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  • 3TF2011
    グランプリ『ウサギとカメ』:手法や語り口はクラシックだが、コメディーとサスペンスのバランスの良さと、ジャズ風の音楽に乗せたサスペンス描写の巧みさが際立っている。(続く)
  • 3TF2011
    芝居への演出も繊細で、中年夫婦の再生物語という一見地味な題材ながら(しかも8割が自宅のシーンにも関わらず)、全編緩慢になることなくポップに描き切っている手際には貫禄すら感じさせる。
  • 3TF2011
    準グランプリ『FOR YOU』:童貞気質の主人公による倒錯的な純愛劇はAV系シネアストの影響を多分に感じさせるが、単なるスタイルではない次世代作家としての覚悟に溢れていて頼もしい。(続く)
  • 3TF2011
    終始画面から迸る瑞々しい感性にも惚れ惚れするが、この主題を語り切るのに22分は短すぎたかもしれない。主人公の愛憎がじわじわとドライヴして行く過程が見られればもっと良かった。
  • 3TF2011
    特別賞『リストラX』:現代的なテーマをあえて自家現像の8mmフィルムで撮り、『小人の饗宴』のようなビザールファンタジーとして茶化してみせるが、その根底に湛えた映画への深い愛と苛立ちに痺れた。(続く)
  • 3TF2011
    美しきノスタルジア(=8mmフィルム)の中で無自覚に戯れる子供のような大人たち。この秀逸な現代論は、そのまま今の日本映画論としても機能している。本作のような「真摯な不真面目さ」が映画界には圧倒的に足りない。
  • 3TF2011
    特別賞『セバスチャン』:一体セバスチャンとは誰だったのか。スペイン?カメ?いくら考えたって答えは出ない。なぜなら僕らは意味などない世界を青春(=Party)することによって生き存えるだけなのだから。(続く)
  • 3TF2011
    そんな現代のロックミュージックの失意をセバスチャンは"無口”であることで雄弁に語る。これはロックンロール!と簡単には叫べない現代人のためのロック映画なのだ。
  • 3TF2011
    技術賞『Goodnight Bad Morning』:商業映画にも劣らない技術クオリティーの高さに、インディペンデント映画のウェルメイド化の極地を見る。(続く)
  • 3TF2011
    物語としては目新しいフックに欠けるが、芝居も丁寧に演出されており、構成やカット割りにもそつがない。ただ、やはりオリジナルの楽曲が出来上がって行く様や、彼女たちのライブシーンが見たかった。
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