年間1ミリシーベルトの真実。 @SOSOAO さんがICRPの中の人に聞いてみたよ。 #tkgg
<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・1> モヤモヤしてたのでICRPの中の偉い人に直接聞いてみたよ。遠い日本からの不安に対して、個別にちゃんとお返事くれるなんて嬉しく思いました。
2011-05-25 01:21:09<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・2> 質問1・ICRPのガイドラインの1msvはバックグラウンド(自然放射線)はどう考えているの?例えばこれを1msvに含むと例えば名古屋にいくとオーバーしちゃうんだけども。
2011-05-25 01:22:03<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・3> 答え1・「1msvはバックグラウンド(自然放射線)とは別に考えてくださいな。」
2011-05-25 01:22:18<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・4> 質問2・簡易ガイガーカウンターでの計測が広まっていて、汚染の概要もわかってきたけど、一方で多くの混乱も招いています。そもそも、このICRPの数値はγ線だけの話でいいの?
2011-05-25 01:22:38<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・5> 答え2・「簡易ガイガーカウンターによるγ線測定は合理的です。むしろα線β線は内部被ばくに関係するものとして、食べ物飲み物や非常に高い大気について考える時に意識してください。」
2011-05-25 01:22:51<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・6> 「そもそもICRPは設立以来、放射線防護を主眼において提言を行っている組織です。」
2011-05-25 01:23:07<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・7> 「1mcv/yはそもそも原子力発電所近辺や放射線に関わるような場所での日常の生活のため、管理の計画をたてるのに使う値であって、緊急な事故などとは関係したものではありません。」
2011-05-25 01:23:30<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・8> 「事故などの状況下では、1~20msv/yの間でフレキシブルに、家族が共に暮らしたり、復旧対応にあたったり、自分の都合と合わせていくことが必要です。」
2011-05-25 01:23:43<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・9> 「ICRPはそもそもの1msv/yの状態に戻す努力をするように推奨しますが、それには長い期間、時には年単位で時間がかかると思います。」
2011-05-25 01:23:58<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・10> 「事故が収束した後、現実的な選択肢の中で1~20msv/yの範囲でなるべく下側に収まるようにし、1msv/yが達成するよう着実に努力してください。」
2011-05-25 01:24:13<1msv/yの真実/ICRP科学秘書官クリストファー・クレメントさんからのメール・11> かねてより?だった「1の意味」はやはり管理上の目標値でした。勿論内部被ばく考えると空間線量20msv/yはこのガイドラインにも合わないのですが、1msv/yは努力目標値なんです(おわり)
2011-05-25 01:24:26