@motokinoshita テレビで九州大学の吉岡斉さんがメルトダウンMDの可能性もあるとコメントされたそうです。BWR型では原理的にMDはあり得ないのでは?たとえ冷却できなくても核分裂反応が継続せず。分裂生成物の残留放射能の熱があるのみ。吉岡説のようにMD可能性あるのですか?
2011-03-11 23:33:00九州大学の吉岡斉さんは、原発関連の科学技術政策の専門家なのだけれど、今回の福島原発で冷却できないとメルトダウンの可能性がある、などと言及されるのは理解できないなぁ。どういう理解をされているのか、聞いてみたい。そのコメントをするのであれば、関連分野の専門家を呼ぶべきでしょう。残念。
2011-03-11 23:52:42「メルトダウン」には2つの異なる意味がある。区別は重要と思う。1)核分裂の連鎖反応が制御できず、分裂熱発生が制御出来ずに、燃料棒が溶融する事態。今回は起こって「ない」はず。2)核反応の停止後も、発生する残留熱が籠り(冷却できず)温度上昇を続け、燃料棒が溶融する事態。今回起こった。
2011-05-31 09:46:121個の原子核の1回の核分裂反応で、発生するエネルギーは約200MeV。Mは百万、eVは1.6x10の-19乗Jのエネルギー。このうち約80%の160MeVは2個の核分裂片(ヨウ素131等)が持ち去り、原子力エネルギーへ。これは制御棒での連鎖反応停止で、止められる。残りの20%は?
2011-05-31 09:59:17核分裂反応で発生するエネルギー200MeV内訳。残り20%の内5%は中性子3個とγ線数本が分裂瞬間に持ち出す。残り7%=14MeVこそ、連鎖反応の停止後もジワジワ出続け、今回は大迷惑。内容はβ線とγ線。各種の核分裂生成物の合成半減期で減り続ける。更に残りはβ崩壊後のニュートリノ。
2011-05-31 10:14:44「メルトダウン」の2種類を区別の重要性は、どちらかで、対応方法が全く異なるから。出てくる放射線も全く異なるから。これ明白。1)核分裂でのメルトなら中性子の大量発生を伴う。接近困難の上、中性子は人体に20倍危険。2)残留熱でのメルトならβ線とγ線(しか!)出ず、対応はまだ可能…。
2011-05-31 10:23:04ここで詳説した「メルトダウン」の2種類の意味を、明確に区別していない言葉を発する時(あるいは文脈上で自明ではないにも関わらず、区別しようとしない時)、この場合には、専門家としてではなく、いわば対応責任のない評論家として、発言されていると考えることは、可能かと愚考するところ。
2011-05-31 10:26:51否定する時も、定義を明確にしないまま、否定しないのがいいですね。RT @kikumaco_x: 僕は「メルトダウン」という言葉は曖昧すぎるから使わないほうがいいと、3/15から言い続けている
2011-05-31 10:43:29わかりません。みなさんそれぞれ勝手なイメージを思い浮かべているのでは? RT @Hypocrisys: 世間のメルトダウン≒チェルノブイリ(放射能被害)で、狭義のmeltdownは燃料溶融(放射性物質の外部漏洩有無を問わない)って認識で問題無いですか?
2011-05-31 10:45:15「こういう意味でなら起きているし、こういう意味でなら起きていない」という表現ですよね RT @kentarotakahash: 否定する時も、定義を明確にしないまま、否定しないのがいいですね。RT @kikumaco_x: 僕は「メルトダウン」という言葉は曖昧すぎるから
2011-05-31 10:46:22「メルトダウン」については、学者の人が「核反応が続いて、炉心溶融すること」として使っていて(つまり崩壊熱で溶融することは含めない)、起こるはずないと言ってるので、ビックリしました。 @kikumaco_x
2011-05-31 10:51:54チャイナシンドローム世代にはそうですよ RT @kentarotakahash: 「メルトダウン」については、学者の人が「核反応が続いて、炉心溶融すること」として使っていて(つまり崩壊熱で溶融することは含めない)、起こるはずないと言ってるので、ビックリしました
2011-05-31 10:55:52メルトダウンという言葉を映画「チャイナシンドローム」の時におぼえた人にとっては、メルトダウンが「単に融けるだけ」と言われても納得できなかったり
2011-05-31 10:56:43それって、どのへんの世代なんですか? QT @kikumaco_x チャイナシンドローム世代にはそうですよ RT @kentarotakahash: 「メルトダウン」については、学者の人が「核反応が続いて、炉心溶融すること」として使っていて(崩壊熱で溶融は含めない)〜びっくり
2011-05-31 10:58:10@kentarotakahash 「チャイナシンドローム」は1979年公開です。「シンドローム」という言葉を一般的にしたのもこれ。僕は、メルトダウンというのは、臨界を止められなくなった原子炉が地面を融かしながら落ちていくことだとずっと思っていましたよ
2011-05-31 11:03:17えー、11日の時点でそこまで行っているという意味で、メルトダウン否定は意味ないすね。QT @kikumaco_x 「チャイナシンドローム」は1979年公開です〜僕は、メルトダウンというのは、臨界を止められなくなった原子炉が地面を融かしながら落ちていくことだとずっと思っていましたよ
2011-05-31 11:06:35@kentarotakahash 意味がないのは「メルトダウン」という言葉を定義もせずに安易に使うこと。日本語で説明すればいいのに、定義不明の英語を使おうとする人たちがいたのが問題でしょうね。現象をきちんと日本語で説明しさえすればいいのです
2011-05-31 11:09:04原子物理学界隈では、「メルトダウン」は臨界が続いて、炉心を溶かす〜容器を抜けるという認識が一般的だったんだー。そりゃあ、メルトダウンはありえない、と言えるよなー。でも、原子力工学畑ではそれはないだろうなー。 @kikumaco_x
2011-05-31 11:10:59なので東電やら政府やらがなんと言おうとメルトダウンしてません RT @kikumaco_x: チャイナシンドローム世代にはそうですよ RT @kentarotakahash: 「メルトダウン」については、学者の人が「核反応が続いて、炉心溶融すること」として使っていて
2011-05-31 11:11:45だから、臨界継続による炉心溶融という意味(それは必ずしも共有されていない)で、メルトダウンはないと言った学者達は不適当ということでいいですね。 QT @kikumaco_x @kentarotakahash 意味がないのは「メルトダウン」という言葉を定義もせずに安易に使うこと。
2011-05-31 11:15:00違いますよ。「界隈」の話なんかしてない。「メルトダウン」という言葉は世代によって受け止め方が違うということ。もともと定義がないので RT @kentarotakahash: 原子物理学界隈では、「メルトダウン」は臨界が続いて、炉心を溶かす〜容器を抜けるという認識が一般的だったんだ
2011-05-31 11:16:15@kentarotakahash @kikumaco_x 原子力工学の世界では、燃料が溶ける自体が「メルトダウン」ですね。 原子炉容器を抜けるというのは「チャイナシンドローム」と言っていたのではないかな。
2011-05-31 11:16:34意味を言っていたならいいでしょ。意味を言わずに「メルトダウン」を使うのはどの意味であれ不適切 RT @kentarotakahash: だから、臨界継続による炉心溶融という意味(それは必ずしも共有されていない)で、メルトダウンはないと言った学者達は不適当ということでいいですね。
2011-05-31 11:17:55