日本地球惑星科学連合2011年合同大会:イトカワ試料初期分析中間成果発表

日本地球惑星科学連合2011年大会 会期:2011年5月22日(日)~27日(金) 会場:幕張メッセ国際会議場 http://www.jpgu.org/meeting/index.htm 続きを読む
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JpGU @JpGU

【26日AM1口頭(8:30〜10:30)】… Science of "HAYABUSA" recovery sample@国際会議室 GLP@201A proxies for Biogeosciences@201B … <2/4> #JpGU2011

2011-05-26 08:07:11
JpGU @JpGU

【26日AM2口頭(10:45〜12:45)】… Science of "HAYABUSA" recovery sample@国際会議室 GLP@201A proxies for Biogeosciences@201B … <2/4> #JpGU2011

2011-05-26 10:48:53
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

今日は私の学会参加最終日。今日は大会場での「はやぶさ」サンプル分析のセッション。現在、阪大・土'山先生のご発表。

2011-05-26 09:09:49
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

NHKが取材に来ていた。いま引き揚げたところ。

2011-05-26 09:10:02
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

今回はLPSCへ行っていないので、このセッションで内容を聞くことになる。ただ、会場はそれほど多くの人がいるわけではなかったのは意外だった。

2011-05-26 09:13:13
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

土山先生なので、このあと何か出てくる…んじゃないかな… QT @C_ma_rand: あっ!スプリング8での分析結果でたのかな!!!

2011-05-26 09:14:29
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

土山さん、サンプルを九州から北海道まで(飛行機を使わず)持っていったというところで会場から笑い。なお、彼自身が持っていったわけではない。

2011-05-26 09:20:11
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

結局土山先生の講演はあっさりと解析体制で終わった。このあとの講演に期待というところか。

2011-05-26 09:23:38
切り取り線 @kiri_toru

✁------------ AM 9:30 ------------✂

2011-05-26 09:30:03
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

続いてサンプルの3Dトモグラフィの講演。同様に土山さん。

2011-05-26 09:27:22
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

40個のサンプルを分析。大きさは15~120μm。衝突による溶解の特徴は発見されず。大きさ分布はlog-log分布で傾き-2.

2011-05-26 09:36:41
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

レゴリスの起源はイトカワ表面への小天体の衝突。しかし、小さな破片は脱出した。その後、別の衝突によりその振動でより小さな粒子は平らなところに移った…

2011-05-26 09:43:38
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

大きな粒子は下に沈み、小さなものだけが残った。いわゆるブラジルナッツ効果。

2011-05-26 09:44:00
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

さすがに具体的な内容の講演になると非常に多くの質問が出ている。サイズ分布から推定される粒子起源やなどについての問題についての議論がかなり活発に行われた。

2011-05-26 09:50:07
切り取り線 @kiri_toro

✁------------ AM 9:50 ------------✂

2011-05-26 09:50:02
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

中村智樹さんの講演。まず、サンプルから人工物を取り除くプロセスについて。

2011-05-26 09:52:03
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

最も多かったのはカンラン石。次は輝石系。潮汐がそれに続く。

2011-05-26 09:52:51
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

現在は見つかった微粒子の輝石鉱物についての成分分析。この解析によって、鉱物の生成環境=小惑星の生成環境がわかる(←寺薗コメント)

2011-05-26 09:59:46
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

現在、発見された各鉱物の元素比率分析結果の発表が行われている。しかし私には解釈できない…。

2011-05-26 10:02:59
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

イトカワの親天体は球形だった。熱源としては26Al。この計算をもとに熱平衡計算を実行。イトカワの母天体はいまのイトカワよりはるかに大きかったのではないかとのこと。

2011-05-26 10:05:09
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

結論=イトカワは大きなLLコンドライトと考えられ、S型小惑星が母天体。それが割れて現在の姿となっているだろう。

2011-05-26 10:08:07
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

続いて、サンプルからみられる宇宙風化の特徴について。

2011-05-26 10:14:21
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

イトカワにも宇宙風化の様子は認められた。それがどのような影響によるものかを微小粒子を使って解析した。

2011-05-26 10:17:39
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

イトカワの微粒子にも、宇宙風化の特徴であるなのスケールの鉄粒子の存在が認められた。太陽風による風化作用がもっとも可能性が高い、とのことだ。

2011-05-26 10:27:05
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

なお、各発表については、以下のページを参照して、予稿を読んでみて欲しい。ただ、ほとんどが英語なので、それなりの覚悟を。http://is.gd/i84izN

2011-05-26 10:29:18
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