19 18:44:50
@baika_kawamoto

「同じことの繰り返し」の可能性はある。本来はスタイルは継続されるべき。問題の根はそこにあるけど、サッカーやるのは選手だからね。どんなにいい戦術を用意しても選手がそのレベルについていけるかどうかも問題。フィンケのサッカーが根づいていた、の根拠は何ですか?@supportista

2011-05-20 02:05:16
supportista @supportista

@baika_kawamoto 「根付いていた」ではなく「根付きつつあった」で、それは単純に2年間やっていたからです。ただ、きちんと根強く、つまり、結果を伴うようになる前に監督が変わり、また別のスタイルに移行してしまったため、すべてが中途半端になっているのではと。

2011-05-20 02:06:08
@baika_kawamoto

フィンケとペトロは、来日して選手のプレーを見て同じ感想を持ったと思う。「イメージしてたよりできないな」と。フィンケの場合、戦術トレーニングのラインコントロールのとき、最終ラインにヒモを張って上下させて間隔を教えていた。「え!それをやるか」と思った。@supportista

2011-05-20 08:53:51
@baika_kawamoto

ペトロの場合、戦術トレーニングで2対1とか小さなグループでテーマを与えてやる。一見ただのパス交換にしか見えないけれども、オランダではよくやる基本的なやり方。両者とも基本から入っている。本当は、そうしたことを飛び越えたところでスタートしたかったと思う。@supportista

2011-05-20 09:00:25
supportista @supportista

それは全く同意です。フィンケの誤算は選手の戦術理解度と対応力が予想以上に低かったこと、あと英語で話そうとしたけど、これも理解できる選手が少なく、直接コミュニケーションが取れなかったことだと、浦和を取材している記者は分析していました。 @baika_kawamoto

2011-05-20 09:10:23
@baika_kawamoto

「2年間もやらせて、あのサッカーしか作れなかったの?」というのがフィンケへの感想。3年やらせても飛躍的に伸びたかどうか。ペトロは1年契約だから先はわからない。でも、攻撃的サッカー(主導権を常に持つ)と選手と対話する点でハマれば可能性があると思う。@supportista

2011-05-20 09:11:49
supportista @supportista

@baika_kawamoto フィンケは選手の入れ替え、主に若手への切り替えに時間を取られたし、腰を据えてチームを作るはずが、唐突に結果も求められるようになった。まともにチーム作りをできる時間は短く、選手の理解も遅い。ペトロはどのくらい時間の余裕をもらえるのか。

2011-05-20 09:27:18
@baika_kawamoto

通訳の話は僕が聞いたのとはちょっと違うんですよね。この場では言えませんが。選手との対話で言えば、エジミウソンに「守備をしないくてもいいポジションに変えようか?」と聞いて「今のままでいい」とエジは答えたと。選手と対話してチームを作ろうとしている。@supportista

2011-05-20 09:27:43
@baika_kawamoto

「浦和を取材している記者」が誰かわからないんですが、こんな記事がありました。「ペトロはフィンケの遺産を食いつぶしている」とか「戦術トレーニングをしないでパス交換の練習しかしない」とか。これってほとんど間違っていると言っていい。厳しく言えばちゃんと見ろと。@supportista

2011-05-20 09:35:16
supportista @supportista

@baika_kawamoto それは単にフィンケのサッカーが好きで、ペトロを信用していないからでは。僕が心配しているのは、それとは別で、単純に今の浦和の環境だと、だれがやってもすぐに結果を出すのは難しいのではと。

2011-05-20 09:47:15
supportista @supportista

@baika_kawamoto もう一つ、フィンケが呼ばれたのは、サポーターがボール保持を高めてのパスサッカーを求めたからで、だからペトロのサッカーがそうでなければ、ある程度不満の声が出るのは仕方ないと思います。

2011-05-20 10:15:42
@baika_kawamoto

@supportista 「誰がやってもすぐに結果を出すのは難しい」:最初からわかっていること。主力だった選手が何人も移籍しユースから上がった選手がいてという状況。「フィンケのサッカーが好きで、ペトロを信用していないからでは」:だと思うけど「質」を見れていないのは変わらない。

2011-05-20 10:59:18
@baika_kawamoto

@supportista 「ある程度不満の声が出るのは仕方ないと思います」:成績がともなわない、ましてやスタイルが違ったという場合に不満は出ますよね。先日の対談でも岡田さんに話したけど、もう少し「質」の面も見てみてもいいんじゃないのかな、という視点でずっとツイートしてました。

2011-05-20 11:09:48
@baika_kawamoto

@supportista この場合の「質」というのは、選手が監督の戦術をどれだけ理解できているのか、ボールをどれだけダイレクトで運べているのか、選手間の距離をきちんと保てているのか、という具体的なもの。こんな風にどんどん話すことでお互い成熟度を増そうということも考えて話しました。

2011-05-20 11:35:50
清水英斗 @kaizokuhide

横から失礼します。選手との対話はペトロの長所ですが、危険なのは「選手がわかったフリをすること」かなと。日本人ならではのコミュニケーションに、ペトロもストレスを感じている様子があります @baika_kawamoto 選手と対話してチームを作ろうとしている。@supportista

2011-05-20 09:38:53
@baika_kawamoto

@kaizokuhide @supportista うん、それはわかる。柏木のボランチの認識の話でも、それがうかがえるよね。

2011-05-20 09:40:55
supportista @supportista

@kaizokuhide 横レスついでに、ヒデくんは今年の浦和、注目しているみたいだけど、どこに注目しているの?

2011-05-20 09:50:14
清水英斗 @kaizokuhide

@supportista ペトロの目指すサッカーが、日本では見られない戦術だからです。一般的に日本のプレーヤーは、個々のプレーエリアの円が小さいので、あのサッカーは難しいと思うんですが、それをどうアジャストさせていくのか。今はペトロが妥協しつつやってますが、その過程が面白いんです

2011-05-20 10:03:45
清水英斗 @kaizokuhide

@supportista ああいうスタイルをペトロが求めたことで、いかにJリーガーに止める&蹴る基本技術が足りていないのか、ということも改めて鮮明になったと思います。コンパクトな中ではごまかされることも、すべて明らかになる。異文化とのマッチングは刺激的です

2011-05-20 10:07:24
supportista @supportista

@kaizokuhide それはおもしろい視点だね。ペトロのサッカーをするためには長く正確なボールを蹴れる選手が必要だけど、そういう選手日本人には少ないからって、誰かが言ってた。

2011-05-20 10:11:24
清水英斗 @kaizokuhide

自分も他人のことを言えないけど、日本人は基礎をササッと済ませてすぐに応用へ進みたがる傾向がありますからね。真面目という長所を、せっかちさが打ち消している。社会的な問題だから直すのは難しいけど…だったらどういう練習メニューが適しているのか、考えたりします @supportista

2011-05-20 10:22:26