• Hellbaby
    GMとして使うテクニックであまりピックアップされづらいのが、コミュニケーション、いわゆる会話のやりとりのテクニックなので、今日はその中から一種類をピックアップして呟いてみます。
  • Hellbaby
    プレイする面子というのは状況によって色々変わります。例えば、コンベンションとかに行って全く知らない面子と遊ぶ場合、もしくは他のプレイグループに誘われて一人で遊びに行く場合。あるいは自分のプレイグループの面子の中に普段遊ばない人を呼んで一緒に遊ぶ、等々ですね。
  • Hellbaby
    こう知らない面子と遊ぶ時というのはやっぱり緊張する。それは今でも変わらない。んで少しでも緊張を柔らげる為に、俺はJリーグになぞらえて普段遊ぶ面子のことを「ホーム」、別のプレイグループのことを「アウェイ」と言語化したりしてます。
  • Hellbaby
    んで今から書くのは自分たちのプレイグループ「ホーム」に、普段遊んでいない人「アウェイ」を呼んで、自分がGMで遊ぶ時にやるテクニック。
  • Hellbaby
    こういう時に一番緊張しているのは間違いなく「アウェイ」の人。当たり前だけど、喋る機会が少ない人と何時間も一緒に喋ってセッションするので、それは緊張する。そのプレイグループの中での会話の受け応えに関する蓄積が無いわけだし。
  • Hellbaby
    こういう時に自分がGMの場合どうするかというと、「アウェイ」の人の会話の機会を増やします。どうやって会話の機会を増やすかというと『セッションの決定権を譲る機会を増やす』のです。
  • Hellbaby
    とはいえ、セッションしている最中にいちいちアウェイの人に「どうする?どうする?」と聞いているとただのえこひいきみたいに見えます。これだと明らかにアウェイの人も引くしホームの面子も、「何、こいつ…」とか思うことは必死w
  • Hellbaby
    そこで、俺がしているのが『セッションの話とは直接関係しない事に関する決定権を譲る』ですね。具体的には休憩のタイミング、飲み物や食べ物をどうするか等、主にPCでは無く、PLの都合に関して決める部分です。
  • Hellbaby
    例を示しますと、休憩を入れたいタイミングで「お、そろそろ休憩にします?」と聞きます。ポイントはこの時にアウェイの人をしっかりと見ていうこと(尋ねる時にアウェイの人の名前を入れたりするとその人をひいきしている感じになるので、あくまで「見る」だけなのがポイント)。
  • Hellbaby
    こうするとアウェイの人は大体(自分に回答を求められている)と判断して返事をしてくれます。こうやって相手の発話の回数を増やして、「会話を行う事に関する敷居を下げていく」のです。
  • Hellbaby
    人間というのは数少ない言葉でも、その人の人となりというのが出てしまうものです。例えばセッションの休憩に関する返事でも「お願いします」と「OKですよ~」ではその人の印象は大分変ると思います。ここで重要なのは『発話させて敷居を下げると同時にホームの面子にアウェイの人はどう喋るのか』
  • Hellbaby
    ということも認識させることです。互いの情報が増える事で面子がどんな人か分かれば不安は少なくなり、会話の敷居は下がります。
  • Hellbaby
    ここで問題となるのが「もし、アウェイの人が返事しなくて、ホームの面子が返事した場合」。こう言う時は最初の一回の時に「で、○○さんはどうですか?」と聞く事です(二回以降はくどくなるのでやらないほうがいいかも)。最初の一回でアウェイの人に(あ、見て言う時はその人に答えを求めている)
  • Hellbaby
    という印象をつけること。これで二回目以降はスムーズに行えます。
  • Hellbaby
    後は、これをセッションで積み重ねて、面子同士の会話がスムーズになったな、と思ったらこの方式を止めていつも通りのセッション運営をすればいいです。
  • Hellbaby
    この方式で注意するのは、これを繰り返していると、アウェイの人が訪ねた時にでる反応が極端に「遅く」もしくは「早く」なることがあります。遅くなるのは大体「不安」からきているもので、「早い」のは警戒している場合が多いです。
  • Hellbaby
    警戒は(こいつなんでこんなにこっちにばかり聞いてくるんだ、嫌だな)と思っており、こちらの発話を潰して、(もうこっちに聞かなくていいよ)という否定に近いサインを出そうとします。その為に反応を早くして、こっちの質問自体を流して無かった事にしようという動きですね。
  • Hellbaby
    この場合、警戒をそのままにしておくとまたアウェイの人の敷居が上がりますので、こう言う時は「いや、こっちの面子と卓囲むの初めてですから、大丈夫かなと思って聞いたんですよ」と理由を話してしまいましょう。事情が判明すれば警戒を解いてくれますので。後はそのまま通常モードへ。
  • Hellbaby
    不安は、(こいつなんでこっちにばかり聞いてくるんだろう、分からない)と思っているのでこちらの質問に対して返事を迷います。それが発話の遅れとして出ます。こういう場合は次からの決定権を譲る質問を別のPLに投げかけて、(アウェイの人にだけ向けているんじゃないよ)と不安を解除して下さい。
  • Hellbaby
    自分がアウェイの人に向けてGMする場合は、大体こういうのを状況によって織り交ぜてセッションを行っていますね。
  • Hellbaby
    あと勘違いしないで欲しいのは、こういうのはあくまでセッション運営とコミュニケーションの小手先の技術でありますので、これでPLの精神状態や人間性を操作できるわけではありません。そう思うのは人間を舐めたり侮辱する行為です。あくまで「皆でセッションを楽しむ為のスキルの一環」です。
  • Hellbaby
    追記:ちなみにこういうテクニックは巧いGMの人は大抵、意識しつつ、もしくは無意識でも行っているものです。
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