「子どもたちを放射能から守るために ～今、私たちに出来ること　みんなで学び、行動しよう～」

ほしまさと@栃木県大田原市 @hoshimasato

「子どもたちを放射能から守るために 〜今、私たちにできること みんなで学び、行動しよう〜」スタート。講師は日本大学教授、非電化工房代表藤村康之氏です。#ootawara #tochigi

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県連協会長飯塚さん挨拶。「測定から学童が抜け落ちていたが、栃木の三分の一の学童は学校外にある。低学年の子が学童で過ごす時間は学校より長い。また、測定は校庭の真ん中だが、学童の子達が過ごす場所はむしろ校庭のすみのほう」#tochigi #gakudou

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藤村さんの話スタート。「新たな爆発の可能性あるとおもうか？私は可能性はあると思う。データが公開されないので勉強してきた人間にも推測するしかない。」#tochigi #gakudou

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藤村「セシウムは金属ですが、28度で液体に、685度で気体になる。水蒸気爆発が起こる確立を借りに1パーセントとしましょうか。風向きがこちらに向いている可能性が10パーセントとすると、千分の一くらいの確立で高濃度汚染地域になる可能性はある」#tochigi #gakudou

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藤村「そういった状況になった時にどう対応するべきなのか知っておく必要がある。現在すでに低濃度の汚染されている。100ミリシーベルトで安全だといっている専門家もいるが、他人事だとそう言えるんでしょう」#tochigi #gakudou

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藤村「100ミリシーベルトの被ばくは一万人中50人が癌で死ぬことになる。ここまでは異論がない。そこから先が違う。50人しか死なない、なのか、50人も死ぬ、なのか。子を持つ母親にとっては他人事ではないだろう」#tochigi #gakudou

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藤村「私は科学者になろうと思っていた。昔は科学者が倫理を持っていた。現在はハンドルを持たないでアクセルをふみこんでいるようなもの。原発が広がるということは、世界中がいつでも原爆を作れるということ」#tochigi #gakudou

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藤村「地震大国である日本には、他のどこに立ててもここには立ててはいけない、というくらいの場所。日本全体が、つまり私たちがこの事故を引き起こした。これから長く子どもたちに影響していくことになる」#tochigi #gakudou

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藤村「40年原発の反対運動をしたが、事故のあとはうちのめされてしまった。2日くらいたってから、自分にできることを考えた。本当に必要なものが必要な人に届かない、ということが起こるんじゃないかと思った。水や線量計を集めたりした」#tochigi #gakudou

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藤村「同時に、空間の放射線量と土を測り続けた。13、14、15、16あたりに大量の放射性物質がとんできた。水蒸気爆発がおこらないように祈っていた。しかし測定を続けいると、あらたな爆発が起こっていないにもかかわらず放射性物質がきていることわかった」#tochigi #gakudou

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藤村「あらたな爆発がおこらなければ大丈夫だと思っていたが、この国は何もやってくれない。私は反政府主義者ではない普通の市民だが、311以降反政府主義者です。国家が役割を果たすのはこういう時のはずなのに、東京電力任せ」#tochigi #gakudou

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藤村「原発の周りは放射性物質が積もっているのだから、埋め尽くすくらいのことはやらなくてはいけないはず。親がやらなくてはいけない。那須塩原や那須町の汚染量は、何もしないで子どもの安全を守るということは言えないが、幸いにも親が頑張れば守れる程度」#tochigi #gakudou

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藤村「那須を希望の砦にしようというプロジェクトを立ち上げた。那須、那須塩原の親を中心に賛同者が増えている。那須は原発はから95キロ。ここを砦にしてここから南への影響を防ごうというような意味もある。」#tochigi #gakudou

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藤村「今１３０人くらいのスタッフで食品や水や土を測っている。測っても意味が解らないので、皆で勉強会をしている。私は電気エネルギーや金に依存しなくても得られる豊かさがある、ということをつたえたくて、非電化工房というテーマパークを作ってきた」#tochigi #gakudou

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藤村「そんな私が原発から95キロの場所にいることは運命的なものを感じる。遠くで原発反対、逃げろ、と叫ぶ人は、対岸の火事に対して叫んでいるようで、いささか不快感も覚える。そんなことはわかっているが、逃げられるひとばかりではない。」#tochigi #gakudou

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藤村「放射能の被ばく履歴、被ばく症状がはっきりしているデータは五つの事故のデータで、40万人分。だれが分析しても同じようなデータになる。一万人に五人死ぬ、ということはほぼ異論はなく、どうとらえるかは、国が決めることではない。親が考えること。」#tochigi #gakudou

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藤村「たび重なる原発の実験などで2ミリシーベルトくらいの被ばくは受けてきている。その影響は311以前も受けていた。一万人に一人の死も許せないのが親心だが、現実的にはしょうがない。過去には戻れない。」#tochigi #gakudou

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藤村「幸いにもやることをやれば安全を守れるくらいの状況であるのだから、みなで子どもを守っていこうという立場。（栃木県の地図）赤い点が1マイクロシーベルト毎時の点。（栃木県の北東の那須町那須塩原から塩谷町あたりを抜けて日光あたりに赤い点が多い）」#tochigi #gakudou

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藤村「水蒸気爆発ででたものだけではなく、その後も飛んできている。放射能汚染は全国的に増えている。大阪でも0、2九州でも0、1という数値がでている。原発の周りを埋めてしまえばいいのに、なぜそれをしないのかがわからない」#tochigi #gakudou

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藤村「遠くで高い値がでているのは、プルームで運ばれているから。静岡のお茶などで高い値が出るのだから、宇都宮でないとはいえない。那須塩原は福島と同じくらいの数値がでているのに那須塩原市の人々はのんき。福島のお母さんたちは泣き叫んでいるのに」#tochigi #gakudou

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藤村「那須塩原で職員相手に講演したときに職員がニコニコしていて驚いた。おかれている状況がわかっていないんじゃないか。『もうお子さんいないの？でも若いひともいるなぁ。市民はみなさんを頼りにしているのだから、もっと勉強して欲しい』と言ってきた」#tochigi #gakudou

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藤村「那須塩原でもまだギリギリ守れる（会場から微妙な笑い）みなさんはもっと守れる。でも宇都宮といえど何もしなくて守れるほどではない。」#tochigi #gakudou

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藤村「気体になって上昇気流にのって広がる。一部は漂い、一部はそのまま地面に落ちる。雨が降る度に放射性物質が地面に浸透していく。今野菜の汚染度が下がっているのは、降り積もった物質が雨で流されたから。土壌の汚染度は上がっている。」#tochigi #gakudou

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藤村「土壌から水と一緒に放射性物質を吸い上げる。そうなると洗っても落ちない。第一段階からこういった第二段階にうつっている最中。那須、那須塩原は北海道を除くと牛乳生産量日本一。牧草を食べさせず配合飼料をたべさせていたのに牛乳から数字がでてしまった」#tochigi #gakudou

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藤村「海に降ったものは海底のコンブなとが吸収し、それを小魚が食い、生物凝縮がおこる。一万倍くらいまで濃縮された例も。でもこれから先に起こってくる。母乳を気にしている方もいると思うが、外部被ばくをしても母乳にはでないので今はまだ問題ない。」#tochigi #gakudou