『カラテカ』が実は凄いゲームだったことについて熱く語ってみた
『カラテカ』、とりあえずこのタイムアタック動画[ http://bit.ly/lflxf8 ]を見てくれ。たぶんTASじゃない。熟練すればこの動きはだれにでも出来るよ。
2011-05-27 23:02:02(続き)『カラテカ』でまず何よりすごいのが「足さばき」。近代格ゲーでもこれほどまでに足さばきが美しいゲームは見たことがない。リアルの空手にある「すり足」を完璧に再現している。何よりすごいのが足のアニメーションが途切れたりすることなく、なめらかに繋がってることだ。
2011-05-27 23:05:51(続き)『カラテカ』の構え移動には「小ステップ」と「大ステップ」の2種類の動きがある。その組み合わせで敵との間合いを調節するんだけど、その流れがすごく実際の格闘に近い。
2011-05-27 23:06:59(続き)『カラテカ』の足さばきで一番凄いのが、「移動」と「蹴り」を組み合わせて行うことが出来る点。例えば、「半歩前進しながらの蹴り」「蹴りのあと、その足を後方に下ろして間合いを取る/前に下ろして間合いを詰める」といったことが可能なんだ。普通の格ゲーじゃそんなことは不可能なんだよ!
2011-05-27 23:10:33(続き)『カラテカ』は、近代ゲームで主流となっている「映画的演出」にも速くから挑戦している。さっきのプレイ動画を見れば分かるけど、「親玉が手下を送り込む演出」「主人公に迫ってくる敵」「捕まって悲しそうにしてる女性」といったデモが挿入されている。この時代では非常に珍しかった手法だ。
2011-05-27 23:14:25(続き)『カラテカ』はラスボスの展開も面白い。ゲーム後半、強敵との連戦のあと、ボス部屋のような場所に出るが、ボスが不在。チャンスかと思い彼女を助けようとすると突如ラスボスが不意打ちを仕掛けてくる! といった、まさに映画的な演出をゲーム内に取り入れているんだ!
2011-05-27 23:16:19(続き)『カラテカ』は、音楽も映画的。ふつうのゲームじゃ常にBGMを流してるところだけど、カラテカでスタート直後に鳴っているのは「波の環境音」。いまでこそ環境音は入ってるのが普通だけど、当時にしてみればこれはめちゃくちゃ斬新な試みだったと思う。
2011-05-27 23:19:01(続き)『カラテカ』、ゲーム部分はクソゲーって思われるかもしれないけど、実は「いかに速く進むか」という点に重きを置くと意外と面白いゲームになるんだ。例えば体力ゲージ。体力は自然回復するんだけど、その分時間を浪費してしまう。ほかにも…(続く)
2011-05-27 23:28:37(続き)ほかにも、「突き攻撃は射程が短いが連射が効く」という利点がある攻撃だから、敵の懐に入ることができれば、突き連射→蹴りのコンボで一気にダメージを与えることが出来るんだ。ここで間合いの調節要素が重要になってくるんだ。敵の動きをよく見て、タイミング良く、適切な距離を進むんだ。
2011-05-27 23:30:37(続き)『カラテカ』を普通にプレイさせると、ほとんどの人が「遠距離から蹴り連打」という消極的なプレイをする。だけど積極的に攻めるようにするととたんに面白くなるのがカラテカなんだ。個人的には、このゲームに「制限時間」という要素を設ければ普通に名作ゲームになっていたと思ってる。
2011-05-27 23:32:30(続き)『カラテカ』は「スタート直後崖から落ちて即死」「構えないと敵に触れただけで即死」「柵のトラップで即死」「敵同士なのに礼」などネタ要素満載すぎてだれもまともに評価してくれないのが非常に歯がゆかった。スペランカーがゲームとしても評価されてるのを血の涙を流しながら見ていたよ。
2011-05-27 23:41:35[カラテカ の GIFアニメ コレクション http://bit.ly/lfWYoo ] オマケ。つよいカラテカさんとなめらかに踊るカラテカさんが見れます。作者のサイト閉鎖しちゃったみたいなのでこちらで代用。
2011-05-27 23:51:14@R_Nikaido カラテカ最高ですよねw レリクスとカラテカはどちらが先でしたっけ?レリクスを遊んだ時も、まったく何も解らない場所に浮遊してて波の音と敵の足音だけが聞こえるのが凄く印象的でした。
2011-05-27 23:24:37