文法の規範性について - 番外:クリプケンシュタインについて

http://togetter.com/li/14694 http://togetter.com/li/15025 内のエピソード。 ややオフトピ感が強くなったので、リストを分けました。
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縮限 @contractio

子どもと寝落ちしてたら、その間に議論が終わったことになってる???

2010-04-17 22:19:54
at_akada @at_akada

@contractio なってないですよ、たぶん。

2010-04-17 22:20:41
縮限 @contractio

「規範」という言葉で言いたいことのかなりの部分は「規則」で言うことが出来る。 しかし規約は「とりきめ」だけど、法則はそうじゃなかろう。──というファーストインプレッション。

2010-04-17 22:26:52
縮限 @contractio

あと論理実証主義的な規約主義の延長線上で無理矢理ウィトゲンシュタインを「改釈」したのが「根元的規約主義」なのではないかと思う。そういう読みがありうることまではわかるが、ふつうウィトゲンシュタイン研究者は、これがまともなウィトゲンシュタイン解釈だとは認めない筈。

2010-04-17 22:29:18
縮限 @contractio

と、妻と子が着替えている間に呟いたところで、家族全員で寝落ちしたので、これから外食してきますよ。

2010-04-17 22:30:25
at_akada @at_akada

@contractio その「まともなウィトゲンシュタイン解釈」のほうがよくわからないんです…。何回聞いてもクリプケンシュタインとウィトゲンシュタインのちがいもよくわからないし…。

2010-04-17 22:39:05
at_akada @at_akada

で、心理主義的説明を拒否するかわりに、どう説明するのかというと、「プリミティブです。説明するのがまちがってます」って言ってるように見える。#Lgrammar

2010-04-17 22:41:01
KOMIYA Tomone @frroots

@at_akada クリプケンシュタインは懐疑論、ヴィトゲンシュタインは懐疑論批判でしょう

2010-04-17 22:42:24
at_akada @at_akada

@shokou5 1は、friendsroots さんでは。本職のエスノメソドロジストはこのなかでは、@friendsroots さんだけなので。

2010-04-17 22:43:41
at_akada @at_akada

@friendsroots クリプケンシュタインは懐疑主義者を議論のなかに登場させているだけで、懐疑主義者に同意しているわけではないでしょう。

2010-04-17 22:46:28
KOMIYA Tomone @frroots

@at_akada クリプケンシュタインは「規則のパラドクスが成立する」と考えるんだから懐疑主義者に同意しているんじゃないの

2010-04-17 22:50:11
at_akada @at_akada

@friendsroots 規則のパラドクスは共同体による説明で解決するっていう立場なんじゃないかなーと思います。いや、クリプキもウィトゲンシュタインも不親切なので、どっちもそんなに自信はないですが。

2010-04-17 22:56:04
KOMIYA Tomone @frroots

@at_akada それはいわゆる懐疑論的的解決ですよね。ヴィトゲンシュタインは規則のパラドクス自体が成立しない、という考えでしょう。

2010-04-17 22:58:47
at_akada @at_akada

@friendsroots 「パラドクス自体が成立しない」と「パラドクスが解決した」のちがいもよくわからないんです(パラドクスを解決するっていうことは、パラドクスを構成している前提の1つを拒否することで、「パラドクスなんて無いんだよ」ということじゃないのかと)。

2010-04-17 23:01:42
at_akada @at_akada

@friendsroots この辺については、戸田山さんの論文あたり読み直したいと思ってますが、とりあえずわたしのなかではよくわからないことになってます。

2010-04-17 23:02:34
KOMIYA Tomone @frroots

@at_akada 懐疑論的解決「我々は共通の足し算の規則に従っているが故に同じ答えを出すのだとは言えない(規則に従うなどということは成立しない)。ただ結果が一致しているという事実があるだけだなのだ」。ヴィトゲンシュタイン「我々は共通の足し算の規則に従っている」

2010-04-17 23:12:40
at_akada @at_akada

@friendsroots クリプキそんなこと言ってますか? 前半のそれがクリプキの見解だという風には理解してないです。読み直さないと自信を持ってはいえないですが。

2010-04-17 23:22:27
KOMIYA Tomone @frroots

@at_akada 読み直して見て下さい。私も時間があれば読み直します。答えの正しさが「規則に従っている」ことによって与えられないので、その代わりに正当化条件を対偶に入れ替えて「共同体の一致」を持ち出していたんだと記憶してますが。

2010-04-17 23:30:28
KOMIYA Tomone @frroots

@at_akada ただ、私はそこでは「正しさ」という概念が空回りしていると考えています

2010-04-17 23:31:23
at_akada @at_akada

@friendsroots あー、たぶんわたしは「共同体の一致によって共通の規則が選ばれる」という風に読んでたと思います。したがってやっぱり規則は共通なんだと。

2010-04-17 23:39:00
KOMIYA Tomone @frroots

@at_akada 規則なんて成立しないっていう話をしたあとの「解決」なんだから、「共通の規則が選ばれる」のではないと思いますよ

2010-04-17 23:44:38
at_akada @at_akada

@friendsroots 読み直します。しかしとりあえず「われわれは算数をするとき共通の規則に従っていない」などという話なのであれば、それはわたしには受け入れがたいですね。

2010-04-17 23:48:38
KOMIYA Tomone @frroots

@at_akada 本ひっぱりだして見ました。黒崎訳188-189頁にてクリプキいわく。

2010-04-17 23:53:16
KOMIYA Tomone @frroots

「ウィトゲンシュタインの考えにおいては、我々がある生活の形式を共有している事についての、あるタイプの伝統的な――そして圧倒的に自然な――説明が、排除されている。」

2010-04-17 23:53:47
KOMIYA Tomone @frroots

「即ち我々はみな、アディションという概念を同じ仕方で把握しているがゆえに、「68+57」に対して「125」と答えるのである、とか、アディションという共通の概念を共有しているがゆえに特定の問題に対して共通の答えを提供するのである、とか言う説明を与えることは、出来ないのである」

2010-04-17 23:56:05