美少女ゲームの遊び方や目的、その自明性と批評への接続
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ゲームの遊び方
「4.女の子と出会う もし、どこかの場所でお目当ての女の子に出会ったら、その子と親しくなれそうな行動を選択しましょう。 うまく会話に答えることで、彼女との仲が進展するかもしれません。」
2011-06-12 21:56:16「5.女の子と親しくなると… 女の子と親しくなるにつれ、徐々にその子とのストーリーが展開されます。 その内容はキャラクターごとに様々です。」
2011-06-12 21:57:25「 恋愛が思うように深まらなかったり、親しくなるのが遅かったりすると、ストーリーの途中なのに、ゲームの最終日を迎えてしまうこともありますから、頑張ってください。」 なるほど,ゲームの最終日を迎えると,ストーリーが終わるらしい.
2011-06-12 21:58:32「 そのストーリーがいつ始まるのか、それは分かりません。 なんでもない授業中かもしれませんし、夜の自宅に突然彼女が訪ねてくることで始まるかもしれません。 あなたは彼女と、どんなストーリーを体験するのでしょうか?」(To Heart マニュアルより)
2011-06-12 21:59:09何度も言うけど,青い鳥(ぱんだはうす,2001)のマニュアルが大好きです. 「ゲームの流れ 画面上に表示される2択選択肢を選択して話を進めてください. そのうち絶対クリアできます.」
2011-06-12 22:03:24ゲームの目的とその自明性
遊び方ではないけど、「まじこい」体験版のチュートリアルコーナーを始めると、フランクさんが「ゲームの目的は、女の子と仲良くなること」と最初に明言してくれる。これにははっとした。
2011-06-12 22:03:59「女の子と仲良くなること」を目的としない美少女ゲームもあるという現状認識と、そんな中で「まじこい」はそれを目的としていますよ、というスタンスの明示だと自分は読み取った。
2011-06-12 22:04:54そこをはっきりさせているから、プレイする方もぶれずにいられる。 「まじこい」には第二の目的というか副次的な目標として「青春を楽しむ」というのがあって、これは男の子も含めた仲間たちと仲良くすることを意味するのだと思う。
2011-06-12 22:09:04@highcampus 面白いですね.明示を要するかどうかは,いつの時代にどういう人が手に取るか,などの背景で変わってきますので.たとえばPC版のONEにはゲームの進め方が書いてないのですが,PSへの移植版には書いてあったりしました.
2011-06-12 22:07:47@yukimura_anzu なるほど、興味深い話ですね。確認したところ、前述の「まじこい」におけるゲームの目的は製品版チュートリアルでは説明されていませんでした(別のキャラクター達がチュートリアルを担当しています)。
2011-06-12 22:17:44直近でプレイした「女の子と仲良くなること」を目的としないゲームとしては、「装甲悪鬼村正」が挙げられる。「まじこい」よりは後の作品だけど
2011-06-12 22:26:05@highcampus 「村正」の目的は「武を極めること」かな、と思った。あとゲームの目的ノットイコール主人公の目的なので注意。
2011-06-12 22:28:19"みなとそふと第2弾は、ヒロイン全員武士娘。ドタバタの現代学園コメディ。ツンツン娘や、規則に厳しい娘、 心優しくも強い娘などが、生き生きと破天荒な毎日を送る。 ゲームの目的はそんな女の子達に囲まれながらも自分の好きな学園生活を楽しむ事。"
2011-06-12 22:21:02"期間は4月から11月まで。彼女達と恋仲になったり仲間と遊んだりして青春時代を思う存分堪能しよう。" 真剣で私に恋しなさい! 作品概要http://bit.ly/jAsNHq みなとそふとはこういう概要ページをしっかり作ってくれるのでありがたい
2011-06-12 22:21:55こちらには目的は書かれていない。 君が主で執事が俺で 作品概要http://bit.ly/mSdTvB セクションごとに常体と敬体が切り替わっていて違和感あるな
2011-06-12 22:35:58"「みなとそふと」のゲームは明るく楽しいものを目指し作成しています。分かりやすい企画を重視し、フルボイスによるキャラクター同士の賑やかな掛け合いやストーリーを楽しんで頂ければと思います。宜しくお願いします。"ご案内 http://bit.ly/m1KaVb
2011-06-12 22:33:05まとめ
- 「まじこい」のチュートリアルに触れるまでのhighcampusには、「『美少女ゲーム』なんだから女の子と仲良くなることを目的とするのは当たり前じゃん」という認識が刷り込まれていた。
- しかし、目的への言及を読むにつれ、実は「女の子と仲良くなること」は(現代の)美少女ゲームにおいて全く自明ではないのではないか、と思うようになった。
- (だから、ゲーム制作者の方々におかれては、美少女ゲームを発表する都度、そのゲームの目的をはっきりと記述してほしい。もちろん、ある程度はメーカー・ブランドカラーによって判断できるけれど。)
遊び方2
輝く季節(KID, 1999)のマニュアルより.「ゲーム内容 マルチシナリオ&マルチエンディングで綴られるノベル形式の恋愛アドベンチャーゲーム.プレイヤーは11/末から12/末迄の1ヶ月間を高校2年生の男の子として過ごします.」(つづく)
2011-06-12 22:10:33