熱田神宮宝物殿の一部館員が「太郎太刀」「次郎太刀」という呼称を拒否している件について
週末はサタンタンゴ8時間耐久のために名古屋入りしており、その前後はウェルビー系列制覇と熱田神宮詣をしていた。
2020-02-16 23:17:08熱田神宮では太郎太刀を観に行ったのだが、玄関の正面に飾られていると思わず宝物殿まで入って一通り宝物&刀剣を観てから、太郎太刀の見つからないのに気付いて、館内の人に尋ねた。ところが当たりが悪かった。「太郎太刀なんて刀剣はウチにはありません」とすげなく返されてしまった。
2020-02-16 23:19:16「え、すみません、俗称しか知りませんでした。本当はなんと呼ぶべきなのですか」と尋ねるも「ゲームで呼ばれている名前なんぞ偽物です」と返すばかり。さすがにこれは過去に何かあったレベルでこの人個人のゲームへのヘイトが溜まっているのだろうと諦め、そこで“正しい名前”を知るのは諦めた。
2020-02-16 23:21:24結局“太郎太刀”(私はいま二重引用符の鉤を4本の指で薙いでいる)は、館内の入り口に堂々展示されていた。説明文をよくよく見ると、小さく「末之青江」とあり、また別称「真柄の太刀」とも書かれていた。だからあのヘイト溜めてる館員さんは、「末之青江」と呼んで欲しかったのだろう。
2020-02-16 23:24:29そういうこだわりがある人がおり、またゲーム系のムーヴメントに一定数ウザい余波があっただろうことも想像に難くない。しかし、自分は何も刀剣乱舞なしでもいくつかの刀剣展や各地の常設展を楽しんで来たし、宝物殿に浄財払って刀剣類含めて眺めてから尋ねたのに、その仕打ちはないだろうと思った。
2020-02-16 23:26:47幸い、別の方に「こういうことがあったんですが」と伝えたところ、「ああ、あの人ですね、よく言って聞かせます」と返事してくれたので、宝物殿の総意ではなく個人の態度が突出したものと確認できたので良かったけれど、暫くは気分がよくなかった。
2020-02-16 23:28:27自分は先般の京博の刀剣展で、記憶違いかもしれないが「次郎太刀」というキャプションで鑑賞した覚えがある。その通称が博物館的にも通じるものと思っていた。また、Wikipediaでも太郎太刀・次郎太刀の方が項目化している。ところがその熱田の宝物殿の中にいる人はその辺りを真っ向否定したいようだ。
2020-02-16 23:34:27同様の難癖をつけられた方が2018年11月に報告しているようだ。tripadvisor.jp/ShowUserReview… 「太郎太刀?ゲームと現実をゴッチャにされると困るんですよねぇ~」おそらく同一人物でしょう。
2020-02-16 23:36:05ともあれ、熱田神宮宝物殿の人全てが悪いのでなく、その壮年の特定の男性館員がとにかくゲーム経由で「太郎太刀」と呼んだ人に嫌味をぶつける問題人物であるだけなので、注意喚起としてここに書く。もしかしたら「末之青江」と呼んでも「それ目当てのニワカは困るんですよね〜」くらい言いそうだったが
2020-02-16 23:38:56繰り返すと、この壮年男性館員の個人的な態度表明は、熱田神宮宝物殿内ではほぼ共有されていないことが確認されています。また館内の案内に「太郎太刀次郎太刀と呼ぶな」などといった注意喚起も見つかりません。同宝物殿組織に直接の咎はありません。あくまでその個人がここ数年やらかし続けてるだけ。
2020-02-16 23:44:11太郎次郎太刀をきっかけに熱田に寄られた方は、この問題人物らしき人には一切話しかけないよう、注意してよいでしょう。「末之青江はどこですか〜」と声をかけてどう応じるかだけ気になりますが、せっかくの旅先で関わって面白い人物でないことは間違いないので、危うきに近寄らずが吉。
2020-02-16 23:45:38刀剣乱舞の肩を無条件に持つわけではないが、本来なら専門家同士で丹念に呼称を論ずるべきところを、有償施設内のブースでクダを巻いては個別に毒をぶつけるのは、たとえそれに彼なりの人生経歴上の正当性がありえたとしても、非生産的でしかないとは考えました。こうした出会いは避けてゆきたいですね
2020-02-16 23:48:59最後に、自分は必ずしも『刀剣乱舞』発で巻き起こる全ての文化活動を無前提に肯定したいわけではない。しかしながら、ある知識の伝播が、「特定の専門領域からトリクルダウンしてくる」だけでない知識の社会モデルというのは普通にあり得る。『刀剣乱舞』ブームはその代表的な反例だ。
2020-02-16 23:58:55そうした社会過程を特定領域の専門家が愚弄するのは、知識社会学的に言って「初歩的な誤謬」にあたる、ということは指摘しておきたい。この辺を深掘りするとセルジュ・モスコヴィシ等の知識社会理論などの事例として面白く観られそうだ(誰かそういう計画で刀剣乱舞を調査しないかな)
2020-02-17 00:01:03個人がヘイト持つのは自由として、なんでこういう人、表に出し続けてしまうんだろう……(ていうかそこまでしたいなら京のかたな展でその名前で展示できるように働きかけておいたら、いいのでは?)
2020-02-16 23:36:57それこそ、ゲーム内では山姥切長義でも、実際の刀を観に行くときは本作長義って表記かな~と思って刀剣乱舞ユーザーも観に行くわけで、表記の徹底が向こうで出来ていないストレスを、他者の訪問者にぶつけられても困るとしか言い様がない
2020-02-16 23:55:12@tricken とりっくるさんこんばんは、そんなに必要とされる情報ではないかもしれませんが以下のアドレスが京都国立博物館の公式サイトで今も見える京のかたなの展示品一覧で81番に間違いなく号次郎太刀と示されていますので記憶違いはされていないと思います。この度はお疲れ様でした。 kyohaku.go.jp/jp/special/pdf…
2020-02-17 00:03:55『京のかたな展:匠のわざと雅のこころ』(2018年 京都国立博物館)展示一覧 pdf
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/pdf/2018_katana_list_Ja_7.pdf
@zauri8836 とりっくんです、情報ありがとうございます。カタログ買ったのに実家に送ってしまったばかりで見返せなかったのです、助かりました。
2020-02-17 00:06:52@tricken お名前間違えておりまして、申し訳ないです。そういえば2018年1月の熱田神宮での次郎太刀展示の時は次郎太刀とは示されてなかったような記憶があります。その時の資料が今手元にないので裏は取れませんが内部の事情もあったのですかね。
2020-02-17 00:20:12@zauri8836 いえいえ、大丈夫です。>名前 熱田の方では太郎次郎を使わないこと自体は悪くないことだと思います。あと専門家としては「流行った知識と違う正統的呼称もある」ことを整理するのは当然だとも思います。ただ今回は展示にそうした強調がないのに一館員の独断で動いているのが不審でしたね。
2020-02-17 11:19:58