.@ifujimoto 先生による、企業法務の弁護士ってなんだろう

タイトルがこれで適切かはちょっと迷っていますが、「弁護士」という仕事は何なのか、企業法務に携わるということは何なのか、どういう仕事をすべきかにつき、とても大切なことをつぶやいて下さっています。 ワタシも、自省すべきところが多かったので、まとめてみました。
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藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

司法試験がマニアック試験になる必要はない。そもそも法律がそこまでマニアックなら法律家以外分からないことになり意味なくなる。細かい知識や考え方について司法試験合格レベルは、高くなくていい。むしろ文系サービス業としての人としての在り方こそ問われるべき。

2011-06-12 23:15:24
@water_gel

@ifujimoto なるほど、そういう人材、ですか。昨日黒田先生も成績なんかよりパッションで決めたいとおっしゃってました。

2011-06-13 01:54:25
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

@water_gel 勿論法律できないより出来た方が良いです。しかし、法律が出来たら、それで良い訳ではないと、私は思います。文系のサービス業としての在り方、しかも事業者になる覚悟は、なかなか大変ですが、必要でしょうね。

2011-06-13 02:00:27
@water_gel

@ifujimoto 最近自分の軸がぶれてきてて、頭痛いんですよね・・・ビジネスロー行きたい。門戸は通常の何倍も狭い、目指してこそ意味があるといわれど、いわゆる街弁に魅力は感じれてない、タレントなどの労働関係弁護の仕事はしてみたい・・・etc 受かってから言えって話ですが笑

2011-06-13 02:03:31
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

@water_gel 企業法務をしていて言うのもナンですが、はっきり言って、私は、企業法務をしたいと言う若者をあまり信用してません。だって、企業ビジネスしたいなら企業で主役を張るのが本筋。また、弁護士になりたいと言うパッションが、何故弱者のためじゃなく企業になるのか不明。

2011-06-13 02:08:17
@water_gel

@ifujimoto おっしゃる通りです笑 企業法務志望の学生側?の視点だと、おそらく企業の法務部狙いで就活するのは非常にリスクが高い(法務部に回してもらえる可能性が低いし未定)し、っていうところじゃないのでしょうか。だから、まずは資格とっとかないと・・・が現在ではないでしょうか

2011-06-13 02:10:50
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

ようするにただミーハーなだけ、知的好奇心があるだけで、一生やる仕事として弁護士だ!という強い選択ができているのか、社会正義なるものを担う覚悟があるのか、なんとなく企業法務弁護士志願者には、強い弁護士でなければならないという意思があるのか、そのあたり、ふわふわしていて、およそ

2011-06-13 02:11:40
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

そんなふわふわした人を将来パートナーに迎えて共同事業者として共に日本を改革する同志にできるだろうか??と思ってしまうのです。

2011-06-13 02:12:54
@water_gel

@ifujimoto やはり、人は華やかなものにあこがれがちですし、法学部入った時はいわゆる街弁しか知らなかったけど、勉強、視野が広がるうちにビジネスローが視野に入ってくる。給料は破格etc・・・最近すごくそういう系よりも、食い物にされる事務所のモデルの保護とか興味ありますが。

2011-06-13 02:13:21
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

@water_gel 今日私が打ち合わせした某社の海外事業のトップは、かつて択一にも合格している法学部卒の優秀な人です。優秀なリーガルマインドの持ち主なら、法務部以外でも活躍できると思いますし、正直事業部の方が予算使い易いので、私なら企業行くなら法務部より事業部行きたいですがね。

2011-06-13 02:15:50
@water_gel

@ifujimoto 優秀な人は資格の有無にかかわらず優秀ですよね。あくまで基準ですし、資格なんて。特に人数が増えまくってる今では笑 いろいろ先輩の話などをうかがってると運ゲームなんですよね、就活が。勉強を評価してくれる企業は少ない、と聞いています。

2011-06-13 02:19:22
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

@water_gel んー、マトモな実務家のホンネに触れられるのが、法科大学院のメリットだと思うので、うまく接触して考えをまとめておいた方がよさそうですね。特に給料は学費等弁済の関係で興味あるかもしれませんが、これで決めると道を誤ると思います。

2011-06-13 02:19:39
@water_gel

@ifujimoto 私は別にお金の面はいいのです、サラリーマンの方以下であろうとどうであろうと、そこらへんのところは気にしてないのですが”仕事がないかもしれない、就職すらできない可能性があるどころか高い”という現状が怖いです。優秀な人は決まる、といえば簡単な話ですが、そうでもな

2011-06-13 02:21:38
@water_gel

@ifujimoto い気がしてならないんですよね。目指すからには将来その道でずっと食って行くつもりでやるわけですし。ステップアップキャリアアップっていうのはまず最初にそういう経験を積める場所にもぐりこめるかが肝要かなぁとも思うのですが、これは甘えた学生の考えでしょうか?

2011-06-13 02:22:54
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

@water_gel 経験を積める事務所に入るべきですね。しかし、例えばあのフレッシュフィールズの岡田和樹先生が労働者側の弁護士からスタートされていること、スクウェアサンダーズのサンフランシスコオフィスの下田範幸弁護士が群馬の町弁からスタートされてることも知るべきかな、と。

2011-06-13 02:37:05
@water_gel

@ifujimoto 保守になる気はさらさらないですよ。保守になるなら地元帰って弁護士するのが(割と少ないので)1番保守ですし(笑)お二方、名前は存じておりますが詳しくは存じあげないため明日調べてみます!いい経験積めるよう今を頑張ってみようと思います

2011-06-13 02:46:20
非非実在弁護士 にゃんまゆ @nyanmayu

「保守になるなら地元帰って弁護士するのが1番保守」とおっしゃる弁護士志望の方がいて、たまげたよ。そんな風にしかこの業界を認識できないまま弁護士になって就活して大丈夫なんだろか…。ま、価値観自体は人それぞれでいいけれど、色んな弁護士の話を聞いて視野を広げたほうがいいと思うなぁ。

2011-06-13 10:57:40
非非実在弁護士 にゃんまゆ @nyanmayu

まぁ、大手渉外での企業法務を志向されている方のようなので、業界の実情を把握する必要性を感じられてないのかもしれないね。よけーな一言だったかな。(ただ、あのtwを他の志望者も真に受けたりする可能性もあるよなー考えるとひと言いいたくなる性分^^;)。

2011-06-13 11:09:38
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

諸先輩の歩んだ道を今の若者が同じように歩むことはできないかもしれない。ただ、いまに通じる大事なことがあるとすれば、弁護士は事業者であり、チャレンジが必要だということ。単なる保守で人生設計してしまうと、決して勝ち残れない。チャレンジして勝ち残る人材だと伝わる人に就職難はないと思う。

2011-06-13 02:41:56
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

王道と脇道がある。弁護士ってある意味脇道。弁護士という脇道の中にも王道と脇道がある。王道行くのも良いがすごい競争は覚悟されたい。脇道は同業との競争はそれ程ではないが、自分との戦いか大変。いずれにせよ、司法試験よりは大変な戦い。では何故最初に脇道を選んだ?脇道じゃならない何がある?

2011-06-13 02:47:20
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

熱くなったからか、若干わかりにくいかもしれないので補足するけど、それだけ大変だけど、見合うだけ面白い仕事なんだよね。だから、私はもっと沢山の人とこの仕事を共有したいし、勧めたいし、クライアントにもっと我々日本の弁護士を使って貰えるように宣伝したいんだ。でも業界の保守が、

2011-06-13 03:09:34
藤本一郎 Fujimoto Ichiro @ifujimoto

やれ就職難だ、やれ合格者の質だといって、今までの世界を守ろう、参入障壁を上げようとされる。せっかくこんな面白い仕事なんだから、参入障壁を下げて、もっと身近に使って貰える努力をすべきだよね。そして、企業はグローバル化してるんだから、他国の事情も考慮しないとね。

2011-06-13 03:13:03
向原総合法律事務所 弁護士向原 @harrier0516osk

身近に使ってもらおう、というのはそのとおりですよね。ただ、それは、試験を簡単にするとか合格者増員だけで達成できるとも思えず、むしろ修習やLSが問題なのではと思います。@ifujimoto やれ就職難だ、やれ合格者の質だといって、今までの世界を守ろう、参入障壁を上げようとされる。

2011-06-13 08:33:02
高橋雄一郎 @kamatatylaw

藤本先生いいこと言うなあ,とRTしまくりでした。

2011-06-13 05:47:01
高橋雄一郎 @kamatatylaw

新人弁護士が企業法務をやりたい理由は,長年企業の法務部にいて弁護士と接してきたが自分ならもっとまともなサービスが提供できるとか,起業を経験し起業者がまさに必要としているサービスは自分しか提供できないから,というものでなくてはならないよね。

2011-06-13 05:54:56