twitter文芸部【第二回twitter座談会】「死を扱うということ」
21:00になりました。twitter文芸部イベントを開催します。今回のテーマは【「死」を扱うということ】。小説において死を扱うことについていかが思われますか?各自、TLの空気など気にせず、自分の意見を自由に語ってください!#twibun
2011-07-16 21:02:04実は文学作品を作る際、「死」を書くことにはなんの抵抗もない人です。気にする人がいるという事実を知ってびっくりしたくらい。それくらい自分にとって死は身近で、当たり前みたいな存在なんだな、と気づいた。遠ざける理由が見当たらない。 #twibun
2011-07-16 21:06:10「死を扱うということ」というテーマの前には、「小説において」とか、とくにつかないですよね。小説以外でももちろんOKですよね。死を扱ってるのは作家だけじゃないし。 #twibun
2011-07-16 21:06:49そうですね。「死」を扱うことについて、という今回のテーマは小説に限りません。漫画でもアニメでも、絵画でも、小説でも……とにかく死を扱い得るものはすべてテーマの対象です。 #twibun
2011-07-16 21:09:29ひとことに「死」と言っても世間には様々な意味の「死」がある。肉体の死。精神の死。社会的な死。脳死。安楽死。孤独死。どんな場合の死においても、それぞれに様々な状況が背景にあって一様ではない。それぞれで避けられない結果として立ち現れるものとして描きたいと個人的には思う。#twibun
2011-07-16 21:08:53確かに死の背景には様々ありますよね。でも誰もが避けられない問題なのが「死」。できるだけ正面から向かい合って書いていきたいとは思いますね。 #twibun
2011-07-16 21:11:52「死」を書くことについて抵抗がある、っていう人の意見をぜひ聞いてみたいなあ。身近かどうかっていうのはありますよね。身近じゃないものを、扱うことはできない、というような。それは作家の態度としてはまっとうかもしれない。けど、「死」って実は誰にでも身近な問題だとも思う。 #twibun
2011-07-16 21:14:57小説でもなんでもそうだけど、「死」の描き方もいろいろだと思う。ただ自分は個人的に「美しく書かれすぎた死」は好きになれない。たとえば美しい闘病ドラマなどを見ていると腹が立ってくることがある。死の周辺には美しいものばかりがあるとは限らない。 #twibun
2011-07-16 21:15:36「死」が身近かどうか、っていうのはやっぱり経験なのだろうか?その場合、二人称、つまりかけがえのないあなたの死、というものの経験が関わってくるのかもしれない。一人称の死(自分の死)は経験しようがないですからねw #twibun
2011-07-16 21:18:20うんうん。吐血のシーンすら、なんかカッコいいんだよなあ。 RT @aya_kumo: 美しい闘病ドラマなどを見ていると腹が立ってくることがある。 #twibun
2011-07-16 21:19:21精神の死は、なかなか死として認識されないよなあ。 RT @cokoly: ひとことに「死」と言っても世間には様々な意味の「死」がある。肉体の死。精神の死。社会的な死。脳死。安楽死。孤独死。どんな場合の死においても、それぞれに様々な状況が背景にあって一様ではない。#twibun
2011-07-16 21:22:41不必要に飾り立てた美談の「死」には安っぽいヒューマニズムを感じてしまうけど、単純にウケたりするんだよなあ、これが…… #twibun
2011-07-16 21:23:56死を書くことへの抵抗という点で、こういう意見がある。「「死」は軽々しく描かれるべきものではない」「読み手の同情を誘うための道具としての「死」は描くべきではない」という意見である。今思い出したけど、これって美しすぎる死になるように思う(特に後者) #twibun
2011-07-16 21:25:34ミステリー小説の多くは、死を扱っているけど、死そのものを描いているわけじゃない。動機とその手順が問題。でもやっぱり話を盛り上げたいので、首を切ったり、湖の中に頭から突き刺したり、肺に穴を開けてじわじわ殺したりと、死を衝撃的に見せようと趣向を凝らす。読者は喜ぶ。 #twibun
2011-07-16 21:28:04やっぱり「死」には美しさを求めがちなんでしょうかねぇ……多くの人にとっては。 RT @cokoly 不必要に飾り立てた美談の「死」には安っぽいヒューマニズムを感じてしまうけど、単純にウケたりするんだよなあ、これが…… #twibun
2011-07-16 21:28:07そうか、ミステリーは死を描くけど、それを問題にしたいわけじゃない。なるほど。残酷な殺害方法などには美しさ、とも違った魅力があるのかもしれない。読者の需要があるからこそ書かれるわけだしな。 #twibun
2011-07-16 21:30:10あぁ、それから「死」をテーマにした小説を書くと、「重い」という意見を食らう。いや、確かに重いんだけど、大事な問題だと思うんだよなぁ……。 #twibun
2011-07-16 21:32:02バトルロワイヤルの映画を昔見たけど、「1」は面白く感じて、「2」は駄作だと思った。その違いは、「1」は人が死ぬ様子を淡白に描いていて、「2」はドラマチックに描いていたこと。「2」は、スローモーションがかかったり、撃たれた人が何分も時間使って最後の言葉を言ったり。 #twibun
2011-07-16 21:32:14事件ありきのジャンルですよね。 @ikoriheeeee ミステリー小説の多くは、死を扱っているけど、死そのものを描いているわけじゃない。動機とその手順が問題。でもやっぱり話を盛り上げたいので、首を切ったり、湖の中に頭から突き刺したり、肺に穴を開けてじわじわ殺したり#twibun
2011-07-16 21:32:55舞台やドラマなどの死の演出ってのは難しいですよね。あまりドラマチックにやりすぎるとかえって興ざめしたりもする。まぁ、舞台経験者の意見ですわ♪本当に死に関する役回りは大変です。 #twibun
2011-07-16 21:36:21死ぬことを演出して、綺麗に見せて描く文章は浅はかだと思う。いつ誰にとっても当たり前に訪れる死は汚くも綺麗でもないただ当たり前の事情だ。オイラは死について描くことはする。自分に身近な現象として。#twibun
2011-07-16 21:37:33